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09/22(月)21:00~23:00
鬼才・黒沢清監督が、役所広司を主演に迎えた、日本映画史に残るサイコサスペンスの傑作。犠牲者の胸がXの形に切り裂かれるという、異常な猟奇殺人事件が連続発生し……。 猟奇殺人事件の捜査を担当した刑事(役所)は天才的な殺人鬼と対峙し、ゆがんだ駆け引きに巻き込まれるが……。主人公とともに見る者をも人間心理の闇に近づかせる、その忍び寄るような恐怖感はそれまでの日本映画になかったもの。監督は世界的にも評価が高い鬼才・黒沢監督。抑制と流転の両者を操る演出で、まさに心臓直撃というスリリングな会心作に。主人公の刑事に扮した役所は、第10回東京国際映画祭で主演男優賞を受賞。また、殺人鬼役の萩原聖人も、好評だった映画「マークスの山」に匹敵する怪演を見せた。 複数の犯人が別々に、無意識のうちに同じ異常な手口を使って殺人に至るという怪事件が立て続けに発生する。妻が心の病にかかっている刑事、高部は捜査を担当するが、犯人たちの共通項がなかなか見つからずに悩む。同じ頃、東京近郊の海岸で同じ手口の殺人事件が起き、現場の近くにいた記憶がない青年、間宮が保護される。高部は間宮が元医大生と突き止め、彼が催眠術を使って一連の事件を引き起こしたことに気づくが……。
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09/22(月)23:00~01:00
インターネットを介して開かれた、現世とあの世を結ぶ回路とは……。日本を代表する鬼才・黒沢清監督による独創的ゴーストホラー。カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。 「CURE」「カリスマ」など独自の世界を築き、Jホラーの第一人者となった黒沢監督による新感覚ホラー。インターネットに現われる奇怪なサイト。そこに映る人影はこの世をさまよう亡者なのか……。ハリウッド的なショッキングシーンは少ないが、自然光で撮影された薄暗い画面、主人公たちの周囲で説明なしに次々と起こる奇妙な事件という、不条理性すら感じさせる映像とストーリーが、未知の恐怖へ観客をたたき込んでいく。主演は人気俳優の加藤晴彦と麻生久美子。想像を超えるクライマックスは驚愕必至だ。 園芸店で働くミチは、無断欠勤した同僚の男性の家を訪ねるが、部屋にいた男性は一見普段と変わりないように見えながら、ミチが目を離した一瞬の隙に首を吊って自殺してしまう。やがて彼女の周囲の人間は次々と姿を消していく。その一方、大学生の亮介はインターネットを見ているうち、奇妙なサイトにたどり着く。不気味なものを感じた彼はあわてて接続を切り、情報処理センターで知り合った女子学生の春江に相談を持ち掛けるが…。
09/23(火)01:00~02:50
役所広司が主演。黒沢清監督が緩急自在の演出で描いた異色ホラー。自らの分身=ドッペルゲンガーと出会ってしまった主人公が相手に振り回されて右往左往するさまを描いた。 それを見たら死ぬ運命にあるとされる“ドッペルゲンガー=もうひとりの自分”。それまでにも数多くのホラー映画を手掛けてきた黒沢監督だけに、本作ではこの格好の題材を得て、どんなに恐ろしくて背筋も凍るようなホラー映画が出来上がったのか……と思いきや、これまた彼ならではの人を食ったブラックユーモア満載のコミカルホラーとなっていて、思わずびっくり、そしてにんまり。同監督作品の常連俳優・役所が1人2役を嬉々として愉快に演じたほか、マルチ画面分割の手法も効果抜群で、異色の痛快作に仕上がった。 医療機器メーカーの研究者として、目下、人工人体の開発に取り組んでいる早崎道夫。しかし、最近の彼はスランプに陥ってなかなかその計画がうまくはかどらず、ストレスを募らせていた。そんなある日、早崎の前に、彼の分身たる“ドッペルゲンガー”が出現。外見は早崎とうり二つだが、性格は、内気で真面目な彼とまるで正反対であるその分身は、早崎を巧みにそそのかして計画の促進に協力する一方、次第に勝手な暴走を始めて……。
09/24(水)00:00~02:00
