寺内貫太郎一家2000
05/11(日)10:40~12:20
東京・谷中で三代続く老舗の石屋“石貫”を舞台に、ワンマンで怒りっぽく、そのくせ涙もろい人情家のオヤジ・寺内貫太郎
と、妻・里子をはじめとする家族や、彼らを取り巻く人々とのふれあいを描いた大人気ホームドラマ。出演者は小林亜星を
はじめ、加藤治子、西城秀樹、浅田美代子、樹木希林とおなじみの顔ぶれが揃う。また、初出演の大塚寧々、加藤晴彦も
堂々たる演技でテラカン一家に仲間入り。今回もちゃぶ台は飛ぶわ、樹木希林扮するきんの辛口トークは冴えてるわで、
昔ながらのファンにはたまらず、若い世代の人には新鮮に映るはず。時代を越えて語りつがれる家族の姿と絆の深さを改
めて感じられる!
寺内貫太郎(小林亜星)がいつものように石を彫っていると、大工の棟梁・金田(梅津栄)が駆け込んできた。長女・静江
(大塚寧々)の縁談がダメになったというのだ。どうも先方から断ってきたらしい。そもそも先方が静江を気に入ったのでは
なかったのか?娘に恥をかかせた!と怒り狂う貫太郎。里子(加藤治子)とミヨ子(浅田美代子)が間に入ってその場はな
んとか収まったが、夕食時、みんな気まずい雰囲気だった。静江に縁談が破談になったことをどう伝えようかと気を揉んで
いた時、周平(西城秀樹)が帰宅。意を決した里子が静江に切り出すと、静江は意外にあっさりしていて、傷ついた風でも
ない。すると突然、周平が「破談になったのは家が石屋だからだ」と言い出したから、さぁ大変。瞬時に頭に火がついた貫
太郎と周平はたちまち大ゲンカに発展した。テーブルをひっくり返し、額が落ち、襖は破れ、茶ダンスが倒れた。これぞ寺
内貫太郎一家!ド迫力ぶりは昔とちっとも変わらない。女達の連携プレーも慣れたもので、ちらばった食器の応急処理と
機敏な避難行動はさすが。そして、嵐が収まった頃、周平は「家を出る!」と言い残し出ていってしまう…。