ロベール・ドルフマンの出演・関連番組

もう一度会えたら！麗しのアラン・ドロン 仁義

01/22(木)18:30～21:00

フランス映画界の２大スター、Ａ・ドロンとＹ・モンタンの豪華な初共演が大きな見どころのフィルムノワールの佳作。宝石店襲撃計画に参加したアウトロー２人の運命は……。 男たちが運命の糸に導かれ、対決に追い込まれていく様子をスリリングに描写。監督は、ドロンと「サムライ」「リスボン特急」でも組んだ、フィルムノワールの第一人者である巨匠Ｊ＝Ｐ・メルヴィル。友情と対立、信頼と裏切りなど、一貫して“男の世界”を描いた同監督が、常に俳優へ“静”の演技を要求したのは有名。特にドロンは、クールなギャング役を寡黙に演じ、その魅力はたっぷり。共演のブールヴィルにとっては本作が遺作となった。日本初公開時、約２０分もカットされたが、今回はオリジナルの全長版で放送。 刑務所から出所したコレーは仲間のリコに貸していた金を彼から取り返すが、リコの追っ手に捕まりかかる。だが偶然コレーの車のトランクに忍び込んでいた脱獄犯ヴォーゲルに助けられ、コレーとヴォーゲルの間には友情が芽生える。やがて文無しになったコレーたちはかつてコレーが持ち掛けられた宝石店襲撃計画を、ヴォーゲルの友人で元警官のジャンセンを仲間に加えて決行するが、警察のマッティ刑事がヴォーゲルを追っており……。

もう一度会えたら！麗しのアラン・ドロン リスボン特急

01/23(金)19:10～21:00

フランスの２大スター、Ａ・ドロンとＣ・ドヌーヴが共演。フィルムノワールの第一人者Ｊ＝Ｐ・メルヴィル監督にとって惜しくも遺作となった、スリリングな犯罪サスペンス。 ドロンが演じる刑事は銀行強盗一味を追ううち、そのリーダーの恋人であり、かつて自分ともなんらかの関係があった、ドヌーヴが演じる女性と出会い……。それぞれの犯罪をリアルに描いたのが迫力満点だが、フィルムノワール好きには「サムライ」「仁義」でもドロンと組んだ、メルヴィル作品ならではといえる男同士の友情も見もの。中でも本作で一つの頂点に達したドロンのダンディな“静”の魅力も女性ファンにはたまらない。ドヌーヴの美しさもフランス映画ファンの期待通りだ。 パリ。リスボン行きの特急で麻薬が国外に持ち出されるという情報をコールマン刑事が嗅ぎつけたころ、別の小さな町では４人組が銀行を襲って大量の現金を奪ったが、一味のひとりマルクは負傷してパリの病院に入院する。４人組の残りの３人はマルクを病院の外に連れ出そうとする。一方、４人組のリーダー・シモンはコールマンの友人だったが、特急から麻薬を横取りする計画を実行に移して成功。コールマンはシモンとの対決に臨む。