シャルロット・ゲンズブール　プロフィール

「ジェーンとシャルロット」放送記念！女優 シャルロット・ゲンズブール なまいきシャルロット

06/10(月)23:15～01:00

エキセントリックだがチャーミングという独特の存在感で個性派スターとして人気が高い、Ｃ・ゲンズブールの初期主演作。セザール賞で新人女優賞に輝いた青春ラブロマンス。後にフランス映画界を代表する女優のひとりとなるゲンズブールの若き日の主演作の１本。彼女が演じるのは、思春期に入ったばかりの１３歳という等身大のヒロイン。この時のシャルロットは不機嫌そうな表情からしぐさ、つぶやき、小さなアクセサリーの一つ一つまでがみずみずしく若手俳優として魅力たっぷり。青春映画が新人女優に奇跡を起こした１本であり、他国のアイドルとは一味異なるフランスの若手女優の魅力が存分に堪能できる。監督はやはりシャルロットが主演した「小さな泥棒」や「伴奏者」のＣ・ミレール。 ７月、パリ。夏休みに入ったというのに足をけがをしてしまった１３歳の少女シャルロットは、バカンスのための遠出ができず、退屈な日常にもちょっとイライラしていた。そんなある日、彼女はかねてから憧れていた同い年の天才少女ピアニスト、クララと言葉を交わす。彼女から付き人になるよう誘われて有頂天になるシャルロットだったが、一方で才能にあふれ、自信に満ちたクララに憧れとも嫉妬ともつかない複雑な想いを抱き……。

アンチクライスト［Ｒ１５＋指定版］

06/11(火)01:00～03:00

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の鬼才Ｌ・Ｖ・トリアー監督が、息子を事故で失った夫婦の交流を衝撃的に描写。主演のＣ・ゲンズブールがカンヌ国際映画祭で女優賞を受賞。「ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」など、新作が常に物議を醸す鬼才トリアー監督が、基本的にたった２人しかいない登場人物をとことんまで追い詰めた、これまた衝撃作。前半は心理ドラマを思わせるが、後半はまるで暴走するかのようにホラー風サスペンスになだれ込むのが圧巻（カンヌでは気絶する観客もいたとか）。随所に見られるトリアーならではの映像美も見どころ。２人の主人公を、続くトリアー作品「メランコリア」にも出演したゲンズブールと「スパイダーマン」のＷ・デフォーが体当たりで熱演。 夫婦である“彼女”と“彼”が愛し合っている間、目を離していた幼い息子ニックがマンションの窓から転落死してしまう。悲しみと自責の念で心を病んでいく“彼女”。セラピストでもある“彼”は、自ら妻を治療しようと決心。かつて“彼女”はニックとある森を旅行したが、なぜか森が怖いという妻の言葉を手がかりに、“彼”は妻とその森の奥にある山小屋へ泊まりがけの旅行へ。“彼”は何とか“彼女”に恐怖を克服させようとする。

「ジェーンとシャルロット」放送記念！女優 シャルロット・ゲンズブール フェリックスとローラ

06/11(火)23:00～00:35

移動遊園地にひとり寂しげにたたずむ訳ありげなヒロインに扮して、Ｃ・ゲンズブールが可憐な魅力を披露。「髪結いの亭主」のＰ・ルコント監督による切ないラブストーリー。郊外の移動遊園地にひとり寂しげにたたずむ、何やら訳ありげな若い女性のローラ。そんな彼女の陰りのある表情に心惹かれた移動遊園地のオーナーであるフェリックスが、ローラと運命の恋に落ちていくさまを、恋愛映画の名手ルコント監督が、孤独な登場人物たちの心情にそっと寄り添う、彼ならではの巧みな演出手腕を発揮しながら、ミステリアスなムードたっぷりに活写。訳ありげなヒロインに扮してゲンズブールが可憐な魅力を披露する一方、彼女と恋に落ちるオーナーを演じるのは「灯台守の恋」のP・トレトン。 郊外の空き地に移動遊園地を設営しながら、各地で定期的に興行を打つ移動遊園地のオーナーのフェリックス。ある日彼は、ひとり寂しげに遊園地で漫然とたたずむ若い女性ローラの姿を目にして彼女に心惹かれる。私をここで雇ってくれる？という彼女の問いに彼も即座に応じ、かくして遊園地でともに働くうち、フェリックスはすっかりローラに恋するようになる。しかし彼女は誰かに追われているらしく、謎めいた男性が彼女の周囲に付きまとうようになったある日、ローラはフェリックスの前から不意に姿を消してしまう。