「散歩する侵略者」の鬼才・黒沢清監督がミイラを題材に、中谷美紀、豊川悦司という人気実力派スター2人を主役コンビに迎えて放った、謎が謎を呼ぶ異色サスペンスホラー。 新作執筆のため、郊外の古い洋館に越してきた女性作家が、向かいの建物で何やら不審な行動をする男の姿を発見。男はなんと、1000年前のミイラ化した女性をひそかにそこに保管していた……。常に一筋縄ではいかない予測不能のストーリー展開を見せる黒沢監督の作品だけに、本作もそこから先、さらなる意外なドラマが展開していく。サスペンスとホラー、さらにはラブロマンスが複雑に絡み合った不思議世界は、最後まで目が離せない。 最近はスランプ気味で、新作の執筆がはかどらない女性作家の春名礼子。担当編集者の木島に勧められ、郊外の古い洋館に引っ越した彼女は、ある晩、ひとりの男がシーツに包んだ謎の物体を向かいの建物に運び入れる様子を目撃。男の正体は、吉岡という名の大学教授で、かつて彼の率いる研究グループが、とある沼から1000年前のミイラを発見したことを礼子は知る。そう、謎の物体は、吉岡が大学から無断で持ち出したミイラだった。
09/25(木)22:40~00:40
10年も昏睡状態に陥っていた青年(西島秀俊)の不思議な運命を、乾いたユーモアでさらりと描写。異才・黒沢清監督が新生面を開拓したとされる、奇妙な寓話風家族ドラマ。 14歳で意識不明になった主人公が24歳になって目を覚ますと、家庭は崩壊していた。そんな家族の関係が新たな展開を見せていく……。後にカンヌ国際映画祭で話題を呼んだ「M/OTHER」の諏訪敦彦監督の注目のデビュー作「2/デュオ」で主役を務めた直後の西島秀俊が、主人公の青年をクールに好演したほか、黒沢監督作品「CURE キュア」の役所広司、「勝手にしやがれ!!」シリーズの哀川翔ら、黒沢作品の常連俳優が脇を固めているのも映画ファンは見逃せない。 14歳の時に交通事故に遭って以来、10年間もずっと昏睡状態に陥っていた豊は、ある日突然、病院で長い眠りから覚める。その後のリハビリ期間を経て退院した豊は、父親の友人と名乗る藤森という風変わりな中年男性とともに、今やすっかり変わり果てた豊の家で共同生活を始める。やがてそんな彼のもとに、今は宗教活動をしている父親の真一郎や、米国に行っていた妹の千鶴ら、彼の家族が次第に再集結し、新たな関係を築いていく。
09/28(日)00:00~02:15
近年は海外でも幅広く活躍する現代日本映画界の異才・黒沢清監督が、西島秀俊、香川照之、竹内結子ら、豪華多彩なキャストを迎えて生み出した、戦慄のサスペンススリラー。 原作は、第15回日本ミステリー文学大賞新人賞に輝いた前川裕の小説「クリーピー」だが、黒沢清監督はその設定を大幅に改変して映画独自の衝撃的な展開を生み出し、まさに同監督ならではの予測不能で刺激満点の衝撃的なエンターテインメント作品に仕上がった。TVや劇場版の「MOZU」など、過去にも数多く共演してきた西島秀俊と香川照之が、本作では、元刑事で犯罪心理学者の主人公とその謎めいた不気味な隣人という役柄で対峙し、息詰まる競演を披露するほか、竹内結子、東出昌大、川口春奈ら、共演陣も充実。 ある事件の苦い失敗をきっかけに刑事の職を退き、いまでは大学で犯罪心理学の講義を受け持つ高倉。6年前に起きた謎の一家失踪事件に興味を抱く彼は、かつての同僚だった若い刑事の野上とともに、今なお未解決のその事件の再調査を始める。その一方で、愛妻の康子とともに新居に引っ越した高倉は、隣家に住む西野とその家族と知り合うが、西野は、愛想がいいかと思うと突然がらりと態度を豹変させるなんとも不気味な変人だった…。
09/28(日)15:00~17:00
人気者の菅田将暉が、野村周平、竹内涼真らイケメン俳優陣と豪華共演した“学園政権闘争”コメディ。超名門校の生徒会長の座を目巡り、男子高校生たちの熱い戦いが始まる! 古屋兎丸による人気コミックを「世界から猫が消えたなら」「キャラクター」の永井聡監督が実写映画化。2017年だけでも「あゝ、荒野」のボクサー役、「火花」の漫才師役と、幅広い役柄と演技力で日本映画界に欠かせない存在となった菅田が、ゲジゲジ眉毛に七三分けの主人公・帝一役をまさに快演。ライバルとなる菊馬役の野村、高校内で異質の存在となる弾役の竹内ほか、イケメン俳優陣の演技合戦が見ものだ。後半で盛り上がる、生徒会長選挙での駆け引きや心理戦に、現実の政治に対する風刺を効かせたのも心憎い。 全国屈指のエリートが集まる超名門・海帝高校に、“総理大臣になって自分の国を作る”という壮大な夢を持った1年生、帝一が首席で入学してくる。その夢を実現するためには生徒会長になることが絶対条件で、2年後の生徒会長選挙で優位に立つべく、帝一は今年度の立候補者3人のうち、有力と見られる氷室に付くことにする。1組のルーム長になった帝一は6組のルーム長・弾と友情を深めるが、ライバルである菊馬の妨害を受け……。
