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08/19(火)16:00~17:00
▼坂東亀蔵 ダイナミックな群舞で魅せる、壮麗な舞踊劇。東大寺二月堂の修二会の行を題材に、二世尾上松緑が創作。(令和5年5月・歌舞伎座) 2023年 52分
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08/25(月)16:00~17:15
五人の白浪(盗賊)が活躍することから「白浪五人男」の通称で知られる人気作 鎌倉雪の下の浜松屋。美しい武家の娘が供の若党を連れ立ってやって来ます。婚礼の品物を選ぶ娘でしたが、万引きをした疑いをかけられ、打ち据えられてしまいます。やがて、万引きは誤解だったことが知れると、浜松屋幸兵衛から詫びの百両を手に入れ、悠々と立ち去ろうとする娘たち。ところが、その娘たちの前に一人の侍が現れ、娘の意外な正体が明らかに…。 正体が見破られ、がらりと悪党の本性を現す弁天小僧菊之助の「知らざあ言ってきかせやしょう」から始まるせりふは、黙阿弥ならではの七五調が耳に心地よい名ぜりふです。やがて勢揃いする五人の姿は、まるで動く錦絵のように華やか。 (2022年/令和4年5月・歌舞伎座)
08/25(月)17:15~18:15
三遊亭円朝の人情噺を脚色した世話物 ある日芝浜海岸で大金入りの革財布を拾った怠け者で大酒飲みの魚屋政五郎。気が大きくなりさっそく仲間を集めて酒盛りをし、そのまま酔って寝入ってしまう。翌朝目を覚ますと昨夜財布を拾ったことを思い出し、家の中を探し回るも見当たらず、女房のおたつに聞いても「夢でも見たのだろう」と取り合ってもくれない。夢と混同してしまったのかと反省した政五郎は一念発起して断酒し人が変わったようにまじめに働き始めた。そして三年の月日が流れ…。夫を思いやる妻の配慮が夫婦に幸をもたらすという、笑って泣かせる作品。 (1997年/平成9年11月・歌舞伎座)
08/27(水)17:30~18:00
楽の場所廓を舞台にした洒落っ気たっぷりの「三番叟」 「三番叟」には様々な種類がありますが、もともとは天下泰平・国土安穏・五穀豊穣を祈る儀式として行われたものでした。これを顔見世や正月、また劇場の新築開場の折に舞って興行の成功を祈ったのが、歌舞伎における「三番叟物」の始まりです。「寿式三番叟」「種蒔三番叟」「操三番叟」などが有名です。 「廓三番叟」は翁に当たるのが傾城、千歳が新造、そして三番叟が幇間(太鼓持)という案配。傾城が新造、幇間を従えて登場し荘重に舞い始め、やがてあとの二人が絡み廓遊びのさまざまを踊り、めでたく正月の舞台を舞い納めるとても砕けた趣向です。時蔵(現・萬壽)の傾城、孝太郎の新造、歌昇(現・又五郎)の太鼓持の配役でお届けします。 (2000年/平成12年1月・歌舞伎座)
09/01(月)16:00~17:00
浮気な夫と嫉妬深い妻の滑稽味あふれるひと幕 都の大名の山蔭右京は、恐妻家でありながら大変な浮気性。愛人の花子が都へやって来たことを知り、なんとか会いたいと願いますが、奥方玉の井が外出を許しません。そこで右京は、邸内の持仏堂で一晩座禅をすると嘘をつき、家来の太郎冠者を身替りに立てて花子のもとへ向かいます。しかし、このことが玉の井に発覚すると…。 狂言の大曲「花子」をもとにした舞踊劇。ほろ酔い加減で帰ってきた右京が、自身と花子を踊り分けながら逢瀬の様子を物語る場面はみどころの一つ。玉の井は単なる恐妻ではなく、その本心には夫を思う一途な愛が内在しています。現代にも通じる夫婦のやり取りが可笑しみを誘う松羽目物の名作をお楽しみください。 (2021年/令和3年7月・歌舞伎座)
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09/09(火)16:00~17:00
