セレクト5presents 俺の5チャンネル

第55回 森永卓郎(職業:経済アナリスト/年齢:59歳/家族構成:妻/スカパー!歴:10年)

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「メーデー!:航空機事故の真相と真実」シリーズばかり見ています

経済アナリストとしてテレビ、ラジオをはじめさまざまなメディアで活躍している森永卓郎さん。アニメ、野球、そしてドラえもんやミニカーのコレクションなど、多彩な趣味を持つことでも知られる彼のスカパー!ライフとは?

――スカパー!ではどんな番組をご覧になっていますか?

森永卓郎「僕は見ているチャンネルや番組がすごく偏っていて、ほとんど“ナショナル ジオグラフィック”を見ています。特に、世界の航空機事故の原因を検証していく『メーデー!:航空機事故の真相と真実』シリーズが大好きなんです。これまで14シリーズ放送されていますが、各シリーズ10エピソードずつくらいあって、1つのエピソードを10回以上見ています(笑)。だから合計1000回くらいは見ていることになりますね。この番組のおかげで、飛行機に乗るのが怖くなくなりなした。事故に対するシミュレーションがしっかりできていますから。また、これだけ見ているので、たぶん私は飛行機を操縦できると思います(笑)」。

――特に印象に残っているエピソードはありますか?

「印象的だったのは“日本航空123便墜落事故”を取り上げた『御巣鷹の尾根』(『シーズン3』で放送)かな。事故調査委員会が出した公式の調査報告に基づいて番組を作っていましたが、私の解釈とはまったく違うんです。番組では事故だということになっていましたが、何者かが撃墜したんだと思いますね。あくまでも私の考えでは…ということなんですけど、いろいろ調べてみるとそんな気がしてならないんです。あの事故は日本の戦後史の最大の闇なのかもしれませんね。“USエアウェイズ1549便不時着水事故”を扱った『ハドソン川の奇跡』(『メーデー!9』で放送)も面白かったですね。そういえば、クリント・イーストウッド監督がこの事故をテーマに映画を撮りましたよね。まだ見ていないので、どんなふうに描かれているのか楽しみです。この事故は、離陸直後に鳥の群れに衝突してエンジンが推力を失ってしまい、ハドソン川に着水したというものなんですけど、空港に引き返せたのではないかという意見もあるんです。実際、引き返せることは可能だったようなんですが、事故が起きたときに瞬時に判断を下して、機体を切り返して戻るなんてことが果たしてできるのかというと……やっぱり、それは結果論だと思いますね。で、そのあたりをどう映画で描いているのか興味深いです」。

――映画もスカパー!でご覧になりますか?

森永卓郎「映画も好きなんですけど、ただ、最近は仕事で試写を見ることが多くて、なかなかスカパー!でじっくり見る時間がないんです。あ、でも、ホテルではよく見ていますね。毎週、仕事で大阪、名古屋へ行くんですけど、定宿にしているホテルではCSチャンネルが見られるんです。ホテルにいるときは、ずっと映画を見ていますね。だから、そう言われれば映画も見ていると言えば見ています(笑)」。

――映画「ドラえもん」のグッズをコレクションされているんですよね。「ドラえもん」もスカパー!でご覧になりますか?

「グッズは、子どもたちが小さいころに映画に連れて行ったときにもらった入場者プレゼントなんです。中身がわからないようになっているので全種類を集めるのは極めて難しいんですが、がんばって集めました(笑)。中には小学館やテレビ朝日にも残っていないグッズがあるそうですよ。私も子どもたちと一緒に『ドラえもん』をずっと見てきました。それである時、テレビ朝日の『ドラえもん』に関するクイズ番組に出場する機会があったんです。でも、そこそこ正解できるだろうと思ったんですが、早々に敗退してしまって…。“ああ、私はグッズの方に興味があるんだなあ”と思いましたね(笑)」。



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スカパー!は人によって好きなチャンネルが違うのがいいところ

――それでは、5チャンネルを選んでいただけますか?

