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06/25(木)15:10~16:55
「私たちが光と想うすべて」で絶賛されたインドの俊才P・カパーリヤー監督が、同作に先立つ2021年に発表した、ドキュメンタリーという枠組みを超えた要注目の秀作。 長編劇映画第1作「私たちが光と想うすべて」が、2024年、第77回カンヌ国際映画祭でインド映画史上初のグランプリに輝いたカパーリヤー監督。インド国立の養成機関である映画テレビ技術研究所に学んだ彼女が、自身の体験をもとに2021年、なんともユニークな本作を発表。学生寮の片隅で発見された、とある匿名の学生が恋人に宛てて書き綴ったラブレターという体裁の下、ドキュメンタリーとフィクションを巧みに織り交ぜながら、インドのカースト制度や強権的な政治体制を鋭く浮き彫りにし、高い評価を得た。 映画テレビ技術研究所の学生寮から、小箱が発見される。その中には、「L」という学生が恋人に宛てて書き綴ったラブレターや、新聞の切り抜き記事、動画が記憶されたメモリーカードなどが入っていた。「L」のラブレターを女性の声が読み上げる形で、映画のストーリーは展開。そこから浮かび上がるのは、カースト制度によって引き裂かれる一組の男女の悲恋や、強権的な現政権に抗議しながらも、押しつぶされる学生たちの姿だった。
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