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06/08(日)19:00~21:10
圧倒的なオーラを放つ千葉真一演じる主人公・柳生十兵衛の魅力もさることながら、敵の総大将、沢田研二演じる天草四郎の存在なくしてこの作品は語れない。白塗りの肌につややかな長髪、絢爛豪華な衣装に身を包んだ妖しい美貌は、映像化された山田風太郎の世界に確かな説得力を与えている。その艶やかな見目とは裏腹に、幕府のキリシタン弾圧のために命を落とした同胞のため世界を地獄絵図にせんとする苛烈な信念が彼のカリスマ性を際立たせ、日本映画史に燦然と輝く存在となった。当時20歳、可憐ともいえる美しさを湛えた真田広之との耽美なキスシーンは必見。さらに、佳那晃子、室田日出男、緒形拳、若山富三郎ほか豪華俳優陣による魔界衆の面々にも注目したい。 寛永15年。12万の幕府軍によって島原の一揆勢はことごとく惨殺され、若き総大将・天草四郎時貞(沢田研二)もその首をさらされた。その夜、聖なる教えをかなぐり捨て、悪魔の力を自らのものとし、雷鳴と共に黄泉の国から蘇った四郎は、黒魔術で細川ガラシャ(佳那晃子)の霊を呼び出し、その肉体を復活させる。宮本武蔵(緒形拳)、宝蔵院胤舜(室田日出男)、伊賀の霧丸(真田広之)ら稀代の兵法家たちも理由は様々だが、自分のやりたいことをするために蘇り"魔界衆"に加わってきた。四郎は、細川ガラシャの霊が乗り移ったお玉を大奥に送り込み、お玉の色香に溺れた家綱を意のままに操り始める。一方、魔人たちは、天下一の剣術家を倒すべく、諸国修行の旅を続ける柳生十兵衛(千葉真一)に次々と襲いかかる。そして、死闘の果てに魔人たちを倒した十兵衛の前に、死んだはずの父・柳生但馬守宗矩(若山富三郎)が現れた…。
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