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2022/07/28

SEVENTEENの日本語メッセージに感動...約3時間を全力で駆け抜けた「特別なファンミ」

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SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」
SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」

5月26日にデビュー7周年を迎えた13人組ボーイズグループ・SEVENTEEN。その直前、4月には自身初の映画『SEVENTEEN POWER OF LOVE:THE MOVIE』が世界各地で公開されたほか、5月27日には待望の4th Album『Face the Sun』、7月18日にはそのリパッケージアルバム『SECTOR 17』がそれぞれリリース(日本発売日は7月30日)、そして3度目となる大規模なワールドツアー「SEVENTEEN 2022 WORLD TOUR[BE THE SUN]」を敢行するなど、ビッグトピックが続いている。

そんな7周年記念日の直前となる5月7日、8日には、さいたまスーパーアリーナでファンミーティング「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 'HANABI'」も開催。2日間で約6万人を動員したこのイベントは、"再会"を待ち焦がれたCARAT(ファンの名称)に対する彼らの熱い想いが伝わってくる内容だった。

■ファンミならでは!"HANABI"の名に相応しいお祭り企画で盛り上がる

約2年半ぶりのセブチに熱狂!「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」」
約2年半ぶりのセブチに熱狂!「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」」

(C)PLEDIS Entertainment

有観客では約2年半ぶりとなった今回のイベント。クラッパー(応援グッズ)を叩く音が会場内に響き渡る中、赤やピンクを基調とした衣装に身を包んだ13人が登場。オープニングの「舞い落ちる花びら (Fallin‛ Flower)」では、花びらを表現した優美かつ繊細なダンスと歌声で、幻想的な世界へとCARATを誘う。「この光景に感動しています」――その後の自己紹介コーナーではこんな言葉も飛び出していたが、2年半という空白を埋めるかのように、会場内は序盤から一気に盛り上がりを見せていく。

これまで「HARU」「HANA」「HARE」...と繋いできた日本での特別なステージ。"HANABI"と名付けられた今回も、彼らのファンミーティングには欠かせない古家正亨をMCに迎え、お祭りのような楽しい企画も準備された。究極の2択に答える企画「SVTバランスゲーム」ではメンバーの珍回答が続出したほか、中盤では、2チームに分かれて輪投げや射的といった縁日ゲームをリレー形式で競う「HANABI RELAY GAME」のコーナーも。豪華な賞品が賭けられたゲームに、メンバー全員がムキになって本気で取り組むレアな姿もまた、ファンミーティングならではの醍醐味だ。

■世界最速披露となったラブソング「Darl+ing」ほか、充実のセットリスト

一方のライブでは、「Together -Japanese ver.-」を爽やかに歌うと、間髪開けずにアリーナ中央に設けられたセンターステージに移動し、至近距離からCARATへの想いを伝えるかのようにバラード曲「To you」を歌唱。さらに客席のクラップを促したり、ペンライトでウェーブを作ったりと、会場内を盛り上げると、お次は「24H」のステージへ。時計の文字盤を表現したフォーメーションダンスなど、13人の動きが美しく揃ったSEVENTEENならではのステージに会場内も圧倒されていた。

爽やかなパステルカラーの衣装をチェンジして迎えた後半も畳み掛けるようなステージを展開したSEVENTEEN。左右のどちらに行くか、途方に暮れた若者たちに勇気を与える応援ソング「Left & Right」を楽しそうに歌い踊ると、勢いそのままに「HOME;RUN」の日本語バージョンを初披露。そしてポップな楽曲構成から一変、有観客では今回のイベントが世界最速披露となったラブソング「Darl+ing」では、甘美な歌声を響かせ、感動的な雰囲気で締めくくった。

SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」
SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 「HANABI」

(C)PLEDIS Entertainment

■13人のメンバーが日本語を交えて語ったCARATへの想いとは?

13人がステージを降りると客席からはアンコールを求めるクラッパーの音が鳴り響き、Tシャツに身を包んだメンバーたちが再登場。「これは白い雪が降っていた日の僕たちの物語だ」――WONWOOの印象的なセリフから始まる日本オリジナル曲「あいのちから」を歌い上げると、「SEVENTEENと同じ気持ちをCARATも感じていると思ったので、共有したかった」と、作詞作曲を手がけるWOOZIが曲に込めた気持ちを明かした。

そしてこの日最後となったMCでは、「いつも感謝し合って、愛し合って、大変な時には手を差し伸べるSEVENTEENとCARATになりましょう」というTHE 8の温かな言葉を皮切りに、ひとり一人が心を込めて日本語で用意したメッセージを語っていった。

