【大映テレビ劇場】青い絶唱「女と男の約束」 第1回
07/15(火)04:00~04:50
1974年から6年間続いた大映テレビの人気ドラマ“赤シリーズ”のあとに制作された、新路線第1弾ドラマ「青い絶唱」。主演
は東京キッドブラザースの柴田恭兵と、人気アイドル・榊原郁恵の新コンビ。柴田演じる無鉄砲な兄が、純情だがモテない
妹の郁恵に幸せな結婚をさせるため、自分自身も自転車レースの世界チャンピオンを目指すという青春ドラマ的要素と、
サスペンス的要素も絡めながら、蒸発した母を探す自転車の旅も描いていく。共演者にスケート界から芸能界入りし、女
優第一作目となる渡部絵美がマドンナ役で登場し華を添えた。
【ストーリー】
ある日、自転車店の息子・鉄夫(柴田恭兵)と妹・華子(榊原郁恵)は、黒木恵(渡部絵美)と沢田清貴(北詰友樹)が暴走
族に絡まれているところを助けた。そのお礼に清貴の家に招待されることになり、恵と清貴に一目ぼれをした兄妹はお互
い2人きりになる絶好のチャンスだと期待していたが、その沢田家は鉄夫と華子の父・太一(山本学)を会社から失脚させ
た、大自転車メーカーの会長の家だった。しかしやがて華子は清貴に想いを寄せ、鉄夫は妹の幸せを願うために、2人の
縁談を阻止しようとする圧力と戦っていく。一方、清貴の父で社長・隆一(高橋昌也)は昔の非情な仕打ちを謝りたいと鉄
夫の母・静子(馬渕晴子)を誘い出し、人目を忍んで会うようになった2人はやがて蒸発してしまう。鉄夫と華子は自転車で
母を探すが、2人が泊まっていたホテルに踏み込むと、判別がつかぬほど全身に火傷を負った隆一しかおらず、静子は行
方不明だった。この事件の真相を解く鍵を握るのは太一の妹・すみれ(泉ピン子)の存在だったが…。