フー・ティエンユーの出演・関連番組

アジアホリック！ 本日公休

08/25(月)21:00～23:00

台湾の下町で昔ながらの小さな理髪店を営む女主人と、その周囲が織り成す人間模様をしみじみと味わい深く描き、数多くの映画賞に輝いた、人情味あふれるヒューマンドラマ。 台湾の俊英フー・ティエンユー監督が自身の母親をモデルに脚本を書き、実家の理髪店で撮影を敢行。ホウ・シャオシェンやエドワード・ヤン監督とも数多く組んだ台湾映画界の重鎮、ウー・ニェンチェンがプロデュースを担当。「客途秋恨」などで知られる名優ルー・シャオフェンが、本作で２４年ぶりに映画に復帰し、味わい深い好演を披露。第２５回台北電影奨で主演女優賞と助演男優賞（フー・モンボー）、第１８回大阪アジアン映画祭で薬師真珠賞（俳優賞）と観客賞を受賞するなど、多くの賞に輝き、幅広い支持を得た。 ４０年間、台湾の下町で小さな理髪店を営むアールイ。夫を早くに亡くし、３人の子どもを女手一つで育て上げた彼女は、今や各自独立した子どもたちからこんな店はもう時代遅れと言われながらも、元気に店を続けていた。ある日、長女のシンが久々に実家を訪れると、店の前に「本日公休」の札が掲げられ、母親のアールイは留守。その頃、彼女は、病床に就いた古いなじみ客の出張散髪のため、自ら車を運転して先方宅へ向かっていた。