セレクト5presents 俺の5チャンネル

第70回 バカボン鬼塚(職業:ラジオパーソナリティー、ナレーター/年齢:53歳/家族構成:非公表/スカパー!歴:約8年)

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マニアの要望にも応えてくれるのがスカパー!

NACK5をはじめとするラジオ局でパーソナリティーを務め、また、ナレーターとしてもさまざまなテレビ番組で、その朗らかな声を聞かせてくれているバカボン鬼塚さん。ラジオを中心に活躍する彼は、実はテレビにも造詣が深く、しかもかなりマニアックな様子。そんな彼が選ぶ5チャンネルとは?

――スカパー!に加入したきっかけを教えてください。

バカボン鬼塚「'70~'80年代のドラマや時代劇が見たくて加入しました。具体的にいうと、まだ加入していない時に、地上波で『木枯し紋次郎』が再放送されていたんです。大好きな作品なんですけど、再放送していることに気づいたときにはすでに残り数話になっていて…。それで、どうしても全話見たくなってしまったんです。それで調べたら、“時代劇専門チャンネル”で放送することがわかったんですよ。ほかにも『刑事コロンボ』など、見直したいと思っていた番組がたくさんスカパー!で放送されていることがわかり、これは加入するしかないと、すぐにカスタマーセンターに電話をしました(笑)」。

――スカパー!ではドラマを見ることが多いですか?

バカボン鬼塚「ドラマを見るというよりも、子どものころに見た懐かしい番組…特にマニアックで、これまでなかなか地上波で再放送されなかった作品を見ることが多いですね。“日本映画専門チャンネル”で放送した『警視-K』とか、うれしかったですねえ。これは勝新太郎さんが監督、主演を務めた刑事ドラマなんですけど、リアリティーを追求しすぎて台詞が聞き取れなかったりした作品なんですよ。ストーリーはよくわからないし、BGMもないし、映像は重々しいし、見ていて息が詰まるような感じでしたね。主題歌が山下達郎さんの『MY SUGAR BABE』だったんですけど、エンディングでそれが流れてくるとホッとしたのを覚えています(笑)。こんなマニアックな作品もスカパー!なら見られちゃう。それから、さきほど話に出た『刑事コロンボ』といえば、アメリカでは『警部マクロード』『署長マクミラン』『マッコイと野郎ども』などと同じ枠で週替わりで放送されていたんです。中でも僕は『警部マクロード』が好きで、これは確か“チャンネル銀河”で見直したんじゃなかったかな。『署長マクミラン』『マッコイと野郎ども』もまた見たいので、ぜひスカパー!で放送してほしいですね。ほかにも放送してほしい作品がたくさんあるんですよ。例えば、『事件記者コルチャック』。新聞記者が怪奇な事件を追うドラマなんですけど、『X-ファイル』の元ネタとも言われている作品なんです。ぜひ、スカパー!で放送してほしいです。ちなみに連続ドラマになる前に、パイロット版というかテレビ映画版が2本作られているんですけど、これはLDにしか収録されていないんです。こちらも併せてぜひ放送してほしいです! でもね、こういうマニアの要望にも応えてくれるのがスカパー!だと思うんですよね。ほんと、かゆいところに手が届くというかね」。



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子どものころと今の記憶がつながる体験ができる。
それがスカパー!の魅力

――それでは5チャンネルを選んでいただけますか?

「海外ドラマの話が出たので、それが見られるチャンネルにしましょう。特にいま話に出たような往年の刑事ドラマをはじめとするミステリーが好きなんですよ。そうすると“AXNミステリー”ってことになりますね。24時間365日放送され、海外ミステリーを楽しめるっていうのは最高ですよね。海外作品でいうと、海外のアニメも好きですねえ。『大魔王シャザーン』に『ドボチョン一家の幽霊旅行』、『チキチキマシン猛レース』、それになんといっても『トムとジェリー』。特に初期のシリーズが好きですね。スラップスティック・コメディーの基本がすべて入っているんですよ。バァーンと手をたたかれれば、野球のグローブみたいにびっくりするほどはれ上がったり、車にひかれたらペラペラになったり、ハチャメチャなんですけど、アニメーターが大喜びで作っている感じがして、すごく好きです。というわけで、これらの作品が見られる“カートゥーン ネットワーク”も入れましょう」。

――海外の作品が楽しめるチャンネルが2つ入りました。3つ目はどうしましょうか?

