舞台「マクベス」放送記念!藤原竜也特集 藤原竜也主演「中村仲蔵 ~歌舞伎王国 下剋上異聞~」
09/06(土)18:00~20:30
藤原竜也が、歌舞伎界でのし上がる!努力と才覚と不屈の精神で道を切り開いた男の痛快出世物語を舞台化!
収録日:2024年2月1日/収録場所:東京 東京建物 Brillia HALL
落語や講談の人気演目として知られる「中村仲蔵」の出世物語を、藤原竜也主演で舞台化。江戸時代中期、突如現われた破天荒な歌舞伎役者・初代中村仲蔵が、血縁がものをいう梨園の中で異例の出世を遂げ、一代で名人と呼ばれるようになっていく姿を、実話をもとに描き出す。この痛快無比の中村仲蔵の物語は2021年にNHKでドラマ化され、第77回文化庁芸術祭でテレビ・ドラマ部門の大賞を受賞。今回お送りする舞台は、テレビドラマ版で脚本・演出を務めた源孝志が、新たな視点で書き下ろしたオリジナルの舞台戯曲によるもの。舞台化に当たり源は、「ドラマで演じられた仲蔵が『陽』なら、藤原竜也が舞台で演じる仲蔵は『陰』。徒手空拳で成り上がるダークな仲蔵に、ぜひザワザワしていただきたい」とコメント。膨大な資料を読み込んだ末にドラマでは描き切れなかった仲蔵を、日本を代表する演技派俳優・藤原竜也に託した。
江戸歌舞伎界の表舞台と舞台裏。この両方を連続した人間ドラマとして描く意欲作。努力と才覚と不屈の精神で道を切り開いた男の痛快出世物語を、ぜひお楽しみいただきたい。
時は江戸時代中期、舞台は歌舞伎の黄金期を迎えようとする芝居街・日本橋堺町。江戸三座と称される劇場や芝居茶屋がひしめくこの芸能の町に、ひとりの孤児が運命的に流れ着く。中村座で唄方を務める男と、振り付けを教える女の夫婦に養子にもらわれたこの孤児こそ、歌舞伎史上不世出の天才役者と呼ばれるようになる初代中村仲蔵(藤原竜也)である。
養母の厳しい稽古で踊りの才能を開花させた仲蔵は、役者として舞台に立つ夢を膨らませるが、血筋がものをいう歌舞伎界の高い壁が立ちはだかる。しかし芝居に取り付かれた若者は、無謀にも最下層の大部屋役者から成り上がる下剋上の道を選んだ。歌舞伎界の頂点を巡って裏切りや策謀が渦巻く舞台裏の抗争に巻き込まれつつも、ひたすら芸の道を疾走する仲蔵。しかし彼を待っていたのは苛烈な“楽屋なぶり”だった。