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11/13(木)10:50~12:50
10年も昏睡状態に陥っていた青年(西島秀俊)の不思議な運命を、乾いたユーモアでさらりと描写。異才・黒沢清監督が新生面を開拓したとされる、奇妙な寓話風家族ドラマ。 14歳で意識不明になった主人公が24歳になって目を覚ますと、家庭は崩壊していた。そんな家族の関係が新たな展開を見せていく……。後にカンヌ国際映画祭で話題を呼んだ「M/OTHER」の諏訪敦彦監督の注目のデビュー作「2/デュオ」で主役を務めた直後の西島秀俊が、主人公の青年をクールに好演したほか、黒沢監督作品「CURE キュア」の役所広司、「勝手にしやがれ!!」シリーズの哀川翔ら、黒沢作品の常連俳優が脇を固めているのも映画ファンは見逃せない。 14歳の時に交通事故に遭って以来、10年間もずっと昏睡状態に陥っていた豊は、ある日突然、病院で長い眠りから覚める。その後のリハビリ期間を経て退院した豊は、父親の友人と名乗る藤森という風変わりな中年男性とともに、今やすっかり変わり果てた豊の家で共同生活を始める。やがてそんな彼のもとに、今は宗教活動をしている父親の真一郎や、米国に行っていた妹の千鶴ら、彼の家族が次第に再集結し、新たな関係を築いていく。
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11/13(木)12:50~14:45
鬼才・黒沢清監督が、役所広司を主演に迎えた、日本映画史に残るサイコサスペンスの傑作。犠牲者の胸がXの形に切り裂かれるという、異常な猟奇殺人事件が連続発生し……。 猟奇殺人事件の捜査を担当した刑事(役所)は天才的な殺人鬼と対峙し、ゆがんだ駆け引きに巻き込まれるが……。主人公とともに見る者をも人間心理の闇に近づかせる、その忍び寄るような恐怖感はそれまでの日本映画になかったもの。監督は世界的にも評価が高い鬼才・黒沢監督。抑制と流転の両者を操る演出で、まさに心臓直撃というスリリングな会心作に。主人公の刑事に扮した役所は、第10回東京国際映画祭で主演男優賞を受賞。また、殺人鬼役の萩原聖人も、好評だった映画「マークスの山」に匹敵する怪演を見せた。 複数の犯人が別々に、無意識のうちに同じ異常な手口を使って殺人に至るという怪事件が立て続けに発生する。妻が心の病にかかっている刑事、高部は捜査を担当するが、犯人たちの共通項がなかなか見つからずに悩む。同じ頃、東京近郊の海岸で同じ手口の殺人事件が起き、現場の近くにいた記憶がない青年、間宮が保護される。高部は間宮が元医大生と突き止め、彼が催眠術を使って一連の事件を引き起こしたことに気づくが……。
11/14(金)01:20~03:45
ペルーから出稼ぎで来日した日系人タクシー運転手と、組に反旗を翻した若きチンピラ。2人の逃避行と反撃をスリリングに描くアクション。主演は役所広司。監督は原田眞人。 1990年代、国際都市になった東京を舞台に、土台はアウトローアクションながら、“自己啓発セミナー”“新興宗教”“ドラッグ”といった時代のキーワードをふんだんに飛び交わせることで、とびきり刺激的に仕上がった国産ハードボイルドの快作。日本映画がつまらないと誤解している人にこそ、ぜひ見てほしい作品だ。片言の日本語を駆使するタクシー運転手の役を好演した役所を筆頭に、「ハッシュ!」の高橋和也、「二十才の微熱」の片岡礼子、ミッキー・カーチスなど、個性的な競演陣もその魅力を存分に発揮した。 チンピラの達男は自分が所属する組織を通じて悪徳政治家の土門にコールガールたちを紹介していたが、そのひとり、タマが土門によってけがを負わされ、別のコールガールもそのとばっちりで達男の組織によって殺されてしまう。怒った達男は土門への復讐を誓い、仲間を集めて土門の邸宅を襲撃する。だがたちまち組織に自分の仕業とバレてしまい逃走を図るが、その途中で偶然、日系ペルー人の寒竹が運転するタクシーに飛び乗る。
11/14(金)22:45~01:30
名優・役所広司演じる滝沢馬琴を主人公に、28年かけて「南総里見八犬伝」を書き上げた馬琴の創作の苦悩と、「八犬伝」の世界を映像化した劇中劇を重ねて描く時代劇大作。 伝奇小説の古典「南総里見八犬伝」を背景にした山田風太郎の小説を、実写版「鋼の錬金術師」シリーズの曽利文彦が映画化した時代劇大作。「八犬伝」完結までに28年を費やし、最後は失明しながら口述筆記で執筆を続けた馬琴の苦難を描く“実”パートと、「八犬伝」の名場面をアクションとVFXで映像化した“虚”パートを交錯させて描く。実パートでは馬琴役の役所と葛飾北斎役の内野聖陽をはじめ、磯村勇斗、黒木華、寺島しのぶ、虚パートは土屋太鳳、渡邊圭祐、鈴木仁など、どちらも充実のキャストがそろう。 江戸。戯作者の馬琴は、友人の絵師・北斎に新作「八犬伝」の構想を語る。それは里見家にかけられた呪いを解くため、八つの珠に導かれた8人の剣士、八犬士が苛烈な戦いに挑む壮大な伝奇物語だった。魅了された北斎は馬琴から構想を聞いては下絵を描き、その絵が今度は馬琴の創作を刺激し、「八犬伝」はたちまち人気を集める。一方で勧善懲悪物語は古いと言われながらも、馬琴は悪がはびこる世だからこそと愚直に正義を描き続ける。
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11/25(火)23:50~02:30
11/15(土)01:30~03:50
一世を風靡した角川映画の大ヒット作。滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」に新解釈を加えた鎌田敏夫の伝奇小説を、薬師丸ひろ子と真田広之の豪華共演で、深作欣二監督が映画化。 2024年、役所広司が主演の「八犬伝」として映画化された、滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」を下敷きに、鎌田が新たな解釈で描き直した伝奇小説「新・里見八犬伝」を、「仁義なき戦い」の巨匠・深作欣二が映画化。チャンバラから妖術までにぎやかに入り乱れる、壮大なスケールの和風ファンタジー時代劇に仕立て上げた。アイドル時代の薬師丸と後に国際派俳優となる真田が共演し、奇想天外かつ痛快なノンストップアクションを展開。当時、日本映画界に新風を吹き込んでいた角川映画ならではの魅力的な話題作となった。 里見成義を城主とする館山城が、黒装束の騎馬侍の一団に襲われ、成義らは虐殺される。難を逃れたそのひとり娘・静姫は逃亡中、犬山道節、犬村大角ら、それぞれ霊玉を持つ7人の剣士に出会う。その霊玉を持つ者は静姫を守る運命にあったが、城を襲ったのはかつて里見家に滅ぼされながら悪霊の力でよみがえった一族だった。やがて静姫は犬江親兵衛という青年に誘拐されてしまうが、実は彼もまた霊玉を持つ、8番目の剣士だった……。
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