高岩　肇の出演・関連番組

にっぽん泥棒物語

06/16(月)22:00～00:00

松川事件を連想させる鉄道転覆事故を織り交ぜ、土蔵破りを演じる三國連太郎の演技が笑いを誘う喜劇。　出演:三國連太郎／伊藤雄之助　1965年　118分

にっぽん泥棒物語

06/27(金)00:00～02:00

松川事件を連想させる鉄道転覆事故を織り交ぜ、土蔵破りを演じる三國連太郎の演技が笑いを誘う喜劇。林田義助は、前科四犯の土蔵破り。狙いをつけた家の土蔵に忍び込み、盗品を現金に代えて生計を立てていた。ところが所帯を持った女に盗品を土産に持たせた事から足が付き、拘置所行きに。そこで知り合った庫吉と呉服屋に忍び込むが、庫吉のヘマで失敗。逃げる途中不気味な集団を目撃するが、その直後に列車転覆事故が勃発する。

黒田騒動

06/19(木)11:00～13:00

内田吐夢監督と片岡千恵蔵が『血槍富士』に続いてコンビを組んだ時代劇の力作。 出演:片岡千恵蔵／大友柳太朗 1956年 109分

黒田騒動

06/27(金)18:00～20:00

内田吐夢監督と片岡千恵蔵が『血槍富士』に続いてコンビを組んだ時代劇の力作。主家のため「主君に謀反の疑いあり」と幕府に訴追して日本三大お家騒動と言われた『黒田騒動』を描く。徳川幕府の強硬な外様大名取り潰し政策が行なわれている頃、また島原の乱より数年前の九州。筑前黒田50万石では先代よりの重臣・栗山大膳が忠誠と機転で主君・黒田忠之を守ってきたが、新任家老・倉橋十太夫は主君の妾・お秀の方と結託して幕府に反逆を企てていた。

逆襲獄門砦

06/26(木)11:00～13:00

ウィリアム・テルを題材にした内田吐夢の野心作。片岡千恵蔵が実子・植木基晴とともに出演し、弓の名手・照造を熱演。幕末の動乱期、江州の天領地代官・脇群太夫は衰勢にある幕府財政のため、過酷な取り立てを始めた。次第に強くなる圧政のために村民たちは困窮する。土下座をしなかった息子を咎めた群太夫は、猟師・照造に息子の頭上のみかんを射よと命じた。クライマックスの農民たちの逆襲場面は圧倒的な大群衆シーンが展開される。

衛星劇場シアター 赤い陣羽織

06/28(土)04:00～05:45

“赤い陣羽織”を着た臆病者の代官が、水車番の美しい女房に心を寄せ、何とかものにしようと四方八方手を尽くすが、最後は賢明な奥方の採決をあおぐといった騒動を描いた風刺喜劇。 木下順二の民話劇を映画化したもので、庶民の健康なエスプリと封建制未成熟時代の支配者のとぼけたおかしさを笑いの中に捉えようというもの。脚色は高岩肇、監督は山本薩夫。十七世中村勘三郎が舞台と同じ役を演じて映画初出演するほか、有馬稲子、香川京子、伊藤雄之助、三島雅夫などが顔を揃える。 むかし、ある田舎の水車小屋に甚兵衛（伊藤雄之助）とせん（有馬稲子）という夫婦が住んでいた。とぼけた顔をして風采の上らない甚兵衛にくらべ、女房のせんは飛びきりの美人だった。そのため、土地の代官や庄屋などがせんに心を寄せ、足繁く水車小屋を訪れる。特にご熱心なのは赤い陣羽織を風になびかせ、颯爽と馬でのりつける代官・荒木源太左衛門（十七代目中村勘三郎）である。この代官、生来の臆病者で外では代官風を吹かせて威張るが、内では奥方に頭が上らず…。

霧と影

07/11(金)21:00～22:30

水上勉の同名ベストセラー小説を映画化。北陸で起こった一教師の謎の死とその背後にうごめく黒い疑惑に、二人の新聞記者が挑む本格推理ドラマ。能登半島の青蛾小学校の教員・笠原が観音崖の上から転落死を遂げたという毎朝新聞の地方版を読んだ記者・小宮は、不審を抱き現場に飛んだ。なぜなら、小宮は笠原夫婦とは学友で、笠原は当時から極度の高所恐怖症だったのである。能登に着いた小宮は早速笠原の下宿を訪ねる。