バカボン鬼塚「自分でもバンドをやっているので、音楽チャンネルもよく見るんですよ。中でも“スペースシャワーTV”がいいですね。旬のアーティストから大御所まで特集していますし、デビュー○周年とかになると、これまでのミュージックビデオを一挙に放送したりと、見応えがあります。そうやってまとめて見られることって、意外と少ないんですよね。アーカイブも充実していますし、ここでしか見られないライブもある。僕は特にライブ番組が好きなんです。佐野元春さんやYMO、東京スカパラダイスオーケストラなんかが好きなんですけど、彼らのライブを放送していると必ず見ますね。しかも単にライブを放送するんじゃなくて、舞台裏に潜入したドキュメンタリーやインタビューなんかも併せて放送することが多いですよね。それも見応えがあります。そういうドキュメンタリーを放送するときには、ぜひ僕をナレーションで呼んでほしいですね(笑)」。

――なるほど(笑)。さあ、あと2つです。

「加入のきっかけになった“時代劇専門チャンネル”を忘れてはいけませんよね。『木枯し紋次郎』は見直したらやっぱり面白くて、結局、DVD-BOXも買ってしまいました。あと続編の『新 木枯し紋次郎』も好きだし、萬屋錦之介さんの“破れ”シリーズも好きですね、特に『破れ奉行』がすごくいいんですけど、これも“時代劇専門チャンネル”で見直して、やっぱりたまらんなあ!と思いました(笑)。深川が舞台で、奉行が悪人を成敗しに船で向かうんです。それで銛(もり)で悪人を切り捨てるんですよ。琉球空手との対決もあったりと、とんでもない時代劇なんですけど、それがすごくいい! 個人的には時代劇の最高傑作だと思っています。それから『翔べ!必殺うらごろし』も見直しましたねえ。当初“必殺”シリーズは、大人気だった『木枯し紋次郎』の裏番組だったんですよ。やがて“必殺”シリーズの方が人気が出て、『木枯し紋次郎』が終わるんですけど、紋次郎を演じていた中村敦夫さんが、今度は『翔べ!必殺うらごろし』で主演を務めるんです! しかも内容がオカルトものなんですよ。シリーズの中でも異色作だと思うんですけど、僕はすごく好きなんですよね。しばらく放送されていないみたいなんで、久々に“時代劇専門チャンネル”で放送してほしいです。ぜひ見たい! あと、いま『変身忍者 嵐』を放送していますよね! これも感激ですね。子どものころに見ていましたよ。こういう特撮時代劇も放送するなんて、本当に素晴らしいです」。

――いよいよあと1つです。いかがでしょうか?

バカボン鬼塚「“ファミリー劇場”にします。1、2を争うほどよく見ているチャンネルです。チャンネルのロゴマークが入ったTシャツがあれば、買いたいほど好きですね(笑)。子どものころに見たいろいろな番組を楽しんでいるんですけど、特に特撮モノですね。“ウルトラマン”シリーズなど、頻繁に再放送されている作品はもちろん好きなんですけど、“ファミリー劇場”はマニアックな作品もたくさん放送していますよね。例えば『小さなスーパーマン ガンバロン』『ザ・カゲスター』『ダイヤモンド・アイ』とかね。これがいいんですよ。これも見ていた、あれも見ていたっていう感じでグイグイ引き込まれます(笑)。僕は静岡県出身なので、ネット局の関係などで見られなかった作品もあるんです。雑誌などで情報は入ってきていたので、当時はどんなヒーローなんだろうと想像を膨らましていました(笑)。例えば、『仮面ライダーアマゾン』は、静岡では放送されなかったんです。隣の山梨県ではやっていて、山梨の親戚の家に遊びに行ったときだけしか見ることができない作品だったんです。この番組を“ファミリー劇場”でちゃんと見ることができたときはうれしかったなあ。ほかにも『愛の戦士レインボーマン』なんかも、大人になってこのチャンネルで初めて見ましたね。特撮以外だと、『刑事犬カール』や『刑事くん』など、懐かしい30分ドラマもこのチャンネルで見直しました。子どものころに見た番組を見直してみると、この年齢になった今だからこそ理解できることがあったり、新たな発見があったり、これまで自分が勘違いしていたことに気づいたりするんですよね。例えば『人造人間キカイダー』は、アクション用と写真撮影などのポーズ用では、スーツが違うんですよ。ポーズ用はビニールっぽいんですけど、アクション用は動きやすいようにタイツのような素材なんですよね。そういうことがわかったりするわけです(笑)。子どものころと今の記憶がつながるというのかな、そういう体験ができるのが、スカパー!の魅力だと思いますね」。

――バカボンさんの子ども時代の記憶を呼び起こしてくれるチャンネルが5つそろいましたね。それぞれの作品にまつわる興味深いお話もお聞かせいただき、今日は本当にありがとうございました!

※記載内容は2017年5月現在のもので、変更になる場合がございます。

取材・構成/竹内伸一

profile

'63・5・11生まれ。
静岡県出身。牡牛座。O型。ラジオ番組制作会社勤務からラジオパーソナリティーに転身。現在は「HITS! THE TOWN」 「バカボン鬼塚 ABレコ」(共にNACK5)、「K-mix FOOO NIGHTピンソバ」(K-mix)などのラジオ番組に出演中。「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジテレビ系)ではナレーションを担当。音楽ユニット「かかし」ではボーカルを務める。
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