AKB48・岡田奈々、ファイナリストライブでのサプライズ発表を受けて、次の大会への参戦を表明!「ユニット戦なんて聞いてなかった」

「第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE」が8月31日に東京都内で行われ、AKB48・岡田奈々、村山彩希、SKE48・古畑奈和、HKT48・坂本愛玲菜、NGT48・三村妃乃、STU48・池田裕楽、矢野帆夏、清水紗良、今村美月が出演し、持ち前の歌唱力を存分に披露して会場の約1600人を魅了した。
同イベントは、AKB48 国内6グループのメンバーの中で最も魅力的な歌い手を決めるプロジェクト「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の1月に開催された第4回決勝大会でファイナリストとなったメンバーたちによる一夜限りのライブイベント。この模様は、舞台裏映像を追加した完全版としてTBSチャンネル1で9月24日(土)に放送される。

ライブは、客席後方から一人ずつ登場し、ステージ上に全員並んでYOASOBIの「群青」からスタート。自己紹介と一言あいさつの後、9人が同イベントのために練習をした曲をそれぞれソロ歌唱した。池田は鈴木愛理の「未完成ガール」、坂本はヨルシカの「だから僕は音楽を辞めた」、矢野は横山由依の「月と水鏡」、村山はコレサワの「たばこ」、今村は東京事変の「女の子は誰でも」を披露し、5人でMCへ。
MCでは、坂本が「いつもバラード系が多かったので、今回はカッコいい曲を歌いたいなって思って選びました。緊張したけど、めっちゃ楽しかったです!」とにっこり。すると、矢野は「私は、いつもバラード系が多かったので、バラード系にしました(笑)」と苦笑い。一方、村山は「アップテンポの曲がすごく多かったので、バラードが初めての挑戦だったんですけど、ファンの方からいただいたお花をスタッフさんがステージ上に飾ってくださっているので、ファンの方と一緒に歌っている気持ちで安心して歌うことができました」と告白。
今村は「歌唱力のファーストステージの時に、審査員の方に『お店みたい』って言われたので、今回もお店っぽく...(笑)。皆さんがペンライトの色を変えてくださったりとかして、本当に心強くて幸せでした」と明かすと、池田も「トップバッターで、ペンライトの色が急に私の色に変わって、それで動揺しちゃって緊張したんですけど、『1人で歌える機会ってすごく貴重だな』って思って、幸せな時間でした」と語った。
続いて、三村が初音ミクの「ロミオとシンデレラ」、古畑がヒグチアイの「悪魔の子」、清水が大森靖子の「みっくしゅじゅーちゅ」、岡田が放課後ティータイムの「ふわふわ時間」を熱唱。三村は「今日8月31日は(『ロミオとシンデレラ』を)歌唱している初音ミクちゃんの誕生記念日なんです!だから、8月31日開催っていうのを聞いて『ボカロ曲で何かいい曲ないかな?』って探して、披露させていただきました」と打ち明け、清水は「私は大森靖子さんが大好きで、リスペクトを込めて歌ったんですけど、すごく楽しかったです」と笑顔を見せた。そして、今回で同大会出場は最後であることを公言している岡田は「『けいおん!』っていうアニメの曲なんですけど、ファイナリストライブでは『カッコいい曲ばっかりやろう』って思ってやってたけど、最後くらいかわいいのをやりたいなと思って『やろう!』って」とにやり。そんな中、古畑は「過去一緊張しちゃって...。初めてステージに立って『逃げたい』と思った。でも、目を開けた瞬間に私の色のサイリウムが広がっていて、ちょっと落ちつきました」と心境を吐露した。

