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09/28(日)17:30~19:30
人生の孤独、庶民の悲哀を描きつづけた小津安二郎の遺作。 長男が独立し、娘の路子と次男の和夫と暮らすサラリーマンの平山は、路子の身を心配し自ら縁談話を持ってくる。やがて、その縁談はまとまり路子は嫁いでいくが、路子のいない家はどこかにポッカリ穴が空いたように寂しかった…。
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09/28(日)19:30~22:00
映画監督・行定勲が昭和の<映画界>を<演劇>で描く! “先生”と呼ばれる名監督役には中井貴一、行定勲とは舞台では10年ぶりの最強タッグが復活! タイトル『先生の背中~ある映画監督の幻影的回想録~』の“先生”のモデルは…日本が誇る名匠“小津安二郎”監督! 映画監督の行定勲が俳優・中井貴一に熱烈オファーし、名匠・小津安二郎監督をモデルにした本作が実現。舞台は映画の撮影所。苦悩する名匠のとある一日をユーモアと味わいたっぷりに描いた小津作品へのオマージュを込めたフィクション。中井貴一扮する“先生”を取り巻く女性5人に、芳根京子、柚希礼音、土居志央梨、藤谷理子、キムラ緑子。“先生”の相棒的脚本家役には、升毅と確かな実力を持つ精鋭が集結。加えて、撮影所の面々として、久保酎吉、松永玲子、山中崇史、永島敬三、坂本慶介、長友郁真、長村航希、湯川ひなら、ベテランから若手まで個性豊かな俳優が出演。中井家と小津監督は、家族のような親交があり“祖父”のような存在であったとのこと。そんな中井家に伝わるエピソードや思い出を織り交ぜ、当時の古き良き映画界への想いを重ね、そこに流れていた豊かな時間を“小津調”で、演劇作品として舞台上に紡ぎ出す。 【あらすじ】 昭和30年代。テレビ時代を迎え、映画はその黄金期を終えつつあった。「先生」と呼ばれる日本映画界の名匠・小田昌二郎(中井貴一)は新作の撮影を始めたが調子が出ない。娘のように可愛がる食堂の看板娘・幸子(芳根京子)の婚約の報告を受けさらに撮影を引き延ばす小田。脚本家の野崎(升毅)や名女優・谷葉子(柚希礼音)も心配顔だ。皆の前では粋な振る舞いをする小田だったが内心は混乱していた。もう齢だ。健康が優れない。これが最後の一本になるかもしれない。その恐れが小田の心の中から関わりのあった女たちの幻を引き出す。元芸者・花江(キムラ緑子)、戦争未亡人・和美(土居志央梨)、銀座のホステス・千代(藤谷理子)。いつしか小田自身も記憶の中に引きずり込まれて…。 あの頃の映画はこうだった。あの頃の人間はこうだった。昭和の洒脱な大人たちから現代への素敵なメッセージ。 (2025年6月19日 東京・PARCO劇場にて収録)
10/01(水)08:30~10:15
息子たちの目を通して、サラリーマンである父親の悲哀を描き出した小津安二郎初期の代表作。前半のユーモラスな描写から、後半はシリアスなタッチへと変わっていく。 サラリーマンの一家が東京の郊外に引っ越し。小学生の息子たちは、早くも、近所の資産家の息子を子分にしてガキ大将ぶりを発揮するが、父親はその資産家に平身低頭。息子たちは、そんな父親の態度に不満を持ち憤りをぶつけるのだった。 2023年に4Kデジタル修復した映像に、2003年に収録した倍賞千恵子と風間杜夫による音声版を合わせた作品。
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10/10(金)17:45~19:30
10/01(水)10:15~10:45
小津安二郎に見出された名子役・青木富夫(本作後に突貫小僧に改名)を主役に据えたドタバタコメディ。物語は、子供を誘拐した犯人が、我が儘や悪戯に閉口して、結局何もせずに、子供を元の場所に返しにいく喜劇。 O・ヘンリーの短編に着想を得て、野田高悟、池田忠雄、大久保忠素、小津安二郎の4人が原作を作成した。4人の文字を取って原案「野津忠二」としている。 2019年に全国小津安二郎ネットワーク副会長 築山秀夫氏により新たに発見された現存最長版。
10/03(金)18:00~20:30
年老いた親が成長した子供たちを訪ねて親子の情愛を確認しあうという題材が、小津の手にかかるとどうなるかを示す傑作。何気ない言動が教える各人の生活、思いがけない心情の吐露と発見、そして何事もなかったかのような人生の悲哀と深淵が見事に描かれている。公開からおよそ60年経った2012年、英国映画協会(BFI)が10年ごとに発表している「映画監督(358人)が選ぶ史上最高の映画」で、『東京物語』は第1位に選ばれた。 尾道に住む老夫婦、周吉ととみが東京で暮らす子供達を訪れるために上京する。子供達は久しぶりの再会で2人を歓迎するが、それぞれ家庭の都合もあり、構ってばかりはいられない。結局、戦死した次男の嫁、紀子が2人の世話をすることになる。老夫婦は子供達がすっかり変わってしまったことに気づくのであった。
10/08(水)08:30~10:15
岡譲二と田中絹代を暗黒街の男と情婦に配した異色の和製ギャング映画 若き小津のアメリカ映画好きを窺わせる“洋才”の作品。 昼はタイピストとして働き、夜は姐御として与太者の世界で顔を効かす時子とボクサーくずれの用心棒・襄二は相思相愛の仲。2人はヤクザな世界から足を洗おうと考えていたが、ある日、人助けのために犯罪を犯すことになってしまう。 2023年に4Kデジタル修復した映像に、2003年に収録した竹下景子中井貴一による音声版を合わせた作品。
10/15(水)08:30~10:00
小津安二郎監督生誕90年(没後30年)を記念して、93年は様々なイヴェントや上映会が行われたが、その企画の一つとなったドキュメンタリー。小津監督に心酔するスタンリー・クワン、侯孝賢、ヴィム・ヴェンダース、リンゼイ・アンダーソン、アキ・カウリスマキ、ポール・シュレイダー、クレール・ドニら世界の7人の映画監督に、それぞれの指定の場所で、小津監督の写真を前にして、小津作品のスタイルについて、好きな作品、影響を受けた作品などについて語ってもらうという形式のドキュメンタリー。小津へのオマージュをそれぞれ語ったこの作品から、小津の姿がかいま見えてくる。 2023年11月以前に放送したものより、40分ほど長いロングバージョン。
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