イ・ビョンフン監督最新作「トンイ」が日本初放送。その魅力と見どころを大特集!

人気ドラマ「宮廷女官 チャングムの誓い」や「イ・サン」を手がけた時代劇の巨匠、イ・ビョンフン監督の最新作が早くも日本に登場。韓国では3月から放送が開始され、現在も同時間帯でトップを走る安定した人気を博しています。賤民の身分から王の側室となり、やがて後の国王・英祖の母となった淑嬪チェ氏=トンイの波乱に満ちた人生を描く大河ドラマの見どころや魅力を大特集します。

作品紹介

番組情報

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17世紀後半、王・粛宗の時代。司憲府大司憲が殺害されるという事件が発生。捜査にあたる捕盗庁従事官ソ・ヨンギは秘密組織・剣契の関与を疑う。剣契の首領であるトンイの父ヒョウォンは宮廷の実権を握ろうとするオ・テソクの策略で殺人の罪を着せられ捕らえられてしまう。ヒョウォンの部下であるチョンスは殺人を目撃してしまったトンイを妓生のソルヒに預ける。数年後、大人になったトンイは宮中の音楽を担当する掌楽院で楽器演奏者を手伝う奴婢となっていた。

登場人物

トンイ/ハン・ヒョジュ

トンイ/ハン・ヒョジュ

後の淑嬪チェ氏。賤民の出身で、幼い頃に父と兄を亡くし、天涯孤独の身に。奴婢として働くようになった掌楽院で持ち前の機知を発揮し、女官へと抜擢。やがて王の寵愛を受けるようになる。

粛宗/チ・ジニ

粛宗/チ・ジニ

朝鮮の第19代の王。卓越した指導力と博識によって王権の確立に成功する。王室行事の席で見初めたトンイを深く愛し、側室とする。

禧嬪チャン氏(チャン・ヒビン)/イ・ソヨン

禧嬪チャン氏(チャン・ヒビン)/イ・ソヨン

粛宗の寵愛を受けていたが王の母である大妃にうとまれ、一時、追放される。再び宮中に戻り王子を出産。禧嬪となる。

チャ・チョンス(ペ・スビン)

チャ・チョンス(ペ・スビン)

トンイと同じく賤民の出身。昼は捕盗庁で働き、夜は秘密組織・剣契の一員として官僚たちの悪事を暴く。幼い頃からトンイを見守る。

田代さんが語る作品の見どころ

イ・ビョンフン作品にはずれなし!

一番の見どころはなんといっても、イ・ビョンフン監督の作品であること。今までも歴史上の実在の人物を主人公にしながら、大きなフィクションやエンターテインメント性を取り入れ、見る者をぐいぐいと引きつけて離さないストーリー展開のドラマを作ってきた監督ですから、それだけでも見たくなります。「チャングム」では庶民出身の王様の主治医、「ホジュン 宮廷医官への道」では実在の名医、「商道ーサンドー」では一代で財をなした実在の商人、「イ・サン」では朝鮮時代後期の王様が主人公でしたが、今回は賤民から王の側室、そして、王の母となっていく女性の聡明な判断力と行動力が描かれていきます。イ・ビョンフン監督は今までも韓国の伝統を作品にとりこんできたことで知られています。「チャングム」では宮廷料理や医術、「ホジュン」では東洋医学、「薯童謡 ソドンヨ」では科学、「イ・サン」では美術でしたが、今回は掌楽院という、宮中の音楽を担当する場所が出てきます。

多くのドラマで取り上げられてきた粛宗の時代

粛宗という王が生きた時代を舞台にすると必ず登場するのが"朝鮮三大妖女"の1人として名高い禧嬪チャン氏(チャン・ヒビン)ですね。これまでのドラマでは彼女と慈愛に満ちた王妃・仁顕王妃との軋轢などが主に描かれてきました。もちろん、今回も彼女たちは登場しますが、今まであまり大きく取り上げられてこなかったトンイに目をつけているのがおもしろいですね。トンイと禧嬪チャン氏は最初の頃はお互いに助け合ったりしているのですが、王をめぐってだんだんライバル関係になっていきます。ドラマ「チャン・ヒビン」を見たことのある人であれば、同じ時代を別の角度から見ることができるのではないでしょうか。実は「チェオクの剣」も同じ王の時代が舞台なんですよ。また、「イ・サン」を楽しく見た人にとっては、イ・サンの曾祖母の話として楽しめますね。トンイは「イ・サン」でイ・スンジェが演じた英祖の母にあたります。

魅力的な主人公たち

ヒロインであるトンイを演じるハン・ヒョジュは明るくはつらつとして、かわいくて、「華麗なる遺産」で見せた魅力を今回も感じさせてくれます。父親の濡れ衣を晴らしたいという思いで宮中に入り、次から次へと災難に襲われます。彼女が目を見開いたびっくりした表情で終わるエピソードが多いので「この先どうなっていくのだろう?」と気になります。40代後半まで演じるということで、今後、どう変わっていくのかが楽しみです。チ・ジニ演じる粛宗は朝鮮の歴史上"最も厳格な王"と呼ばれた人らしいですが、前半では宮中を抜け出して庶民の暮らしを見てまわるなど、頼りなくて人間味のある感じも出しています。イ・ソヨン演じる禧嬪チャン氏は従来の毒々しいイメージではない感じでスタートしますが、後半にいくにしたがってどう変化していくのかが見どころとなります。ペ・スビン演じるチャ・チョンスは幼い頃からトンイを見守っている守護天使のような存在です。

脇役にも注目

イ・ビョンフン作品らしく、今回も脇役に一癖あるおもしろい人たちがたくさん出演しています。掌楽院の直長として「チャングム」「イ・サン」でもおなじみのイ・ヒド、楽工として「明日に向かってハイキック!」のイ・グァンス、トンイが後に入ることになる監察部の女官役ではコメディアンのカン・ユミも出ています。

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