メランコリア

06/12(水)00:35～03:00

鬼才Ｌ・フォン・トリアーが監督。泣いても笑っても世界はこれっきりで終わり。この世の終末に立ち会う人々を圧巻の映像美で綴り、世界中をあっと言わせた、衝撃の問題作。メランコリアとは憂鬱症のこと。本作までの数年、うつ病に悩まされたトリアー監督が、いっそ世界が終わり、すべての苦しみが一瞬にして消え去ってくれたなら……という自らの切実な心情を作品に投影して生み出した問題作。そのあまりにもロマン主義的な彼の世界観は賛否両論を呼んだが、ワーグナーの壮大な調べに乗せて展開される世界の終末の崇高なイメージの数々は、思わず観る者を圧倒するだろう。第２４回ヨーロッパ映画賞作品賞、第６４回カンヌ国際映画祭女優賞（Ｋ・ダンストに対する）ほか、多くの賞を受賞。 新郎の夫マイケルを連れて、姉のクレアとその夫ジョンが自宅の豪邸で催す結婚パーティーの場へ急ぐ、新婦のジャスティン。主役カップルの遅まきながらの到着を受けてようやくパーティーが始まり、参列者一同から結婚を祝福されて本来なら幸せの絶頂にあるはずのジャスティンだが、彼女の心はなぜか曇りがち。しかし巨大な惑星の異常接近により、地球滅亡の危機が刻一刻と迫る中、むしろ彼女の心は次第に晴れやかになっていき……。

「ジェーンとシャルロット」放送記念！女優 シャルロット・ゲンズブール ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール

06/12(水)23:30～01:15

フランスの人気俳優Ｃ・ゲンズブールが実生活でのパートナー、Ｙ・アタル（本作では監督も兼任）とともに彼ら自身を演じた恋愛コメディ。有名俳優を妻に持った夫の悩みは？有名俳優をパートナーに持ったばかりに、何かと気苦労が絶えない男性。そんなカップルの心の擦れ違いを、ともにフランス映画界きっての人気俳優であり、長年、実生活でもおしどりカップルとして知られるゲンズブール＆アタルが自分たちを演じて劇中共演し、虚実を交錯させながら軽妙に描写。セレブカップルにありそうというエピソードを満載しており、思わずにやりとさせられる愉快な１本だ。アタル本人が初めて映画監督業も手がけたほか、やはり有名スターのＴ・スタンプ、Ｌ・サニエらが共演したも見もの。 スポーツ記者のイヴァンは、人気スターのシャルロットをパートナーにしたばかりに、何かと気苦労が絶えない。せっかく二人きりで外出してもすぐにファンに邪魔され、プライバシーなどないも同然な上、彼女はさまざまな場所に顔パスで入れるのに彼だけではだめで、彼の面目はすっかり丸潰れ。しかも次の彼女の新作映画では、名うてのプレイボーイとして知られるジョンが共演者に決まり、イヴァンは嫉妬しまくって気が気でなく……。

「ニンフォマニアック」2作品一挙放送 ニンフォマニアック Vol.1［Ｒ１５＋指定版］

06/13(木)01:15～03:15

色情狂の女性をヒロインに据え、彼女の自由奔放な性の冒険の数々をデンマークの鬼才Ｌ・フォン・トリアー監督が赤裸々に描いて世界中で物議を醸した、一大問題作の前編。過激でセンセーショナルな題材を好んで取り上げては、世界中の映画ファンをたえず挑発し、あっと言わせてきたデンマークの鬼才、フォン・トリアー監督。そんなお騒がせ監督の彼が、本作では題名通り、色情狂の女性を物語のヒロインに据え、彼女が繰り広げる自由奔放な性体験の数々を赤裸々なタッチで表現。「アンチクライスト」のＣ・ゲンズブールがまたもや主演で大胆な演技を披露するほか、若き日のヒロインには本作で映画デビューを果たしたＳ・マーティンが扮して、やはり体当たりの熱演を見せ、高い評価を得た。 ある冬の晩、孤独な初老の男性セリグマンは、買い物に外出した帰り道、路地裏で血だらけになって倒れているひとりの女性を発見し、彼女を自室に連れ帰る。介抱されてどうにか回復したその女性は、「私の名前はジョー。色情狂よ」と自己紹介すると、子どもの頃から並外れて性に対して好奇心が旺盛だったことを、セリグマンに告白する。そして彼女は、自らがこれまで繰り広げてきた性の冒険の数々を赤裸々に話し始めるのだった。

