プラノ・ベイリー＝ボンドの出演・関連番組

映画検閲

08/07(木)01:15～02:45

１９８０年代の英国を舞台に、ある“映画検閲官”の女性にとって現実と虚構の境界線が曖昧になっていく様子を描いた、戦慄のサイコホラー。世界の各映画祭で喝采を浴びた。 １９８０年代、サッチャー政権下の保守的な英国では、ＶＨＳビデオでリリースされる、暴力や性の描写が過激な映像作品が“ビデオ・ナスティ”と呼ばれ、全英映像等級審査機構による審査を受けた。そこで“映画検閲官”として働く女性を主人公に、悲しい過去を背負った彼女が、現実と虚構の境界線が曖昧になって混乱する姿をスリリングに描写。主演はドラマ「レイズド・バイ・ウルブス／神なき惑星」でスー役を演じるなど英米で活躍するＮ・アルガー。監督は本作で長編映画デビューを飾った新鋭Ｐ・ベイリー＝ボンド。 過激な映画が人気だった１９８０年代の英国。これらを冷徹に検閲するイーニッドは“リトル・ミス・パーフェクト”と呼ばれる。彼女は幼い頃に妹ニーナが行方不明になったが、妹は誘拐されてまだ生きていると信じていた。やがてある凶悪犯がイーニッドの審査を受けた作品を見て影響を受けたと非難を浴びる中、新作「血塗られた教会」を審査したイーニッドは、ニーナと似た登場人物を見てこれを監督したノースに会いたいと望み……。