[字]税務調査官・窓際太郎の事件簿24
05/27(火)15:00~16:40
小林稔侍主演「窓際太郎の事件簿」シリーズの第24弾。“窓際太郎”こと窓辺太郎は、表向きは東京国税局から世田谷南
税務署に大左遷されたダメ税務署員だが、本当の姿は政財界の癒着を暴く国税局の陰の査察官だ。今回の舞台は長
崎。伝統工芸の長崎チロリを作る工房には、企業買収と利権が絡んでいた。買収を狙う企業、長崎を地盤とする政治家、
そして経営コンサルタント…。彼らの裏に何かあると太郎は確信する。長崎の人々の心を伝える伝統工芸は、そのままの
姿で生き残ることが出来るのか。伝統を継承する人々の思いを無視し、自らの利益に走る政治家たちを太郎が斬る!
【ストーリー】
世田谷区南税務署の窓辺太郎(小林稔侍)は「窓際」と呼ばれているが、もうひとつの顔は国税局査察部長・森村(北村総
一朗)の命を受けて悪を懲らす影の税務調査官だ。太郎は母から、亡くなった父の思い出の品である長崎チロリを、制作
した職人の息子に返して欲しいと頼まれる。そんな時、森村から呼び出しが。M&Aを繰り返して利益をあげている熱田電
子科学工業の社長が自社の経営状態に疑問を持ち、森村に内部告発をしてきたというのだ。しかし社長が突然死亡し、
体内から薬物が検出され、内部告発の資料も消えていた。さらに、長崎を地盤とする民自党の笹塚恭司(嶋田久作)が熱
田電子に接近しているという情報もあった。長崎にやってきた太郎は、長崎山手税務署税務官の岩永麻衣(南沢奈央)と
一緒に行動することに。実は麻衣の父親・岩永克己(天宮良)は、太郎が長崎チロリを返す相手だった。そんな克己の工
房にもM&Aの波が押し寄せていた。熱田電子の経営コンサルタントをしている浦沢郁美(東風万智子)が県議会議員の
峰栄作(赤塚真人)の仲介で、買収の話を持ちかけてきたのだ。長崎チロリの継承にこだわる一方で借金を抱え、克己は
心が揺れる。熱田電子と民自党議員、県議会議員、そして経営コンサルタント…。この裏には何かあると確信した太郎は、
東京からやってきた国税局職員の椿薫(麻生祐未)と一緒に調べを進める。