09/02(火)16:00~17:45
江戸の大事件を素材に河竹黙阿弥が書いた異色の白浪物 江戸城を囲む外堀。夜も更けた四谷見附の堀端で、おでん屋台の商いをしている富蔵は、偶然通りかかった藤岡藤十郎と再会します。藤十郎は富蔵が以前勤めていた屋敷の恩義ある若旦那。遊女に入れ上げ金に困っている藤十郎は、恋敵の徳太郎から100両を奪おうとやって来たのでした。藤十郎の話を聞き、どうせ悪事を働くなら大きな仕事をと、江戸城の御金蔵破りを持ちかけます。後日、首尾よく御金蔵から4000両を盗み出した富蔵と藤十郎。事件のほとぼりが冷めるのを待った富蔵でしたが…。 (2024年/令和6年5月・歌舞伎座)
09/15(月)16:00~17:45
09/08(月)16:00~17:45
遊女の心中事件を基に元禄16年(1703)に近松門左衛門が書いた世話物の名作 徳兵衛は伯父の家で手代として働く真面目な青年で、北の新地の遊女お初と末は夫婦にと言い交わしていた。しかし伯父は正直者の徳兵衛と妻の姪と縁組みさせ、店を継がせたいと考えており、強欲な徳兵衛の継母に金を渡しすでに話を決めてしまっていた。縁談を白紙にするため、伯父にお金を返そうと徳兵衛は友人の九平次に貸した金の返済を迫るが、九平次は返済はおろかとんでもない言いがかりをつけて徳兵衛を侮辱するのだった。行き場を無くした徳兵衛は、お初と死を決意する。 (1999年/平成11年4月・歌舞伎座)
09/09(火)17:00~18:30
歌舞伎の女方舞踊を代表する大曲 和歌山の道成寺には安珍清姫伝説がある。旅の僧に恋して裏切られた清姫が恨みのあまり蛇に変身して、道成寺の鐘の中に隠れた男を鐘ごと巻き付いて焼き殺したという。この娘道成寺はその後日談の形をとっている。騒動が去って鐘が再建された日に、女人禁制の鐘供養の場に美しい白拍子の花子が現れる。僧たちの願いに応じ艶やかに舞い始めた花子は、娘心のさまざまを次々と姿を替えながら踊り人々を魅了するが、やがて蛇体の本性を露わにし、再び鐘を落として寺を大混乱に陥れるのだった。今回は「押戻し」という趣向が付き、十二世團十郎演じる怪力の大館左馬五郎が終幕に花道から登場、荒れ狂う花子を押し戻して幕となる豪華版。 (2010年/平成22年1月・歌舞伎座)
09/10(水)17:15~18:00
「ゆるりと江戸で…」長兵衛と権八の出会いを描く名場面 東海道、品川宿付近の鈴ヶ森。刑場に近いこの界隈は、夜になると無頼の雲助たちの溜まり場となる物騒な場所。そこへ通りかかったのは、お尋ね者の美少年・白井権八。暗闇から襲いかかる雲助たちを見事な刀さばきで斬り払うと、その様子を駕籠の中からじっと見つめる一人の男から声をかけられる。その男こそ、江戸随一の侠客・幡随院長兵衛で…。 長兵衛の風格と懐の深さ、権八の色気と殺気、二人のコントラストが鮮やかに浮かび上がる人気の場面。権八と雲助たちのユーモラスな立廻りや、運命的な出会いを果たした長兵衛と権八が「ゆるりと江戸であいやしょう」と再会を約束する場面など、みどころあふれる鶴屋南北の名作 (2021年/令和3年7月・歌舞伎座)
09/11(木)17:30~18:00
新年の幕開けを寿ぐ曽我物舞踊 江戸の正月興行では曽我物を上演し新春を寿ぐ習わしがありました。この演目は平成11年1月歌舞伎座で上演された春駒の玩具を売り歩く商人に曽我兄弟が扮し、仇の館へ入りこむ趣向の曽我物舞踊です。橋之助(現・芝翫)が兄の十郎、染五郎(現・幸四郎)が弟の五郎の曽我兄弟、八十助(十世三津五郎)が仇の工藤を勤めました。ほか朝比奈に信二郎(現・錦之助)、大磯の虎に萬次郎、化粧坂少将に高麗蔵という華やかな顔ぶれで初芝居の幕開けを飾ります。 (1999年/平成11年1月・歌舞伎座)
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