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2022/07/14

東北楽天・島内宏明が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!賞金は「〇〇を爆買いしたい!」

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パ・リーグ 東北楽天ゴールデンイーグルス 島内宏明選手が、6月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

島内選手は、6月22日岩手県営野球場で行われた対北海道日本ハムファイターズ11回戦、3対3の同点で迎えた9回裏2死一、二塁の場面で右翼席へサヨナラ3点本塁打を放った。

東北楽天は2点を先制された直後の3回裏、茂木選手の左線二塁打で1点を返すと、続く4回裏には、浅村選手が右本塁打を放ち同点とし、さらに太田選手の適時打で3対2と逆転に成功する。その後、両チーム無得点のまま、8回からマウンドに上がった安樂投手が連打を浴び、同点とされる。3対3の同点で迎えた9回裏、マウンドには北海道日本ハムの北山投手。先頭打者の山﨑選手が三振に倒れるも、続く茂木選手、鈴木大選手が二者連続で安打を放ちサヨナラのチャンスを作る。2死一、二塁の場面で打席に立った島内選手は、北山投手からスイッチした鈴木投手に対しファウルで粘り、2ボール2ストライクからの7球目、甘く入った直球を見逃さずに捉えた打球は、右翼席へ飛び込むプロ11年目で自身初のサヨナラ本塁打となった。

1970年の完成以来、長年に渡り多くのドラマを生み、79試合目のプロ野球公式戦開催となった岩手県営野球場。老朽化に伴い来年3月での閉鎖が決定しており、最後となったプロ野球公式戦は、東北楽天の頼れる四番の劇的な一発での締めくくりとなり、盛岡のファンを歓喜の渦に巻き込んだ。

島内選手はスカパー!サヨナラ賞初受賞となる。

プロ11年目、自身初のサヨナラ本塁打を放った島内宏明選手
プロ11年目、自身初のサヨナラ本塁打を放った島内宏明選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「非常にうれしく思います」

――自身初のサヨナラホームランでしたが、打った瞬間はどのような思いがよぎりましたか?

「後ろに4番バッター銀次さんがいて、何とかしてくれるだろうと思って打席に入りましたが...正直、僕がアウトカウントを間違えていて。1アウトだと思って、ゲッツーは打ちたくないな、フライ打てたらいいなと思って打席入って、こういう結果になったという感じですね。後からアウトカウント2アウトだったと知りました」

――ホームベースに戻ってきた時、仲間から祝福を受けていましたが、どのように感じましたか?

「塁を回ってる時は、すごくうれしかったんですけど、ホームベース手前ぐらいですごい水をかけられて寒かったなって(笑)」

――右投げサイドスロー・日本ハムの鈴木健矢投手が相手でしたが、変則投法の投手の狙い球であったりとか、狙うコースについてはどのような意識をされていましたか?

「うーん、また同じなんですけど、後ろに銀次さんがいて、一、二塁の場面で僕勝負になると思ってたんで、しっかり甘い球が来ると思って打席には立っていました」

――ちなみに、アウトカウントを間違えていたことに気が付いたのはいつでしょうか?

「ヒーローインタビューの時はまだ間違えていましたね。気が付いたのは翌日くらい...」

――岩手県営野球場でのプロ野球公式戦最後のサヨナラホームランでした。東北各地で活躍する球団に所属し、ご自身のサヨナラホームランが県営野球場の歴史を締めくくる一本となったことはどのように感じてますか?

「楽天イーグルスが勝ったことがまず良かったです。銀次さんに決めてほしいっていう気持ちはあったんですけど、そこは銀次さんに申し訳ないっていう気持ちもあります」

スポーツニッポン新聞社提供

――ホームランの直後、岩手のファンの大きな拍手に包まれていましたが、仙台のホームゲームとは違った雰囲気でしたか?

「前日は秋田で試合があってアウェイ感があったんですが、盛岡はホーム感があって非常に戦いやすかったなと思います」

――今後もチームの中軸・4番として大事な場面が出てくると思いますが、どのような打撃を見せていきたいですか?

「あんまり考え過ぎても打てないので、来た球を強くしばくって言う感じで行きたいなと思います」

――賞金の使い道は?

「家賃2ヶ月分もあるんで...最近、ユニクロにハマってるんで、ユニクロを爆買いしたいです。ユニクロは生地感がすごく良いくて、クオリティにびっくりしました。家族みんなでユニクロ着てますね」

――野球以外での特技を教えてください

「特技っていうのはあんまりないんですけど、マラソンとかですね。休みに10㎞程走る時がありますね。競歩の選手とかには申し訳ないんですが、大会にも興味はあるのでエントリーしてみたいですね」

――今、一番欲しいものは何ですか?

「休みですね。試合にはいっぱい出たいんですけど、たまに休養も欲しいですね。温泉とか巡りたいです」

――出身地の石川県小松市のふるさと自慢を教えてください

「僕、田舎が好きなんで、田舎がすごくいいですよ。ご飯も美味しいので行ってみてください。魚も美味しいですが、僕の実家は農家もしているのでお米を是非食べて欲しいです」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「スカパー!に契約して見ていただいてるんで、またこの賞を獲りたいなと思います」

(C)Rakuten Eagles

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

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<スカパー!では、シーズン全試合を放送>

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