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11/19(木)09:15~11:30
1983年開催の第36回カンヌ国際映画祭で日本の巨匠、今村昌平監督が初めて最高賞のパルムドールを受賞。いわゆる“うばすてやま”の民話をリアルな視点から再現した。 巨匠の今村監督が“うばすてやま”の伝承を取り上げた深沢七郎の同名デビュー小説を映画化。同じ日本の大島渚監督作品「戦場のメリークリスマス」がライバルだった第36回カンヌ国際映画祭に出品され、山奥の寒村を舞台に、70歳になった老女が山に捨てられるまでを描き、人間が生まれて死ぬという営みの本質に肉薄。老母を息子が山に捨てに行く長い行程を延々と見つめたカメラ、自然の中の人間たちを通じ、“性”と“生”を積極的に結びつけようとした試みなど、映画的興奮は満点だ。 山奥の寒村。耕地にも気候にも恵まれないその村では“結婚し、子孫を残せるのは長男だけ”、“他の家から食料を盗むのは重罪”、“70歳になった老人は楢山に捨てられる”という慣習が残っていた。老婆のおりんは家族の力になろうと今も健在だったが、もうすぐ70歳を迎えようとしていて、そんな母親おりんを愛する息子の辰平だがしきたりに抵抗できず、断腸の想いで自らおりんを背負って山への道を歩みだすが……。
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