セレクト5presents 俺の5チャンネル

第86回 金澤克彦(職業:フリーライター、プロレス解説者/年齢:56歳/家族構成:2人家族/スカパー!歴:加入検討中)

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50代に入って仕事も落ち着き、再びテレビへの興味がわいてきました

プロレス雑誌の編集者として活躍し、現在はフリーライターとして健筆をふるう金澤克彦さん。新日本プロレスの中継番組「ワールドプロレスリング」の解説者としてもプロレスファンにはおなじみの存在だ。スカパー!のプロレス番組にも度々登場する彼だが、実はスカパー!には未加入とのこと。この機会に加入してもらうべく、5チャンネルを選んでもらった。

――現在はスカパー!に加入されていないそうですね。

金澤克彦「そうなんです。'00年くらいから、スカパー!のプロレス中継で解説をさせてもらっていて、スカパー!は見るものではなく、出るものという感覚がありまして(笑)。いや、実は40代の頃は、仕事が本当に忙しくて、正直、テレビを見ている時間がなかったんです。当時はニュース番組と、読売ジャイアンツのファンなのでプロ野球…といっても、これもスポーツニュースですね。それくらいしか見ていませんでした。50代に入って仕事も落ち着いてきて、ようやくテレビを見る時間ができてきました。今は、再びテレビへの興味がわいてきたところですね」。

――どんなテレビ番組がお好きですか?

「もともと映画や海外ドラマが好きなんです。海外ドラマは危険ですよ。ハマると、『このままだとダメ人間になってしまう』なんて思いながら何シーズンの何十話もずっと見てしまう(笑)。日本のドラマも見ますよ。僕の場合、面白いという評判を聞いてから見るので、ちょっと遅れてるんですけど(笑)。例えば連続テレビ小説『あまちゃん』は、2年遅れくらいで見て、『じぇじぇじぇ』って言ってました(笑)。みんなに『えっ、なぜ今!?』って言われて、まさに時代遅れの男ですね。でも、みんながそういう反応をするということは、やっぱりみんなが見ていたということなんですよね。あと見るたびに思うんですけど、日本人の心は『あまちゃん』、そして映画『男はつらいよ』シリーズにすべて描かれていると思うんです。もう、寅さんは不滅ですね。これまで何度見たか分かりません。主人公の寅さんこと車寅次郎は、言ってみれば“おバカ”なんですけど、でも、すごくダンディー。思いをよせる女性に対しても、引き際がカッコいいし、実は誰もが、彼の生き方に憧れを持っているんじゃないでしょうか。本当に、日本人の心の故郷だと思います。海外では莫大な製作費をかけてスケールの大きな作品が作られるのに対して、日本は『男はつらいよ』のように、人情や人の心の機微を丁寧に描く作品が素晴らしい。それは日本人にしか作れないものだと思います」。

――スカパー!ではプロレスの中継も多いですが、ご自身が解説をするときに心がけていることはありますか?

金澤克彦「今は、地上波では録画中継がほとんどですが、スカパー!だと生中継が多いので、緊張感がありますよね。その緊張感がすごく心地良いんです。生中継だと編集されないのもいいですね。たまには間違えてしまうこともあるんですけど、それでも自分の言葉は消してほしくないんですよ。プロレスには仕事で30年以上携わっていますし、物心ついた頃からプロレスを見ていますので、それを含めれば50年くらい見ていることになる。だから、正直、飽きたなと思うときもあるんです。誰だって自分の仕事にマンネリ感を抱くことってありますよね。でも、いざプロレス会場に行くと、ここが自分の居場所なんだと感じます。特に最近は、放送席で解説をしているときが、自分が一番生き生きしていると思いますね。かつては放送される試合が決まっていたので、3~4試合を解説すればよかったんですけど、今は、CS放送などでは全試合放送されるので、多いときには10試合、4~5時間にわたって解説することもあるんです。もう、終わったあとに飲むビールのおいしいことといったらないですよ(笑)」。

――ちなみに2018年は、どんなポイントに注目するとプロレスがより楽しめるでしょうか?

「いま、海外で修業していた若いレスラーが次々と帰国していて、世代交代がどんどん進んでいるんです。誰が次のスターになるのか、思いもよらないところから現れるかもしれないですし、そこは注目してほしいですね。特に女性ファンは、若くてカッコいいスターを求めていると思いますので、その座を誰が勝ち取るのか注目です。新日本プロレスだけでなく、他の団体にも新しいスターが出てきてほしいですね。一方、新日本を支えている棚橋弘至選手は40代で、これまで若いと言われてきたオカダ・カズチカ選手も30代になりました。彼らはこれからが円熟期。どんなスポーツも選手寿命が延びてきていると言われますが、プロレスは特に選手寿命が長い。鈴木みのる選手などは50代目前でもスタミナ、スピードともに20代の選手と遜色がありません。そんな中で、彼らのようなキャリアのあるレスラーが、今年どんな生き様を見せてくれるのかも気になりますね」。



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テレビ朝日のドラマが大好きな妻のためにも“テレ朝チャンネル2”を!