「ニンフォマニアック」2作品一挙放送 ニンフォマニアック Vol.2［Ｒ１５＋指定版］

06/14(金)01:00～03:15

色情狂の女性をヒロインに据え、彼女の自由奔放な性の冒険の数々をデンマークの鬼才Ｌ・フォン・トリアー監督が赤裸々に描いて世界中で物議を醸した、一大問題作の後編。過激な題材をあえて選び、世界中の映画ファンを挑発し続ける現代屈指の異端児フォン・トリアー監督が、色情狂の女性を物語のヒロインに据え、彼女が繰り広げる自由奔放な性体験の数々を赤裸々なタッチで表現した一大問題作の後編。数々の奔放な性の冒険の末、前編の終盤、思いがけず不感症に陥ってしまったヒロインが、ＳＭなどの倒錯的世界にのめりこんでいく様子をセンセーショナルに綴る。前編に続き、Ｃ・ゲンズブールとＳ・マーティンがヒロインを熱演するほか、Ｊ・ベル、Ｓ・ラブーフなど、共演者も豪華多彩。 ある冬の晩、血だらけになって路地裏に倒れているところを初老の男性セリグマンに助けられ、これまで自分が繰り広げてきた自由奔放な性の冒険の数々を、彼相手に赤裸々に物語ることになったジョー。いつしか不感症に陥ってしまったジョーは、なんとか性の快感を取り戻そうと、あれこれ試行錯誤。冷酷なサディストの男Ｋのもとを訪ねた彼女は、彼のＳＭの儀式に参加し、不自由な姿勢でむち打たれることに喜びを見いだすようになる。

「ジェーンとシャルロット」放送記念！女優 シャルロット・ゲンズブール 午前４時にパリの夜は明ける

06/13(木)23:00～01:00

苦難を乗り越えて懸命に生きるシングルマザーのヒロインを、Ｃ・ゲンズブールが魅力的に好演。「アマンダと僕」のＭ・アース監督が１９８０年代のパリを舞台に描く感動作。夫と別れ、シングルマザーとなったヒロインが、さまざまな苦難を乗り越え、２人の子どもたちとともに懸命に前に歩んでいく姿を、１９８０年代のパリを舞台にいきいきと描写。「なまいきシャルロット」で注目を集めたゲンズブールと、やはり１９８０年代からトップ女優として活躍し続けるＥ・ベアールが仲良く共演するほか、「満月の夜」「北の橋」など、１９８０年代の名作映画が劇中に引用され、ヌーヴェル・ヴァーグの精神を現代に受け継ぐアース監督ならではの映画愛に満ちた、みずみずしい感動作に仕上がった。 １９８１年のパリ。夫と別れ、子どもたちを養うため、働く必要に迫られたエリザベート。彼女は深夜ラジオ番組の人気パーソナリティー、ヴァンダに求職の手紙を書き送り、番組のアシスタントとして働き始める。ある晩、番組のリスナーの孤独な少女タルラと出会い、彼女が家出してきたことを知ったエリザベートは、自宅に泊まるよう彼女を招く。そんなタルラに、エリザベートの純情な息子マチアスがすっかり惚れ込むようになり……。

「ジェーンとシャルロット」放送記念！女優 シャルロット・ゲンズブール ジェーンとシャルロット

06/14(金)23:20～01:00

Ｊ・バーキンとＣ・ゲンズブール。ともに時代を代表するスター＆ファッションアイコンであり、実の母娘でもある２人が、率直に真実を語り合う姿を収めた貴重な感動作。娘のゲンズブールが母バーキンを被写体にして初監督を務めたドキュメンタリー作品。実の母娘とはいえ、２人を取り巻くファミリー・ヒストリーは複雑。シャルロットは、バーキンが今は亡きフランスのカリスマスター、セルジュ・ゲンズブールとの間にもうけた娘だが、彼女にはそれぞれ父親の違う姉ケイトと妹のルーがいて、しかもケイトは２０１３年に悲劇的な形で急死。かくして２人の間には常に微妙な距離感が介在する中、娘の問いに答える形で母親が自らの胸の内を率直に明かし、貴重で得難い感動作に仕上がった。 ２０１８年、コンサートのために来日したバーキンに同行して東京を訪れたシャルロットが、母を被写体にしてドキュメンタリーの撮影を開始。「ママと向き合うといつも恥じらいを感じてしまうの」と問いかけるシャルロットに対し、「私はあなたに気後れしていた。他の姉妹とは違って特別な存在だったから」とバーキンもためらいがちに応じる。かくして芸能界きってのセレブ一家であった母と娘との、互いの距離を埋める対話が始まる。