SEUNGKWANは「待っていてくれた分、これからたくさん恩返ししていきます。"あいのちから"を教えてくれたCARATの皆さん、改めて愛してます」と力強く言葉を紡ぎ、「皆さんの幸せが僕たちのSEVENTEENであり続けられるように、これからもたびたびカッコいい姿で皆さんに会いに来たいと思います」とS.COUPSが約束の言葉を残した。

HOSHIは「同じ場所にいることが夢みたいでドキドキ、ワラワラします...ワクワクします(笑)」と言葉を間違えて笑いを誘いながらも「どんなつらいことがあっても逃げずに乗り越えて世界で一番影響力のある、そして太陽のようにずっと輝くSEVENTEENになります」と前向きな言葉を残した。

DINOは「オープニングの前にステージ裏にいたんですが、まるで2度目のデビューをするかのように鳥肌が立つくらいドキドキしていました」と感情の高まりを口にしつつも、「僕の存在の理由はCARATです」と真っすぐに感情を表現した。また、「『こんな僕を愛してくれたから』という僕のパートがあるんですけど、そこを歌う時にすごくジーンと来て、感謝の気持ちがあふれ出ました」と、歌詞を引き合いに出しながら胸中を吐露していたのが、MINGYU。

JUNは「皆さんが入場するところスタッフの方に見せてもらってとてもワクワクしたし、期待をしていたんです。こうして皆さんとお会いすることができてとても幸せです。やっぱりSEVENTEENのステージには皆さんがいないといけないですね」と笑顔で語り、DKも「いつも愛おしい笑顔で見守ってくださり、僕の愛が大きくなります。この愛を皆さんにお返しできるDKになります。これからもずっと一緒に前へ進みましょう!」とポジティブなメッセージを届けた。

JEONGHANは「マスクをしていてもCARATの皆さんの笑顔が見えます。皆さんの笑顔のおかげで安心して楽しくステージができました。次は寒くなったら、もっと大きな場所で会いましょう」と再会を約束。「ずっと待っていてくださってありがとうございます。愛してます、愛してます、愛してまーす!」と投げかけたJOSHUAの情熱的な言葉には、会場も大いに沸いていた。

WOOZIも「過去に一緒に積み上げた思い出が美しく残っている場所です。ここで再び皆さんと会えたのは夢のようです。これからもっとお会いできると思うのでワラワラ...ワクワクします(笑)。またすぐに会いましょう」とチャーミングな笑顔で想いを告白した。

VERNONが「僕たちが海外に出るのは2019年以来です。長い時間が経ったにもかかわらず大きな公演会場をCARATさんが埋めてくださってありがたい気持ちでいっぱいです。皆さんのおかげで素敵な思い出ができました。これからもいい思い出をたくさん作っていきましょう」とメッセージを投げかけ、最後にWONWOOが「今日、皆さんのおかげでとっても幸せでした。ありがとうございました」と力強い言葉でまとめ、CARATへの感謝の想いを伝えた。

どのメンバーの言葉にも、CARATへの想いや感謝に溢れており、この再会のためだけに準備された日本語のメッセージには、涙腺が思わずゆるんでしまうことだろう。

■会場も一体に!エンドレスで続くサービス満点のアンコール

別れの時が迫る中、「ひとりじゃない」では、トロッコにのって会場全体を回り、スタンド席の後ろまで見回しながらCARATたちとコミュニケーションを図るメンバーたち。そして「Healing -Japanese ver.-」をはさみ、最後はステージに戻って「Snap Shoot -Japanese ver.-」で大騒ぎ。退場したかと思わせて再登場するサプライズも健在で、別れを惜しむかのように、ラストのフレーズを何度も繰り返し、最後は満面の笑みでイベントに幕を下ろした。

約3時間を全力で駆け抜け、セットリストはすべて日本初生披露曲。13人組というメンバー構成を最大限に活かした圧巻のパフォーマンスといい、サービス精神に溢れたバラエティ力といい、SEVENTEENならではの魅力が凝縮された今回のファンミ―ティング。11~12月には再来日し、東名阪を巡るドームツアー「SEVENTEEN WORLD TOUR [BE THE SUN] - JAPAN」も予定しているだけに、その人気はますます過熱していきそうだ。

文=武藤龍太郎

<「SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 'HANABI'」セットリスト>
1.舞い落ちる花びら (Fallin‛ Flower)
2.Together -Japanese ver.-
3.To you
4.24H
5.Left & Right
6.HOME;RUN -Japanese ver.-
7.Darl+ing
8.あいのちから
9.ひとりじゃない
10.Healing -Japanese ver.-
11.Snap Shoot -Japanese ver.-

放送情報

SEVENTEEN 2022 JAPAN FANMEETING 'HANABI'
放送日時:2022年7月31日(日)21:00~
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※番組内容は一部異なる場合があります
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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