[字]税務調査官・窓際太郎の事件簿33
06/10(火)15:00~16:40
小林稔侍が国税局の陰の査察官「窓際太郎」こと窓辺太郎を演じる大好評シリーズの第33弾。今回、太郎は大臣候補者
の脱税疑惑を調べるために盛岡へ。そこには、都合のいい法案を推進する悪徳議員と、それに翻弄される人々がいた。
かつては仲が良かった病院経営者一家が、10年を経て仲たがいするようになった理由とは。歌手の新沼謙治がゲスト出
演するシーンも見どころ!2018年作品。
【ストーリー】
世田谷南税務署の窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれている。もともとは国税局の査察課長という要職にあったのだ
が、ある事件の捜査中に部下を死なせてしまい、その責任を問われてヒラの税務署員に大左遷されたのだった。しかし、
太郎にはもうひとつの顔があった。難事件があれば命を受けて悪を懲らしめる、陰の税務調査官なのだ。ある日、太郎は
元上司である森村(北村総一朗)に呼ばれる。盛岡で厚労省の職員・三枝(蒼井晶)が遺体で発見されたという。三枝は死
ぬ直前まで大物政治家・田丸善次郎(小松政夫)と盛岡にある筒井病院との癒着を探っていた。特定地域の医療費を軽
減する法案を推進している田丸は、全国の医療機関・製薬会社などから多額のリベートを受け取っている疑いがあったの
だ。田丸は5日後に厚労大臣に就任するとみられていた。太郎は、それまでの間に田丸の身辺を調べて欲しい、と森村か
ら頼まれる。盛岡で調査を始めた太郎は、筒井病院の評判が芳しくないことを知る。実は10年前に太郎は急病で筒井病
院に世話になっており、院長の筒井大輔(三浦浩一)をはじめ筒井一家にとても良くしてもらっていた。ところが現在では院
長は“金の亡者”と呼ばれ、その妻・志保(床嶋佳子)は夫の顔色を伺う日々。息子・紘一(大下源一郎)と娘・美里(水沢エ
レナ)の心も父親から離れていて…。