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12/17(水)14:00~16:00
出演:平幹二朗/高橋英樹/松坂慶子/火野正平 原作:司馬遼太郎 斎藤道三・織田信長・明智光秀を中心に戦国の世を生きた人々の葛藤を描く。(1973年)
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12/24(水)14:00~16:00
NHK大河ドラマ第11作。群雄割拠の戦国時代、一介の浪人から身を起こし美濃国の大名にまでのぼりつめた斎藤道三。道三の娘婿であり、彼の夢を受け継いで天下統一の道をひた走った織田信長。そして、道三の弟子で、後に主君・信長を謀殺する明智光秀。三人の武将を中心に、下剋上の乱世を生きた人々の激しい葛藤をダイナミックに描く。司馬遼太郎の同名小説を軸に『新史太閤記』『功名が辻』『梟の城』などの司馬作品を加えてドラマ化。キャストは高橋英樹・近藤正臣・火野正平・松坂慶子など当時20代の若手ホープ中心であり、これは、プロデューサーが放送前年に颯爽と首相に就任した田中角栄に織田信長の姿を見出し、そのあふれるエネルギーをドラマで表現したかったからだという。演出陣にも若手の実力者が起用され、彼らはドラマで本格的に活用されたのは本作が初というハンディカメラを駆使して迫力ある合戦映像を創り上げた。 「火野正平」名義では初出演の本作で、信長のもとで次第に頭角をあらわしていく羽柴秀吉に扮し広く知られるきっかけとなった。金も身分もない若者が、栄光の階段をかけあがっていく様を、火野正平の魅力全開で等身大に演じている。 「美濃を制すものは天下を制す」と道三に言わせた美濃を手中にした信長(高橋英樹)は天下統一に向け、邁進する。木下藤吉郎(羽柴秀吉=火野正平)は信長に「さる」と呼ばれてかわいがられ、武勲により戦の度に出世していく。一方、将軍足利義昭の擁立がもとで信長の重臣となっていた光秀(近藤正臣)だが、過酷なまでの服従を強いる信長に対して次第に不満の念を高めていく。そして中国出陣に成功したあかつきには二国を与えるが現在の領地は没収するという信長の命を受け、事実上の無禄となった光秀の憎悪はついに爆発し、本能寺で信長を討つ。しかし、その光秀もすぐに秀吉に敗れ、ここに乱世のひとつの時代が終焉を迎えるのだった。
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