森永卓郎「なんといっても“ナショナル ジオグラフィック”。ほとんどこのチャンネルを見ているんですから。それから“ヒストリーチャンネル”ですね。これも偏っていて恐縮なんですけど、ナチスとヒトラーに関する興味深い番組がたくさん放送されていて、それを集中的に見ています。ヒトラーは選挙で選ばれたわけです。今から考えれば、なぜあんな独裁者を当選させたのかと思いますけど、当時のドイツの人々は、ヒトラーに熱狂していて、彼を支持した。番組を見ていると、当時のドイツの人々がヒトラーに傾倒していく様子がわかりますし、つくづく人間は、周囲の雰囲気に狂わされてしまう生き物なんだと感じます。それから3つ目は、“ディスカバリーチャンネル”。これも特に好きな番組があって、そればかり見ているんですけど(笑)、『ベーリング海の一攫千金』が好きなんですよ。ベーリング海で行われる過酷なカニ漁を追ったドキュメンタリーで、映像にはカニがたくさん出てくるんですが、私にはあれが、お金に見えます(笑)。まさに一攫千金で、カニを大量に獲ることができれば莫大なお金が手に入る。人間はお金のためなら、あんな地獄のような環境にも身を投じるわけです。人間はなんとも欲深いものだなと、番組を見ながら思い知らされますね」。

――ドキュメンタリー系で3チャンネルが決まりました。4つ目はどうしましょうか?

「“アニマルプラネット”ですね。これは好きな番組を見るというよりは、なんとなく眺めている感じで見ています。動物のドキュメンタリー番組は、ボーッと見ていても楽しめるのがいいですね。あと、我が家には猫がいるんですが、ある日“アニマルプラネット”を見ていたら、ネコ科の動物、トラ、ヒョウなんかが映し出された途端、突然暴れ出したんですよ。それでついにはテレビに飛びかかって、テレビを壊してしまって(笑)。それだけリアルな映像が放送されているんだなと感心しましたね」。

――映像を見て、思わず猫が身の危険を感じてしまったのでしょうか?

森永卓郎「そうかもしれないですね(笑)。最後5つ目は、ニュースのチャンネルがいいかな。これも実はホテルで見ることが多いんです。24時間ニュースを放送しているので、仕事が終わってホテルに戻るとすぐにニュースがチェックできるのは良いですね。どのニュースチャンネルもまんべんなく見ているんですけど、1つ選ぶとすれば、“BBCワールドニュース”かな。海外のニュースをいち早くチェックできますし、意見も中立な気がしますね。しかし、改めてこうして選んでみると、私は見ているチャンネルが本当に偏っているなあ(笑)。でもスカパー!が好きな人は、みんなそうだと思うんですよ。地上波はみんなが楽しめる番組作りを目指していると思うんですが、スカパー!は専門チャンネルが多くて、それぞれが1つのテーマを深く掘り下げている。『メーデー!:航空機事故の真相と真実』がその良い例ですよね。だから、人によってそれぞれ好きなチャンネルが違うはず。でも、それが自然なんじゃないかな。例えば、私は主にドキュメンタリーを見ていますけど、息子は横浜DeNAベイスターズのファンなんで、野球中継ばかり見ていますし、母親は時代劇が大好きで、朝から晩まで“時代劇専門チャンネル”を見ています。そんなふうにそれぞれにお気に入りがあるはずなんです。それこそがスカパー!の良いところだと思います」。

――無事に5チャンネルが決まりました。気に入った番組を何度も楽しむというのが、森永さん流のスカパー!ライフのようですね。今日は興味深い話をどうもありがとうございました!

※記載内容は2016年10月現在のもので、変更になる場合がございます。

取材・構成/竹内伸一

profile

'57・7・12生まれ。
東京都出身。蟹座。A型。獨協大学経済学部教授。'90年代半ばに経済アナリストとして活動を開始し、テレビ、ラジオなどさまざまなメディアで活躍。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)、「Nスタ」「サタデープラス」(共にTBS系)ほか数多くのテレビ番組に出演中。さまざまなコレクターとしても有名。
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