09/28(日)17:00~18:45
菅田将暉と原田美枝子がW主演し、川村元気が長編監督デビューを飾った話題のドラマ。認知症が進み、息子との記憶を失っていく母親。彼女と息子は眠っていた記憶をたどる。 映画プロデューサーとして「告白(2010)」など多数の作品を手掛け、小説家としても活躍する川村による小説を、川村自身が監督して映画化。第70回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀監督賞に輝くなど、注目を集めた。菅田が演じる息子の泉と原田が演じる母親の百合子。彼女が弾くピアノの旋律の変化から認知症の進行が提示され、同時に泉と百合子の過去の風景が現在とシンクロしていく。次第に自身を失っていく百合子役を原田が持ち前の演技力で見せ、菅田はそんな母親を見つめる泉の苦悩を演じ切った。 レコード会社に勤務する泉は香織と社内結婚し、まもなく子どもが生まれようとしていた。だが、泉はピアノ教室を営む母親・百合子と過去のある“事件”をきっかけに、互いの心の溝を埋められないまま過ごしてきた。ある日、百合子は不可解な言葉を発するようになり、認知症と診断される。次第にピアノも弾けなくなっていく百合子は、香織の名前さえ分からなくなる。百合子が記憶を失うたび、泉は母との思い出をよみがえらせていく。
09/28(日)18:45~21:00
人気コミックを原作に、小栗旬、菅田将暉など豪華キャストが共演したエンターテインメント大作。銀髪の剣の達人が仲間たちと恐るべき陰謀に立ち向かう。監督は福田雄一。 アニメ化もされて絶大な人気を博している空知英秋のコミックを、「斉木楠雄のΨ難」の福田雄一監督が実写映画化。オープニングから福田流のギャグが炸裂し、シリアスかと思いきや最後はギャグで締めて次のシーンへ行くといった徹底した演出に思わず笑わされる。だが、アクションは真剣そのもので、キレッキレかつスタイリッシュなソードアクションは見応え十分。小栗、菅田、橋本環奈をはじめ、豪華な顔ぶれが次から次へと登場することも楽しい。第1作の大ヒットを受け、2018年夏には続編公開も予定されている。 江戸末期。宇宙からやって来た天人(あまんと)の台頭と廃刀令により、侍は衰退の一途をたどっていた。かつては攘夷志士として天人と最後まで戦い、“白夜叉”と恐れられた銀時もかぶき町の便利屋“万事屋銀ちゃん”をのんきに営む毎日。そんな彼のもとに、かつての同志だった桂が消息不明になり、高杉が挙兵して幕府の転覆をたくらんでいるという情報が。銀時は万事屋メンバーの新八や神楽とともに事態の調査に乗り出すが……。
09/28(日)21:00~23:15
見えない悪意が暴走する現代社会の恐怖を鮮烈に描写。近年は世界的な巨匠として幅広く活躍する黒沢清監督が、菅田将暉と初タッグを組んで放った戦慄のサスペンスリラー。 「スパイの妻<劇場版>」が第77回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞。続く「蛇の道(2024)」では、フランス・日本など4カ国合作で自作をセルフリメイクするなど、近年は世界的な巨匠として活躍する黒沢監督。そんな彼が、当代きっての人気実力派俳優・菅田を初めて主演に迎え、本作を発表。ネット転売で日銭を稼ぐ主人公が知らず知らずのうちに周囲にまき散らした憎悪の粒がいつしか増殖し、やがて思いも寄らない形で自らに跳ね返っていくさまを衝撃的に描く。古川琴音、岡山天音らが共演。 町工場に勤める傍ら、安値で仕入れたさまざまな商品をネットで高く売りさばいて利ざやを稼ぐ、<転売ヤー>の吉井良介。ある日彼は、勤務先の社長から管理職への昇進を打診されるが、その話を断わると退職し、転売業一本に絞ることを決意。郊外の湖畔に事務所兼自宅を借りた吉井は、恋人の秋子とともにそこに移り住み、新たな生活をスタートさせる。しかし、商売が軌道に乗りかけた頃、彼の周囲で不審な出来事が相次ぐようになる。
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10/01(水)17:45~20:00
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