セレクト5presents 俺の5チャンネル

第75回 小堺一機(職業:タレント/年齢:61歳/家族構成:5人家族/スカパー!歴:10年)

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子どものころはチャンネルが3つか4つ。それを思うと夢のようです!

長らくテレビで“お昼の顔”を務め、現在もテレビ、ラジオ、舞台と幅広い活躍をみせる小堺一機さん。映画や海外ドラマなど、さまざまなエンターテインメントに精通することでも知られる彼は、自宅の本格的なAVルームでスカパー!を楽しんでいるという。果たして、高音質&高画質の環境で見ているチャンネルとは?

――スカパー!はいつごろからご覧になっていますか?

小堺一機「16年前位に自宅にAVルームを作ったんです。それでいろいろなものを見たいと思い、まずケーブルテレビに入りました。それでCSにどんどんハマっていき、スカパー!にも入ったんです。それが10年前かな。AVルームでは、最初は映画を中心に見ていたんですけど、そのうち、あれも見たい、これも見たいって感じになって…見たい番組が多すぎて、もう選べないくらいですよ(笑)。でもね、いま思うと、子どものころ地方に住んでいた時は、チャンネルなんて3つか4つでしたからね。それを思うと夢のようです!」。

――ご自宅では映画を見ることが多いですか?

「そうですね。やっぱり映画はよく見ますね。僕は名画座を巡って昔の映画を見た世代なんですけど、当時は、映画館によって編集が違ったりしたんですよ。この話をすると若い人は信じてくれないんだけど(笑)。名画座では2本立て、3本立てで上映するから、上映時間の都合で、映画館の人が勝手に編集していたんだと思う。まあ、おおらかな時代でそれはそれで面白かったんですけど(笑)。でもCSならば、そんなふうに見た作品でも、ちゃんと完全版で見られるし、画質もきれいになっているし、いいですよね。昔見た作品を、改めて見るといろいろな発見があるんですよ。ある怪獣映画で、怪獣が戦っている足元をギャングが逃げて行くシーンがあるんですけど、そのときに岩が落ちてくるんです。ギャングはその岩もろとも崖下に落ちて行くんですが、岩は当然、本物ではないじゃないですか。で、なぜかそのギャングが一度、岩を受け止めてしまうんです(笑)。いったん岩を持ってから『あぁ~』なんて叫び声をあげて落ちて行く(笑)。こんな発見があるのは、CSで何度も見られるようになったからですよね(笑)。映画館で一度見ただけだったら、絶対に気づかないと思うよ」。

――映画のほかに、よくご覧になっている番組はありますか?

小堺一機「海外ドラマも大好きですよ。日本人としてはちょっと悔しいところもあるけれど、すごくお金がかかっていて見応えがあるし、脚本も完成度がとても高い。あとは、ドキュメンタリーもよく見ています。歴史ものも好きだし、“アニマルプラネット”などで放送している動物ものも好きですね。師匠の萩本(欽一)が、『一番面白いのは動物のドキュメタリーだ。動物は嘘をつかないから』って言っていて、見ていると確かにそうだなと思いますね」。

――“MONDO TV”では、ご出演されている「コサキンのラジオごっこ」が放送されていますよね。ご自身の出演番組をご覧になることはありますか?

「自分の出演番組は、ほとんど見ないです。なんか気恥ずかしくてね。『コサキンのラジオごっこ』は出演していて申し訳ない気がするんです、遊んでいるだけみたいな番組なんで(笑)。スタジオに行って、関根(勤)さんと雑談しているうちに『はい、OKで~す!』って収録が終わっていて、僕の中では、限りなく仕事の気がしないんですよ。『こんなの、よく放送してくれるよね』なんていつも2人で話していますから(笑)。そうそう、関根さんは普段、僕の出演番組を見ると、感想を留守電に残してくれるんです。でもね、ふざけて『日本逆水滴顔協会の者です。今日の番組に出演していた小堺さんに、ぜひ協会に入っていただきたい』みたいなことを言うんですよ(笑)。今は電話に“関根勤”って発信者名が表示されるじゃないですか。だから折り返し電話して『関根さんの電話で、変な人からかかってきたよ』って言うんです。すると関根さんは『さっき、隣にいた東南アジアの人に電話を貸したんだよ』って(笑)。まあ、普段からそんな調子なんで、番組であろうとなかろうと一緒なんですよ(笑)。そんな番組が、ラジオからの流れで“MONDO TV”へと引き継がれて続いているのは、ラジオを聴いてくださった方、テレビを見てくださっている方のおかげです。それに尽きますよ。ほかに1つ言えるとしたら、関根さんと一緒だから。関根さんはいつも僕の想像を超えたものを出してくるし、一緒にやっていてまったく飽きない。毎回新鮮で、関根さんに会うのはすごく楽しみなんです」。



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「GOTHAM/ゴッサム」が好きで、ゴッサム・シティの住民票を持っています

――それでは5チャンネルを選んでいただけますか?

