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05/04(土)11:30~13:45
酒の席での一言で夜逃げが相次ぐ宿場町を救う一大プロジェクトが動き出す。お上VS庶民のお金バトルの行方は? 阿部サダヲ、瑛太ほか、豪華キャスト共演の時代劇。「武士の家計簿」原作の磯田道史による小説を、「忍びの国」の中村義洋監督が映画化。阿部演じる造り酒屋の十三郎、瑛太演じる茶師の篤平治、竹内結子演じる煮売り屋のときなど、個性豊かな面々が宿場町を救おうとする姿を、時に現代社会に対する皮肉を織り交ぜながら描く痛快時代劇。憎々しい松田龍平の怪演や、ある国民的人気スポーツ選手の特別出演など、思わずニヤリとさせる仕掛けもあり、「武士の家計簿」、「超高速!参勤交代」などの時代劇をヒットさせてきた近年の松竹らしい人情喜劇の味わいもたっぷり。 財政に困っている仙台藩では農民や町人が容赦ない重税を課され、破産と夜逃げが相次いでいた。寂れた宿場町・吉岡宿で町の心配をする十三郎は、京都から戻ってきた知恵者の篤平治から宿場復興の秘策を打ち明けられる。それは、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げる、農民が搾取する側に回るという逆転の発想だった。十三郎は弟の甚内や大肝煎の千坂など町の人々を巻き込み、私財をつぎ込んで1000両を集めるため奔走する。
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05/04(土)13:45~16:00
堤真一と岡村隆史がW主演したエンターテインメント時代劇。藩主が起こした刃傷沙汰でお取りつぶしとなる赤穂藩。限られた予算内で討ち入りの準備をする浪人の奮闘を描く。「忠臣蔵」の物語を、“予算”という角度から読み解いた歴史学者・山本博文の著書を、「殿、利息でござる!」「忍びの国」の中村義洋監督が映画化。映画の中に出てくる事柄や予算金額が現代の用語や金額に置き換えて解説されるのがユニークで、堤演じる大石内蔵助が関西弁で話し、周囲の人々の言動にツッコミを入れていくさまに大いに笑わされる。これまでの「忠臣蔵」とかなり異なるが、“討ち入りの日”というゴールまで描かれるさまざまな人間模様が魅力。竹内結子、石原さとみなど豪華俳優陣の共演も楽しい。 幕府の重臣・吉良上野介に切りかかった赤穂藩主・浅野内匠頭は即日、切腹させられる。藩はお取りつぶしになり、家老の大石は幼なじみの勘定方・矢頭に力を借りて残務整理の日々を過ごす。御家再興の道が閉ざされた彼らに残された希望は宿敵・吉良邸への討ち入りだが、討ち入りには費用が必要で、使える予算は現在の貨幣価値に換算すると9500万円。生活費や食費、家賃、江戸往復など、お金が出ていくばかりで大石は頭を抱える。
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