根岸　季衣　プロフィール

生誕７５周年:永遠のカリスマ　松田優作 野獣死すべし（1980）

05/13(月)13:30～15:30

松田優作が主演したハードボイルドアクション。原作は人気作家、大藪春彦の同名小説。複雑な過去を経て、ある大手銀行の支店の襲撃に挑む冷徹な犯罪者を松田が迫真の熱演。前年の「蘇える金狼」に続き、大藪原作・村川透監督・松田主演のトリオが再結集。松田が扮するのは１９５９年の映画化では仲代達矢が演じた原作の人気キャラ、伊達邦彦。知的でクールという持ち味はそのままだが、かつては戦場カメラマンだったという、そんなトラウマを抱えた主人公像を松田は熱演。迫真の役作り（奥歯を抜いたなど）は伝説的で、鬱屈した現代社会に反旗を翻す、アンチヒーロー映画の傑作に仕上げた。チンピラ役を熱演した共演の鹿賀丈史が、俳優として初めて大きく注目を浴びた作品でもある。 警視庁の刑事が何者かに殺され、拳銃を奪われる事件が発生。犯人はさらに、その拳銃を使って暴力団の賭博場を襲い、現金３千万円を強奪して逃走する。警察の厳戒態勢をあざ笑うかのように姿を消した犯人は伊達邦彦。かつて戦場カメラマンとしてレバノンなどの戦場で働いた彼は、殺人でしか自己を確認できない、病んだ人物になっていた。伊達は次に大銀行である東洋銀行の支店の襲撃を企て、チンピラの真田を仲間に引き入れるが…。

ちひろさん

05/17(金)13:30～15:45

有村架純を主演に迎え、今泉力哉監督が安田弘之の同名コミックを実写映画化。元風俗嬢の心優しいヒロインが周囲に交流の輪を広げていくさまを軽妙に綴った心温まる群像劇。かつては売れっ子の風俗嬢で、今は海辺の小さな町の弁当屋で働くちひろさん。どこまでも明るくひょうひょうと生きる彼女のもとに、孤独な老若男女がいつしか吸い寄せられるように集まり、交流の輪を次第に広げていくことに。話題の映画やドラマに立て続けに出演し、今や国民的人気女優となった有村が、心優しいヒロインを魅力たっぷりに好演。風吹ジュン、リリー・フランキー、豊嶋花等々、多彩な共演陣も、各自の個性を存分に発揮し、爽やかで風通しのいい群像ドラマに仕上がった。音楽は、くるりの岸田繁。 元風俗嬢で、今は海辺の小さな町にある弁当屋で働くちひろさん。どこまでもマイペースでひょうひょうと毎日を生き、誰に対しても分け隔てなく明るく接する彼女のもとには、自然と大勢の人々が集まるようになる。家族生活に息苦しさを覚える女子高生のオカジ、シングルマザーの母親に放任され、家族の愛情に飢えている小学生のマコト等々。しかし実はちひろさん自身、子どもの頃から人知れぬ孤独を抱えて生きてきたのだった……。

[字]ミッドナイトスワン

05/19(日)07:50～10:10

第44回日本アカデミー賞において最優秀作品賞受賞、草彅剛が最優秀主演男優賞を受賞した珠玉の一作。 トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿で生きる凪沙と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」 トランスジェンダーの叔父と孤独な少女との交友を情感豊かに描く人間ドラマ。多彩な役に挑んできた草彅剛が、心と身体の違和感に悩みつつ、親戚の娘との生活を通し変化する心模様を繊細に演じ絶賛され、ロングランヒットを記録。新宿のニューハーフショークラブで働く凪沙（草彅剛）は、育児放棄に遭う親戚の一果（服部樹咲）を渋々預かり、ぎこちない共同生活が始まるが、バレエの素質を見出された一果に凪沙も感化され、孤独な者同士で絆を育んでいく。

[字]ミッドナイトスワン

05/27(月)08:15～10:30

第44回日本アカデミー賞において最優秀作品賞受賞、草彅剛が最優秀主演男優賞を受賞した珠玉の一作。 トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿で生きる凪沙と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」 トランスジェンダーの叔父と孤独な少女との交友を情感豊かに描く人間ドラマ。多彩な役に挑んできた草彅剛が、心と身体の違和感に悩みつつ、親戚の娘との生活を通し変化する心模様を繊細に演じ絶賛され、ロングランヒットを記録。新宿のニューハーフショークラブで働く凪沙（草彅剛）は、育児放棄に遭う親戚の一果（服部樹咲）を渋々預かり、ぎこちない共同生活が始まるが、バレエの素質を見出された一果に凪沙も感化され、孤独な者同士で絆を育んでいく。

