検索ワード
絞り込み
0ジャンル選択中
2チャンネル選択中
ジャンル
チャンネル
12/27(土)07:00~08:00
藤沢周平の短編集『驟(はし)り雨』から「ちきしょう」「遅い幸せ」「女下駄」の3本を選び、1本の作品にまとめたドラマ 『日曜劇場「ちきしょう」』。世間から疎外され、はみ出してしまった男と女の恋が、人情と淡いペーソスに彩られて展開 していく。ヒロイン・大原麗子、演出・鴨下信一、プロデューサー・石井ふく子のトリオは『日曜劇場1500回記念番組「花 のこころ」』(1985年)と同様の顔ぶれ。幸の薄い女性を演じる大原は、髷の鬢をわずかにほつれさせて、生活の苦労 をにじませるなど工夫を重ねて臨んだ。また、二日かがりで本物の土に生きた草を植え、中央に川を流してスタジオを 川べりの野原に作り上げたセットにも注目。 【ストーリー】 貧しいために病気の子供を死なせてしまったおしゅん(大原麗子)は夜鷹となって男に身体を売っていた。そして、金を 払わず逃げた男・万次郎(松沢一之)を恨み、かんざしで刺してしまう。それをかばった下駄職人・重吉(三浦友和)は、 おしゅんの悲しい過去を聞き、これからは自分が幸せにしてやりたいと思った。その後、夫婦になった二人の前に、お しゅんの前の亭主・峰吉(菅野菜保之)が現れ、借金の肩代りを強要してきた。断る重吉はもみ合ううちに峰吉を刺して しまい、自ら出頭した。前科者の重吉に帰る見込みはなかったが、それでもおしゅんは重吉の帰りを待ち続ける…。
閉じる
現在マイリストを更新中です。
番組情報を読み込み中
現在マイリストに登録中です。
現在マイリストから削除中です。