一夜限りのスペシャルユニットブロックでは、矢野と池田がKiroroの「長い間」、古畑と三村がAdoの「ギラギラ」、村山と今村、清水がキャンディーズの「年下の男の子」、岡田と坂本がMrs.GREEN APPLE feat.井上苑子の「点描の唄」を歌った。MCでは、池田が「9月に卒業しちゃうお姉ちゃんと歌えてよかったです」と感想を明かすと、矢野は「本当に思ってる?」とツッコみながら、「本当によかったです。たくさん練習したので、(池田と)一緒に長い時間居られて楽しかったです」と回顧。また、古畑が「妃乃がすごくハモリが上手なのを知っていたから、妃乃と一緒にやりたいなと思って、一緒にやらせてもらいました」と明かすと、三村は「卒業されちゃう奈和さんと一緒に表現力いっぱいの曲をやってみたいなって思って」とコメント。ほか、村山は「すごく緊張していて歌詞を忘れたらどうしようって思っていたんですけど、この曲だけは絶対に忘れないなと思って、自信満々で歌いました(笑)」、清水は「このユニット曲をすごく楽しみにしてたので本当に終わっちゃうのは悲しいんですけど、楽しかったです」、今村は「振りもさせていただいて違った"色"を出せました」と告白。そんな中、「まさか奈々さんとハモらせてもらえる日が来るとは...!」と感動しきりの坂本に、岡田が「元々は男性パートなのでちょっと低かったので、最後だけ音を変えたりして2人用にアレンジしたんだよね」と寄り添っていた。

加えて、「歌唱力No.1ミュージックヒストリー」ブロックとして、今までの予選や決勝で歌った曲を披露するほか、48グループメドレー、優勝経験者である池田と岡田、卒業を控えた古畑の本人オリジナル曲、矢野の歌唱も。
さらに、「第5回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」の開催が発表され、これまでの大会とは違いソロ歌唱に加えて、3人1組のユニット戦も実施されることも明かされた。第4回大会が最後の出場だと公言している岡田は「ソロでは出ないけど、ユニットは出たいかも...」とつぶやき、卒業を控えている古畑と矢野は優勝者と優勝ユニットのメンバーには賞品として地上波の沖縄旅行番組の出演権が贈られることを知ると「卒業、一旦止めにする?」と相談し始めて会場を沸かせた。
最後は全員でAKB48の「また あなたのことを考えてた」を熱唱し、全34曲に及ぶイベントを締めくくった。

イベント後、マスコミ向けに行われた囲み取材では、岡田が「これが自分にとって最後のファイナリストライブだったんですけど、過去一優しい気持ちで臨めたライブだったなと感じました。また、お母さんと妹が観に来てくれていたので、個人戦としては悔いなく終われてよかったなと思いました」と感想を明かし、古畑は「『歌は私にとってすごく難しいものだな』と今日改めて感じました。それと同時に『幸せだな』って思うライブだったので、すごくすごく楽しく終われてよかったなと思っています。SKE48以外のかわいい子たちと歌えて、お姉さん的には満足です!(笑)」とにっこり。そして、矢野は「個人的には卒業コンサートみたいな気持ちで、『ファンの人との時間を楽しもう』と思って来て、『練習の成果が出せたらいいな』と思ったんですけど、来てみるといろんなグループの先輩方と交流ができて、すごく楽しいという気持ちが一番大きくて、とても楽しい一日でした」と心境を語った。
また、第5回大会の賞品が地上波の沖縄旅行番組出演権だと知った瞬間について、矢野は「『え~、聞いてない~!』って(笑)。でも、第1回大会から参加させていただいていて、だんだん"ご褒美"が豪華になっているのを感じて、それは嬉しく感じました。あと、『沖縄いいなぁ...』って」、古畑は「もうちょっと早く言ってくれてたらね。そのために(卒業を)待ったけど(笑)」と嘆いて笑いを誘った。一方、岡田は「今日急に発表されて、ユニット戦なんて聞いてなかったので、個人としては悔いはないけど、もしユニットで競うことができるんだったら、また1位を獲りに行きたいなって思うし、それで優勝したら地上波に出られるし、遊びにも行けるし、一石三鳥くらいなので、頑張りたいなって思っています」と参戦の意思を表明した。
文=原田健
放送情報【スカパー!】
第4回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 ファイナリストLIVE 完全版
放送日時:2022年9月24日(土)19:00~
チャンネル:TBSチャンネル1
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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