小堺一機「やっぱり映画のチャンネルを入れたいので、まずは“ムービープラス”。『プレミア・ナビ』という放送される映画の見どころを紹介する番組をずっとやらせてもらっているんですよ。おかげで、見ていなかった映画についてたくさん知ることができました。それから“日本映画専門チャンネル”。個人的には昔のモノクロ映画が好きなんですけど、そういった古い映画から新しいものまで見られるのがいいですよね。このチャンネルで見て印象に残っている萩原健一さん主演の『青春の蹉跌』は、確かDVD化されていないと思うんですけど、そういった未DVD化の映画も放送されているし、テレビドラマも放送されていて、それもよく見ています」。

――洋画、邦画の専門チャンネルが選ばれました。3つ目はどうしましょう?

「“ディスカバリーチャンネル”です。ずっと見ていられるんですよね。飽きないチャンネルですよ。特に自然や動物、宇宙を取り上げる番組が好きなんですけど、ほんと、見始めると際限なく見ちゃいます。海や自然って、飽きずにいつまでも眺めていられるじゃないですか。そんな感覚に近いのかもしれませんね。(ガイド誌を眺めながら)あ、『特集:世界の空港』も面白そうだな。それからいまCSで盛り上がっているサバイバル系の番組も楽しいですよね。あと、画質がすごくいいので、AVルームの大画面で深海をテーマにした番組なんかを見ていると、本当に海に潜っているような感覚になったりするんですよ」。

――3つ目はドキュメンタリー系のチャンネルに決まりました。次はどうしましょうか?

小堺一機「海外ドラマがいいですね。最近だと『GOTHAM/ゴッサム』が好きなんです。バットマンが誕生する前の話をドラマにするなんて、目の付けどころがすごいよね! 僕ね、実は物語の舞台、ゴッサム・シティの特別市民なんですよ。マルコムストリートの7番街に住んでいることになっています(笑)。ドラマが日本で始まるときに、仕事を通じて“住民票”をいただいたんです。ほら、持ってきましたよ、これです(笑)。というわけで、4つ目は“AXN 海外ドラマ”にします。最近の海外ドラマって、画質がビデオっぽくないんですよね。それもいいんですよ。映画っぽいフィルム感があるというか。キザな言い方をすると、“夢”を閉じ込めている感じがします。リアルにすべてを映し出すのではなく、映像に余韻のようなものがあることで、“夢”が存在するかのごとき世界観が醸し出されるー。そんな風に思います」。

――さあ、いよいよあと1つです。

「“スーパー!ドラマTV”も入れましょう。『GRIMM/グリム』『ブラックリスト』など、このチャンネルも好きなドラマが多い。『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』とかもね。ニューヨークが好きなので、そこが舞台になっているとつい見てしまうんですよ。あと、『LAW & ORDER: 犯罪心理捜査班』主演のヴィンセント・ドノフリオって、このドラマだとすごく渋くてかっこいいんですけど、どこかで見たことある人だなとずっと思っていて、あるとき調べてみたら、映画『メン・イン・ブラック』で、虫のような宇宙人にとりつかれる田舎のおじさんを演じていたんです。まったく違う役柄だったので、気がつかなかった。アメリカの俳優さんってすごいなと思いましたね。イギリスの俳優はさらにすごい。例えば、『エレメンタリー ホームズ & ワトソン in NY』には、主演のジョニー・リー・ミラーをはじめ、イギリスの俳優が多く出演していて、ホームズの兄を演じたリス・エヴァンスもイギリス人。この作品ではリス・エヴァンスはかっこいい役なんだけど、映画『ノッティングヒルの恋人』では、主人公の同居人で、いかれたTシャツを着た変人のダサい男を演じていました。二枚目から三枚目まで、いろいろな役ができて、本当にうまいですよね。聞くところによるとイギリスでは即興芝居が盛んで、そういうことが得意な俳優も多いみたいなんです。あとね、イギリスやアメリカの俳優は、芝居で余計なことをしないんです。例えば、芝居では実は手の置き方がすごく難しくて、ついつい手でいろいろなことをしてしまいがちなんですけど、向こうの俳優さんは、余計なことをせず、自然に手を置いておくという芝居ができるんですよ。そんなところにも注意して作品を見てみると、また違った面白さが味わえますね」。

――無事、5チャンネルが決まりました。ですが、“MONDO TV”は入れなくてもよろしいですか?

「次点でお願いします(笑)。『コサキンのラジオごっこ』はね、さっきも話したけど、いい意味で仕事という気がしないんです。“MONDO TV”にはお世話になっていますけど、遊びのように心からただ楽しくやっている番組をみなさんにオススメするのも、自分的にちょっと違うかなと思うので(笑)。もちろん、見てほしいんですけどね。なので今回は次点にしておきます!」。

――なるほど(笑)。それでは、よくご覧になっている映画、海外ドラマ、ドキュメンタリーのチャンネルで5チャンネル決定ということにしましょう! 今日は楽しいお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

※記載内容は2017年8月現在のもので、変更になる場合がございます。

取材・構成/竹内伸一 撮影/蓮尾美智子

profile

'56・1・3生まれ。
千葉県出身。山羊座。A型。'77年に芸能界へ。「欽ちゃんのどこまでやるの!?」(テレビ朝日系)など数々の番組に出演。'84年スタートの「いただきます」に続き「ごきげんよう」(共にフジテレビ系)で、'16年まで長きにわたり昼の帯番組の司会を務める。現在「サタデープラス」(TBS系)、「プレミア・ナビ」(ムービープラス)などに出演中。
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