セレクト5presents 俺の5チャンネル

第65回 やべきょうすけ(職業:俳優/年齢:43歳/家族構成:非公開/スカパー!歴:6年)

今では、スカパー!をつけっぱなしにしています 

俳優として数多くの映画、ドラマに出演しているやべきょうすけさん。“BSスカパー!”の「BAZOOKA!!!」ではMCを務めるなど、スカパー!とは何かと縁のある彼は、プライベートでもスカパー!とは切っても切れない関係にあるようだ。

――スカパー!に加入されたのはいつごろですか?

やべきょうすけ「6年くらい前ですね。僕は音楽がないと生きていけないような人間でして、音楽チャンネルが見たくて加入したんです。そこが出発点で、他にもいろいろなチャンネルがあるんで、見ているうちにどんどんハマッていって。海外ドラマ、映画、スポーツ…特にプロレスや格闘技が好きで、よく見ています。現在の試合も見ていますけど、“テレ朝チャンネル2”だと『ワールドプロレスリング クラシックス』で、昔の試合が見られるでしょう? あれもいいですね。今では、スカパー!をつけっぱなしにしています。ここ3年くらいはちゃんとベッドで寝ていないんですよ、ソファーで横になりながら、寝落ちするまでスカパー!を見ているので(笑)。それができるように、寝ても身体が痛くならないような、しっかりしたソファーを買いましたから(笑)。そんな生活なので、今はなかなか地上波を見ている時間がないんです。地上波は、役者仲間が出ているドラマや好きなバラエティーは見たいんで、それは録画しておいて、時間を見つけてなんとか見ていますけど」。

――やべさんは“BSスカパー!”の「BAZOOKA!!!」にも出演されていますが、出演する側として地上波との違いは感じますか?

やべきょうすけ「たまに地上波のバラエティーにも呼んでもらいますが、地上波だと緊張するんです。自分のできる限りのことをしようとは思うんですけど、司会の方がどんなふうに話を振ってくれるのかわからなかったりもして、なかなか難しい。でも、スカパー!の番組は、なぜか緊張しないんですよ。自分も一緒になって作っている感じがするからかな。映画の現場に近いのかもしれないですね。映画だと僕ら役者は“俳優部”って呼ばれて、“照明部”“演出部”など、たくさんある部署の1つみたいな感じですから。現場で一番の責任者が監督で、監督のOKに向かって全員が走っていく。『BAZOOKA!!!』も、そういった感じでみんなで作っている感じがしますね。それから、最近はスカパー!でオリジナルのドラマも制作していますよね。僕も何度か出演させていただきましたけど、面白いものを作ろうという意識の高さを感じますし、決められた手法ではなく、何か新しいことができるんじゃないかという雰囲気があって、現場もすごく楽しいんです。役者仲間の間では、興味を持っている人が多いんですよ」。



スカパー!は過去の作品も今の作品も楽しめて、時代を行き来できる

――それではさっそく5チャンネルを選んでいただけますか?

やべきょうすけ「まずは“スペースシャワーTV”。音楽チャンネルが見たくて加入したと言いましたけど、実はこのチャンネルの『モンスターロック』がきっかけなんです。これが見たくて。好きすぎて、今では年に何度か出演させていただいています(笑)。“スペースシャワーTV”は、メジャーなアーティストだけじゃなくて、マイナーというか、『地方でこんなバンドが盛り上がっている』みたいなことを紹介しているのもいいと思うし、あとはフェスが見られるのもうれしい。10-FEETが主催している『京都大作戦』を放送したときに、副音声的にメンバーがコメントを入れていて、メイキングとライブが楽しめるようになっていたんですよ。丁寧に番組を作っているんだなと思いました。それから、ミュージックビデオが見られる番組も好きだなあ。あのバンドが20周年!とかってなると、過去のものから一挙に放送してくれたり。『カラオケRANKING』は、今カラオケで歌われている曲の傾向がわかるだけじゃなくて、ちゃんと歌詞も入っていて、そうやって細かい配慮があって素晴らしいと思います。あと、アーティストが出演する番組も好きなんだよなあ。『この人、こんなに面白い人なんだ!』とか、驚きがありますよ」。

――加入のきっかけとなったチャンネルがまずは選ばれました。2つめどうしましょうか?

