田代親世の韓流ダイアリー

「黄真伊(ファンジニ)」&「妻の愛人に会う」

 2月23日に「黄真伊(ファンジニ)」のチャン・グンソクのファン・ミーティングに参加しました。彼には「着信アリ Final」で来日した時にもインタビューしていたんですが、その時に比べると、すごくセクシーさが増していて、急成長ぶりに驚きました。そのときも、年齢の割りにすごくしっかり将来を見据えている真面目な青年だなと感じていました。なにせ、「周りからは、あなたはどんな人って言われますか?」とたずねたら、そばにいたマネージャーが「若年寄!」といったぐらいです(笑)。ご本人は「えーちがうよ!」と必死で否定していましたが、ようは、それくらい、若いのにすごく成熟した考えを持っている青年だということなんですね。まだまだこの2年以内にとんでもなく大化けする予感がしています。子役から活動しているせいか、写真撮影にもすごく慣れていて「ポーズをとってください」と言われる前に自分から自在にポーズをとる姿を見て、芸能人オーラをビシビシ感じたというか、「すごい、この人!」と思いました。最近いい仕事が続いているのでそれが自信になっているのか、とにかくピカピカに輝いていて、愛くるしさのある顔の感じや、細長い手足、立ち方のラインなど、チョ・インソンに似たものを感じました。歌も歌えるし、踊れるし、しゃべりもうまい。なんでもできる才能にあふれたエンターティナーです。今は、若い情熱に任せて、何でもやってみたいという意欲にあふれていて、前へ!前へ!という意気込みをすごく感じました。

 「黄真伊」の若様役とはまったく違うイメージなので、改めて演技がうまいんだなと思いました。このファンミのときは、超過密スケジュールの中を来日してのイベントだったため、個別取材ができず、合同取材だったのですが、それでも大注目の人だけあってマスコミが大勢詰め掛けていました。ちょっとしたミニ会見状態だったんですが、「ファンジニ」のことを聞かねばと、私は真っ先に手を上げ、「ファンジニ」に出演することになった時の心境を質問しました。

 すると、「キャスティングされたときは、ハ・ジウォンさんとの年の差があったり、僕自身に演技力を認められた作品が1つもなかったので、いろいろと批判や心配する声も多くありました。そんな中でむしろ、そうした見方を覆したいという熱意が生まれ、しっかり演じて多くの人にファンになってもらおう、という気持ちで臨みました」ということでした。加えて、「撮影半ばで20歳になり、実生活で初めて恋の苦しみを経験したときだったので、それも役作りに生かせたのではないかと思います」と自分からサラリと話していて、えっそうなの? と、彼自身の恋物語が気になってしまいました。ただ、会見では1人一問だったために、それ以上突っ込めなかったのが残念でしたが・・・。

 彼は実は相当の日本マニアで、中学時代から日本語の勉強をしているんですよ。どこに行っても死なない程度にはできるそうで、ファンミでもところどころで日本語を話し、その実力を披露していました。

 彼は顔は甘いのですが、声が低音ボイスでその意外性がまたいいんですね。個人的には映画「楽しい人生」でのちょっと反抗的な匂いのする青年役や「プラハの恋人」の時の彼が好きです。まだ若いので、今後、ドラマでちょっと孤独で危険な翳りを帯びたいい役をやって、大人の感じが出たら、私の中で急激にブレイクする予感がとてもします。


 3月6日には、開催中の韓国アートフィルム・ショーケースで上映される「妻の愛人に会う」のキム・テシク監督と主演のパク・クァンジョン氏にインタビューしました。パク・クァンジョンさんは、「ニューハート」「9回裏2アウト」「白い巨塔」「魔王」「ミスターQ」など、多くの人気ドラマに助演として出演しているので、スカパー視聴者にもおなじみですね。素顔は、劇団を主宰し演出も手がけるというインテリ俳優です。ドラマでは「ミスターQ」での悪い役など、情けなかったり、小ズルかったりという印象が強くて、最近になって、「いい役もやるんだなあ」という感じを持っていました。一度見たら忘れられない顔をしているので、得な人ですよね。実際は、ひょうひょうとしながらも、ウィットに富んだ、笑顔の優しい方でした。「妻の愛人に会う」はそんな彼の映画初主演作。自分の妻の浮気相手のタクシー運転手の車に乗り込んで、2人の男が遠くまで旅をするというロードムービーなのですが、妙な間合いがあって、音楽も独特な雰囲気で、とても面白く見ました。「大祚榮」など、こちらもスカパー視聴者にはおなじみのチョン・ボソクがもう1人の主人公、タクシー運転手を演じています。

パク・クァンジョン & キム・テシク監督 インタビュー

韓国アートフィルム・ショーケース2008
『俺たちの明日』4月4日(金)まで
『永遠の魂』4月5日(土)〜4月18日(金)
『妻の愛人に会う』4月19日(土)〜5月2日(金)
渋谷シアター・イメージフォーラムにて

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