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小栗旬がハリウッドデビューを飾った映画『ゴジラvsコング』で演じたのは、物語のキーマンとなる研究者

2022/08/20

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「ゴジラvsコング」でハリウッドデビューを飾った小栗旬
「ゴジラvsコング」でハリウッドデビューを飾った小栗旬

映画『ゴジラvsコング』でハリウッドデビューを飾った小栗旬。小栗演じるのはハリウッド版『ゴジラ』シリーズの前2作で渡辺謙が演じた芹沢猪四郎博士の息子・芹沢蓮。人類が生き残るためには怪獣との共存が不可欠と説いた父から知識を学び、ハイテクノロジー企業・エイペックス社で革新的な次世代技術改革を担う主任研究員として登場する。小栗といえば、放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」での迫真の演技が話題。また、星野源とW主演を務めた映画『罪の声』では未解決事件の真相を追う気骨のあるジャーナリスト役、主演ドラマ「日本沈没--希望のひとー」では未曾有の事態に呑み込まれていく日本を救うために奔走する環境省の役人を熱演するなど近年は硬派な役が増え、俳優としての揺るぎないポジションを確立している。そんな小栗は、ハリウッドで通用する俳優になることが少年時代からの夢だったという。唯一の日本人キャストとして出演した本作『ゴジラvsコング』は世界的なヒット作となった。

■小栗演じる芹沢蓮はクールで謎めいた研究員

ハリウッドデビューを飾った小栗旬が物語のキーマンに
ハリウッドデビューを飾った小栗旬が物語のキーマンに

(c) 2021 WARNER BROTHERS ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

海上や高層ビルが立ち並ぶ香港で死闘を繰り広げるゴジラとコング。"地球最大の究極対決"と形容された手に汗握るバトルは、さすがハリウッド、壮大なスケール感だ。

なぜ、巨大怪獣たちは戦うことになったのか?ゴジラが突如暴れ出し、破壊したのはフロリダにあるエイペックス本社だった。ポッドキャスト「タイタンの真実」のホストとして「ゴジラが怒ったのは何か理由があるはず」と陰謀説を発信するバーニー・ヘイズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)は、自らの雇用主であるエイペックス社内で謎の機械を目にし、何か異変が起こっていることを確信する。

(c) 2021 WARNER BROTHERS ENTERTAINMENT INC. & LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS LLC.

エイペックス社のCEOであるウォルター・シモンズ(デミアン・ビチル)から怪獣の調査を行っている研究機関・モナークに勤めていた地質学者のネイサン・リンド(アレクサンダー・スカルスガルド)を紹介された蓮は「地下空洞の中に巨大生物の生誕の地があり、彼らは本能的にそこに還ろうとする」と聞かされ、「川をのぼる鮭のように」とクールに答える。「地球空洞説」を唱えるリンド博士にウォルターは"ある提案"をし、それがきっかけとなり、髑髏島(どくろとう)で暮らしていたコングは島から南極へと船で輸送されることになるが、途中でゴジラとの戦いが勃発する。

エイペックス社の企みに関わる蓮は、何を考えているのかわからない謎めいたキャラクター。英語の猛レッスンを受けて撮影に臨んだという小栗の佇まいや演技に注目だ。

■小栗は物語のキーマン的存在?

蓮の父である芹沢猪四郎(渡辺謙)は、ゴジラに核弾頭エネルギーを与えるため、自らの命を犠牲にした人物。蓮が父の生き方をどう思って、研究員になったのか。その経緯も謎に包まれているが、後半で登場するメカゴジラこそがエイペックス社が送りこむ武器。蓮がそのメカゴジラを操る重大な任務を担うことになるのは運命の皮肉というべきか?

ハリウッド映画の巨大なセットや撮影に費やされる潤沢な時間、スタッフの人数に衝撃を受けたという小栗だが、この経験がインターナショナルな俳優としての最初の一歩となったことは間違いない。

文=山本弘子

放送情報【スカパー!】

ゴジラvsコング
放送日時:2022年9月4日(日)3:20~
チャンネル:スターチャンネル3

放送日時:2022年9月11日(日)8:00~
チャンネル:スターチャンネル1

※放送スケジュールは変更になる場合がございます

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