テオ・チョルビの出演・関連番組

年の瀬のサスペンス映画特集 12日の殺人

12/16(火)23:00～01:00

フランスのアカデミー賞に当たる第４８回セザール賞で、作品賞、監督賞など計６部門を受賞。とある殺人事件の謎を追ううち深い闇に迷い込む刑事の姿を描いた不条理ドラマ。 フランスの警察が捜査する殺人事件は、年間８００件以上。しかしその約２割は未解決に終わることに。そんな実際の統計をもとに、前作「悪なき殺人」で高い評価を得たＤ・モル監督が、とある殺人事件の真相解明に挑むひとりの刑事の姿を実録風スタイルで描写。彼の熱意とは裏腹に、捜査が次第に行き詰まり、主人公が焦燥と苦悩を募らせていく様をスリリングに描いて高い評価を獲得。第４８回セザール賞では１０部門にノミネートされ、作品賞や監督賞、主演Ｂ・ブイヨンの有望若手男優賞など、計６部門を受賞した。 フランスの地方都市グルノーブルで、女子大生のクララが何者かにガソリンを浴びせられ、焼死させられる事件が発生。定年退職した前任者に代わって新たな班長となったヨアン率いるチームが、早速捜査を開始。クララの奔放な男性遍歴が明らかになり、多くの容疑者が浮上するが、これという決定的な証拠に欠け、やがて事件は迷宮入りすることに。３年後、熱意ある判事の後押しで捜査が再開され、有力な容疑者が見つかるのだが……。