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100人の子供たちが列車を待っている

05/14(水)05:20～06:25

南米チリの教会で、それまでほとんど映画を見たことがない子どもたちを相手に開かれる映画教室の魅力的な授業風景を、いきいきと鮮やかに描いた珠玉のドキュメンタリー。 南米チリの教会で子どもたちを相手に映画教室を開いている女性教師のＡ・ベガ。子どもたちの家庭はどこも貧しく、みな幼い時から家の仕事を手伝うなどして、それまで映画館に行った経験がない者が大多数。そんな彼らを相手にベガは映画の歴史を一から分かりやすく解説。ソーマトロープなどの原初的な装置によって映画の仕組み自体を基礎から学び、さまざまな名作の鑑賞を通して映画の楽しさを学んだ子どもたちが、やがては自ら映画作りにまで乗り出していくさまをいきいきと魅力的に描き、珠玉の感動作に仕上がった。 南米チリの首都サンティアゴ郊外の教会で、女性教師のベガが、貧しい家庭の出身でそれまでほとんど映画を見たことがない子どもたちを相手に映画教室を開く。彼女はまず、鳥と、からの鳥かごという２枚の絵を表裏に貼り、それを素早く回転させることで鳥が鳥かごの中にいるように見えるなど、映画の仕組みそのものを一から分かりやすく解説。次いで、映画のさまざまな名作を次々に見せ、子どもたちに映画の楽しさを教え込んでいく。