――それでは5チャンネルを選んでいただけますか?

金澤克彦「映画と海外ドラマのチャンネルは必ず入れたいんですが、いろいろなチャンネルがあるんですね。迷いますが“ムービープラス”がいいかな。往年の名作から新作まで、いろいろな作品を放送しているので。海外ドラマも悩みますね。“FOX”では『24:レガシー』や『プリズン・ブレイク』シリーズの放送があるんですね。『オーメン』『エクソシスト』など、ホラー系も充実していて、このチャンネルはいいですね。2つ目に決まりです」。

――海外ドラマがかなりお好きのようですが、どんなところに魅力を感じるのでしょうか?

「海外ドラマにハマったきっかけは『LOST』で、それから『プリズン・ブレイク』を見て、次に『24-TWENTY FOUR-』と、色んな作品を見てきましたが、海外ドラマは、まず単純にビジュアルがカッコいいんですよね。オシャレな雰囲気を感じます。例えば中年男性がどしゃぶりの雨に打たれるといったような、日本人ではあまりさまにならないような場面も、海外ドラマだとさまになっていたりする。あと、言葉がダイレクトにわからないというところも大きいと思うんです。当たり前ですが日本のドラマだと、セリフや状況をすぐに理解できるので、たまにわかり過ぎて興味をそがれることがある。それに対して海外ドラマでは、聞いた言葉を一旦咀嚼して理解するというワンクッション、いわば知的作業が必要となる点にも魅力を感じますね。もちろん、莫大な制作費に裏打ちされたスケールの大きさにも心ひかれます」。

――なるほど。さて、3つ目のチャンネルはどうしましょうか?

「プロレス関連のチャンネルにしましょう。“日テレジータス”では、全日本プロレスのアーカイブが見られるんですね。僕は'86年にプロレスマスコミの仕事を始めたんですが、その頃は、全日本プロレス、特に天龍源一郎選手に魅了されていました。天龍さんとジャンボ鶴田選手がバチバチにやっている試合を改めて見たいですね。大好きな読売ジャイアンツの主催試合もすべて見られるし、このチャンネルも決まりです」。

――ちなみに現在の全日本プロレスは、“GAORA”で放送があります。

「(ガイド誌を見ながら)DRAGON GATEやWRESTLE-1、OZアカデミーの放送もあるんですね。いいじゃないですか! 取材に行くのは、解説をしている新日本プロレスが中心になってしまうので、“GAORA”に加入すれば、他の団体の試合がテレビで見られるわけですね。“GAORA”も決まりです。それから、解説をしている『ワールドプロレスリング』の完全版や生中継がある“テレ朝チャンネル2”を忘れてはいけませんね。それに、妻が毎日のように『科捜研の女』や『相棒』を見るなど“テレビ朝日”のドラマが大好きなんです。“テレ朝チャンネル2”でもドラマの放送があるようなので、妻のためにもこれは入れておかないと!」。

――ついついハマってしまうという海外ドラマや映画が楽しめるチャンネルと、お仕事でもあるプロレス関連のチャンネルで5チャンネルが決まりました。最後に、雑誌編集者、テレビの解説者としてプロレスに長く携わっている金澤さんにとって、プロレスの魅力とはなんでしょうか?

金澤克彦「解説として話をするときも、原稿を書くときも、僕はプロレスを語ったり書いたりしているわけではないんです。戦うプロレスラーがこの試合にかける思いや、対戦相手に対してどんな感情を持っているのかというように、プロレスラーについて話し、プロレスラーについて書いているんです。試合を見ていると、その選手の強さや弱さ、優しさやえげつなさなど、さまざまなものが見えてくる。プロレスラーの人生が見えてくるんですよ。それがプロレスの最大の魅力ではないでしょうか。また、ずっと見ていると、そのレスラーが強く大きくなっていく過程を追いかけていける。応援しながらも一緒に走っている、成長している、そんな感覚になれるのも、プロレスならではだと思いますね」。

――なるほど。今日は興味深いお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。ぜひ、スカパー!に加入して楽しいスカパー!ライフをお過ごしください!

※記載内容は2018年1月現在のもので、変更になる場合がございます。

取材・構成/竹内伸一

profile

'61・12・13生まれ。
北海道出身。射手座。O型。プロレス専門誌「週刊ファイト」の編集者としてキャリアをスタートさせ、'89年に「週刊ゴング」へ移籍。'99年からは編集長を務めた。'05年の退社後はフリーとしてさまざまな媒体へ寄稿。また、「ワールドプロレスリング」(テレビ朝日系)やスカパー!などの数々のプロレス中継で解説を務める。
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