[字]ミッドナイトスワン

06/05(水)07:00～09:20

第44回日本アカデミー賞において最優秀作品賞受賞、草彅剛が最優秀主演男優賞を受賞した珠玉の一作。 トランスジェンダーとして日々身体と心の葛藤を抱え新宿で生きる凪沙と、親から愛を注がれず生きるもバレエダンサーを夢見る少女・一果の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描く「ラブストーリー」 トランスジェンダーの叔父と孤独な少女との交友を情感豊かに描く人間ドラマ。多彩な役に挑んできた草彅剛が、心と身体の違和感に悩みつつ、親戚の娘との生活を通し変化する心模様を繊細に演じ絶賛され、ロングランヒットを記録。新宿のニューハーフショークラブで働く凪沙（草彅剛）は、育児放棄に遭う親戚の一果（服部樹咲）を渋々預かり、ぎこちない共同生活が始まるが、バレエの素質を見出された一果に凪沙も感化され、孤独な者同士で絆を育んでいく。

警視庁さくらポリス～最強の姉妹捜査官～ 出演：大塚寧々

06/03(月)20:55～22:55

大塚寧々主演のミステリードラマ。姉妹刑事が二つの事件の接点を暴く。出演はほかに田山涼成、鈴木福、中山忍、神保悟志、石黒英雄、北見敏之、根岸季衣、浅野ゆう子。 警視庁生活安全特別捜査隊「さくらポリス」の山田小梅（大塚寧々）は、ストーカー被害に遭っているという中学生・沢田ミチル（川島鈴遥）の相談を受け捜査を開始する。小梅が防犯カメラに映った不審人物の目撃場所へ向かうと、ホステス殺人事件を捜査中の姉で捜査一課刑事・椿（浅野ゆう子）と遭遇。そんな中、ミチルが負傷したとの知らせが。小梅は搬送先の病院へと急ぐが・・・。

［字］浅見光彦シリーズ「壺霊」（速水もこみち主演）

06/04(火)07:00～08:40

ベストセラー作家・内田康夫の原作をドラマ化した旅情ミステリー『浅見光彦シリーズ』の第34作。3代目・浅見光彦を演じる のは速水もこみち。第3弾となる今回は、京都の街を舞台に、呪われた壺「紫式部」と殺人事件の謎にルポライター・浅見 光彦が挑む。共演は佐久間良子、風間杜夫、鶴見辰吾、賀来千香子ら実力派の俳優陣が顔を揃える。2014年作品。 【ストーリー】 ルポライターの浅見光彦（速水もこみち）は「京都の伝統を旅する」という企画の取材で、京焼の大家・大勝涼矢（小木茂 光）の窯場を訪ねたが、火入れと重なり取り合ってもらえなかった。そこに、大勝の面倒を見ている女性・諸橋琴絵（賀来千 香子）が現れ、光彦は大勝の作品を展示している正雲堂へ案内される。そこは琴絵の姉・伊丹佳奈（福井裕子）の嫁ぎ先 でもあった。正雲堂には大勝の作品も多く展示されていたが、彼が作品作りに迷うと眺めに来るという高麗青磁の壺「紫式 部」もあった。800年前に作られたもので、作者は不明だが、壺の中には怨霊が詰められ、持つ人に次々と不幸が訪れると 言われていた。そんな曰くつきの壺だが、どんな陶芸家にもその色合いは出せないという美しい壺だった…。

原田眞人監督特集 タフ PARTⅢ ビジネス殺戮篇

06/05(水)02:15～04:00

原田眞人監督が若き殺し屋を主人公にした、伝説のハードボイルドアクション「タフ」シリーズの第３作。殺し屋の次郎は新たに殺しのエージェントと出会う。主演は木村一八。発売当時、ビデオ用映画ながら劇場用映画に劣らないクオリティーが評判になった「タフ」シリーズ。木村が演じる殺し屋志望の青年の成長を奇妙な日常感覚と迫力あるガンアクション満載で描いたが、前後編だった「～ＰＡＲＴⅠ　誕生篇」「～ＰＡＲＴⅡ　復讐篇」に続いた前後編、第３・４作の前編が本作。殺し屋として成長を続ける次郎だが、彼に殺しの仕事を紹介するエージェントゆきと出会う一方、自分が殺したある人物に幽霊のようにまとわりつかれるように……。原田監督のオフビートな感性もさらにヒートアップ。 殺し屋として成長して独立した次郎は、仕事を紹介してくれる代理人（エージェント）が必要だった。出会った切れ者の女性ゆきは、いきなり５人を殺すという大仕事を依頼してくるが、５人目である殺し屋は名前も顔も不明だった。まずは次郎は５人のうち３人が集まりそうな雀荘に店員として潜入することに。次郎は３人を一度に殺すチャンスを待つが、かつて殺した人物の幻想を見始め、しかもその人物は常に次郎に語りかけてきて……。