約4年ぶりの韓国でのドラマ出演。テオ役はオーディションで勝ち取ったそうですね。

オーディションでは、「とにかく自分ができることをやろう」という気持ちで、ベストを尽くしました。まさか自分に決まると思っていなかったので嬉しかったです。「合格!」と言われたとたん、あまりに感動して、監督の前で泣いちゃいました。

久々の現場はいかがでしたか?

正直、ドラマの撮影現場の感覚を忘れてしまっていて、慣れるのに少し時間がかかりました。でも、イ・ミンホさん(ホ・ジュンジェ役)やイ・ヒジュンさん(チョ・ナムドゥ役)、チョン・ジヒョンさん(シムチョン役)に引っ張っていただき、納得いく演技ができました。

台本はスムーズに覚えられましたか?

無口な役だったので、覚えるのはそんなに難しくなかったですね(笑)

どんな魅力のあるキャラクターでしょうか?

「韓国はネット環境が一番いいから、韓国に住め」というジュンジェの言葉を間に受けて韓国に住むことになった天才ハッカー。普段は無口でぶっきらぼうですが、見えないところで人に優しくできる人。要はツンデレです。

無口ということは、顔の表情だけでテオの感情を表現しないといけないと思うのですが、演技は難しくありませんでしたか?

ドラマの序盤は目だけで状況や感情を表現しなくてはいけない部分も多くて難しかったです。後半は、テオが少し自分の感情を表に出すようになるので、そこまで難しくありませんでした。序盤と後半の演技の違いを感じてほしいですね。

CROSS GENEのメンバーに台本読みの練習を手伝ってもらったりもしましたか?

ええ!? ないです、ないです(笑)でも、ヨンソクはドラマを一緒に観たりしました。アドバイスや感想というのは特になくて、二人で並んでチキンを食べながら、映画館で映画を観るように黙って見ていました。

中盤からは、意外な人物とのロマンスも展開されます。

彼女に呼ばれると、文句を言いながらも行く感じがすごく微笑ましくて、可愛いと思いました。

撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

よかったですよ。特にミンホさんとヒジュンさんには、本当の兄弟のように接していただきました。撮影が始まった当初、僕はとても緊張していたんです。そうしたらそれに気づいた二人がハグをしてくれて。それから毎日、現場に入るとハグをしてくれました。そのおかげでずいぶん緊張がほぐれましたね。

シムチョン役のチョン・ジヒョンさんはどんな方でしたか?

初対面では、あまりにキラキラしていて目も合わせられませんでした。でも撮影が終わるといつも「お疲れ様」と笑顔で挨拶をしてくださり、「スターは違うな」と思いました。ジヒョンさんは綺麗なだけではなくて、演技力でも認められている方なので、僕の出番じゃない時もジヒョンさんの演技を間近で見ようと現場に残ってモニタリングをしました。不思議なのは、ジヒョンさんの演技を10分見るだけで、自分の演技が変わるんです。やっぱり20年もトップで走り続けている人は違いますね。

チョン・ジヒョンさんのはじけた演技が話題となりました。炊飯器と会話するシーンなど実際にそばで見ていて笑っちゃいませんでしたか?

“仕事場”で笑っちゃだめでしょ(笑)それに、現場ではいつも緊張していたし、「ジヒョン先輩はどう演技するのか」を真剣に考えながら見ていたので、笑う余裕もありませんでした。

シムチョンは、ちょっと不思議な女の子(人魚)です。チョンのような女の子をどう思いますか?

CGなのかと思うくらい綺麗だし、純粋でまっすぐなところも魅力的。でも、自分の前に現れたら、少し怖いかも。だって、行動が突拍子なさすぎですもん(笑)

ジュンジェも、チョンを見て「なんだ、こいつ?」っていぶかしがりますよね。

そうですね。でも、チョンが真っ直ぐな気持ちでアタックし続けているうちに、いつの間にかジュンジェの心はチョンでいっぱいになっちゃうんです。そんな“離れられない”二人の姿は素敵だと思いました。まるで、僕とファンたちとの関係みたい(と言って、ちょっと照れる)

また、ドラマに出る予定はありますか?

今、次回作の話をしている最中です。悪役をやってみたいです。周りの人が「シンはブラックな人間だから、悪役もうまくできると思うよ」って言うんです(笑)僕もうまく演じる自信があります。

視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

テオ役を演じたシンです。これまでも『ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~』『僕らのイケメン青果店』など、僕の出演作を日本の皆さんにも愛していただいていましたが、久々にドラマを通じてみなさんにお会いできてとても嬉しいです。最終回までノンストップで、どんどん面白くなっていく作品なので、ぜひ楽しんでみてください。

写真に写っている白パーカーは、実はシンさんの私服。衣装ももちろん準備してもらっていましたが、あまりに私服姿が素敵だったので、ダメもとで「私服でも撮らせてください!」と直談判。すると、「いいですよ!」とシンさん自ら快諾してくださり、撮影が実現しました。すでに取材時間をオーバーしているのにもかかわらず、嫌な顔ひとつもせず、撮影に応じてくださったシンさん。その心意気に胸キュンを超えて感動しました。
ちなみに、このパーカー、『青い海の伝説』内でも着ているということなので、ぜひチェックしてみてくださいね。