「海外ドラマのチャンネルにしたいですね。スカパー!は字幕版と吹き替え版の両方が見られていいですよね。それにリピート放送があるのもいい。たまに見逃してしまうこともあるので、すごくうれしいです。あと、ほとんどの作品が20数話という長いスパンで作られているし、“FOX”の『24-TWENTY FOUR-』シリーズをはじめとして、スケールが大きく予算のかけ方もすごいから、見応えがあるものが多い。それでいて、ツッコミどころも結構あったりして(笑)。最初はストーリーを追っているからわからなかったりするんですけど、2度3度と見ると発見するんですよ。例えば『24-TWENTY FOUR-』では、主人公のジャック・バウアーが潜入捜査中に娘から携帯電話に電話がかかってきて、しかも出ちゃうんだよ。『すまない! いま取り込んでいる!』なんて娘に謝っているうちに、敵に見つかっちゃうんだ。『そりゃそうだろう!』って思います(笑)。それから最近はスピンオフの作品が多くて、それがすごくいい。原作モノのドラマって日本でも多いですけど、そのまま映像化しても、原作ファンが多くいて、それぞれが深い思い入れがあってストーリーも熟知しているから、“この後どうなるんだろう!?”という興味を持ちづらいのかもしれない。そうすると揚げ足を取りたくなっちゃうんですよ(笑)。だから“原作と違うじゃん!”なんて言われちゃう。僕が出演した映画『クローズZERO』では、漫画のストーリーのプロローグを描いたんです。それで『~ZERO』というタイトルになったんです。だから映画を見てから漫画を読めば、ストーリーがつながるんですよ。また漫画の方でも映画のオリジナルのキャラクターを登場させてくれたりと、すごく良い関係を築いているんです。“AXN海外ドラマ”で放送している、バットマンが誕生する前のゴッサム・シティの物語を描いた『GOTHAM/ゴッサム』、映画『羊たちの沈黙』のハンニバル・レクター博士の過去を描いた『HANNIBAL/ハンニバル』も同様で、すごく興味深いドラマになっていると思います。というわけで、今、話に出た“FOX”と“AXN”を入れましょう。“スペースシャワーTV”と並んで、この2つのチャンネルも見ていることが多いですしね」。

――さあ、あと2つです。

やべきょうすけ「“アニマックス”ですね。『機動戦士ガンダム』シリーズが好きなんです。『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』はシャアの小さいころを描いた作品で、いうなればこれもスピンオフですよね。で、興味はありつつ見逃がしていたら、“アニマックス”で放送があったんですよ。このチャンネルで見てハマッたアニメも多くて、『キングダム』や『ハイキュー!!』は、アニメを見て面白かったんで、原作の漫画も買いました(笑)。こんなふうに面白いと聞いていたけど、漫画は読みそびれていた作品を、アニメで見ることで知って、改めて漫画を読んでみるってことはすごく多いです。“アニマックス”のおかげで、漫画もたくさん読みましたね(笑)。そして、最後は悩むところですが、“日本映画専門チャンネル”にします。DVDになるのとどちらが早いかというくらい、最新の映画を放送していますよね。もちろん、過去の名作やソフト化されていない作品も放送していて、ほんと、映画が満喫できるチャンネルだと思います。さらに映画だけじゃなくてドラマも放送していて、『傷だらけの天使』や『探偵物語』なんかは、このチャンネルで見直しました。僕は今43歳ですけど、昔見たけどうろ覚えの作品が改めて見られるのはうれしいですね。自分が子どものころのドラマを見ていると、タバコを吸う場面が多くて、しかも電車の中でも吸っていたりして、時代の流れを感じます。『傷だらけの天使』は、犯人は捕まるんだけど誘拐された子どもが最後に亡くなってしまう話があって。主人公の2人はそこで“自分たちは結局何もできなかった”と思い悩む…。こんな救いのない話、今だったらまず作れないと思います。当時のドラマはすごく映画っぽかった。僕は今のテレビが面白くなくなったとは全然思わないんですけど、当時は“表現できることはすべてやる”というような気概があったんでしょうね。ともかく、そういうものが見られちゃうっていうのはすごいです。スカパー!は過去の作品も、今の作品も放送していて、“時代を行き来できる”楽しみがありますよね。また、作られてから何十年も経っているのに、今でもスカパー!を通じて多くの人に出演した作品を見てもらえるなんて、役者冥利に尽きますよ。それにデジタルリマスターとか、しっかりと作品を残していく努力もなされている。そんなふうに自分の出演作も、自分が死んだあとも残していってもらえればうれしいですね」。

――無事に5チャンネルが決まりました。やべさんは、思う存分スカパー!を楽しんでいるようですね。お話からはスカパー!への熱い思いが伝わってきました! 今日はどうもありがとうございました!

※記載内容は2017年3月現在のもので、変更になる場合がございます。

取材・構成/竹内伸一 撮影/蓮尾美智子

profile

'73・11・12生まれ。
大阪府出身。蠍座。A型。'96年に北野武監督の「キッズ・リターン」で映画デビュー。'07年には映画「クローズZERO」に出演し、第17回日本映画批評家大賞助演男優賞を獲得。'11年のドラマ「QP」(日本テレビ系)では、第4話で演出も担当した。現在は「BAZOOKA!!!」(BSスカパー!)に出演するなど幅広く活躍中。

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