浅見光彦シリーズ「隅田川殺人事件」
06/10(月)19:40~21:20
内田康夫原作・浅見光彦シリーズ第3弾。桜咲く隅田川を舞台に一人の花嫁が失踪した…。浅見光彦が花嫁失踪の謎を
推理して解決する。浅見一家のほのぼのとした家族の交流もシリーズの魅力のひとつだが、今回は床嶋佳子演じる小松
美保子が、光彦の恋の相手として登場。サスペンスだけでなく恋の行方も見逃せない。隅田川はもちろん、勝鬨橋、永代
橋など、東京都民になじみの橋が数多く登場するのでこちらにも注目だ。
【ストーリー】
浅見光彦(辰巳琢郎)は母・雪江(加藤治子)、兄で警視庁刑事局長の陽一郎(村井国夫)と共に知人・池沢の結婚式に出
向いた。ところが、水上バスで式場に向かう途中で花嫁・隆子が忽然と姿を消してしまう。翌日、光彦は池沢の姪・美保子
(床嶋佳子)と水上バスに乗り、隆子の足跡を追うが、何の手掛かりも発見できなかった。また周囲の話では、隆子に蒸発
する理由はなく、謎は深まるばかり。そんなある日、隅田川の支流で女性の水死体が見つかった。この女性の口からは池
沢がオーナーを務めていたヨットハーバーのバッジが発見される。
一方、光彦は解決の糸口を探すため、隆子の上司・安藤(大河内浩)に接近。安藤は重い口を開くと「自分と隆子は2年前
に関係があり、池沢もそれを知っていた」と告白する。数日後、水死体の身元が判明。それは派遣社員として働いていた
佐々木という女性で、彼女は隆子が乗船した日に、水上バスに派遣されていた事も分かった。しかし、数日後、刺殺された
隆子が川べりに打ち上げられた。