土曜ステージ 作・山田太一「岸辺のアルバム」小林聡美×杉本哲太×細田佳央太×芋生悠×田辺誠一 脚色:倉持裕 演出:木野花
09/12(土)16:45~19:30
脚本家・山田太一の歴史に残る名作ドラマ初の舞台化!当時センセーションを巻き起こした、一見平穏な家族の崩壊と再生を力強く描く物語。
収録日:2026年4月15日/収録場所:東京 東京芸術劇場 シアターイースト
脚本家・山田太一が原作・脚本を手がけ、1977年に放送された名作ドラマの初の舞台化。一見平穏な中流家庭が、ある出来事をきっかけに崩壊と再生へ向かう姿を描く。母親の不倫から始まる家族の亀裂をリアルかつセンセーショナルに描き出し、放送当時は社会現象的な反響を呼んだ。この昭和を代表する名作が、脚色・倉持裕、演出・木野花という最強タッグにより舞台作品としてよみがえる。
田島家の母・則子役には小林聡美。父・謙作役には杉本哲太。そして長男・繁役を細田佳央太、長女・律子役を芋生悠が演じる。さらに前原滉、伊勢志摩、夏生大湖、田辺誠一という実力派俳優が集結し、田島家とそれを取り巻く人々の関係を濃密に浮かび上がらせる。また本作は、変形の舞台仕様によって観客を物語のただ中へと誘い、その没入感が物語をいっそう鮮烈に立ち上がらせる。時代を超えて胸に迫る「家族のリアル」を今の視点で描き直す注目の作品だ。
多摩川の土手沿いにマイホームを構える田島家は、一見平和で平凡な4人家族。母・則子(小林聡美)は専業主婦。日々の家事に追われ、家族とのやりとり以外ほとんど何もない毎日を送っている。とある日中、家にひとりでいると無言電話が。単なるいたずら電話と思いつつも、度重なる電話に、やがてその相手(田辺誠一)と会話をするようになる。
父・謙作(杉本哲太)は仕事一筋の商社マン。仕事中心の生活で、いつしか家族との溝が広がっていく。娘・律子(芋生悠)は大学で英会話を学ぶことに夢中。プライドが高く家族に対しても虚勢を張って生きている。大学受験を控える高校生の息子・繁(細田佳央太)はなかなか勉強に身が入らないが、ある時、意図せず家族3人の隠された事情を知ってしまい大いに混乱する。若い正義感でなんとかしようと奔走するのだが、やがて各々の問題が浮き彫りになり、田島家は崩壊寸前に。そこに台風が近づいてきて――。