ソ・イングク、歌手として5年ぶりにカムバックした新曲やドラマOSTも披露！「ファンの皆さんが好きな曲を届けたかった」

時に"カメレオン俳優"と呼ばれるほど、数々の出演作で全く異なる印象を放ち、若き演技派として知られる俳優 ソ・イングク。8月9日に東京・Zepp DiverCityで開催された来日ファンミーティング「2022 SEO IN GUK FANMEETING One [Summer] day : HEART & LOVE」も大盛況を収めるなど、日本では抜群の人気を誇っている。

同イベントは、ソ・イングクの35回目となる誕生日・10月23日(日)に、ホームドラマチャンネルにて日本初・独占放送が決定。約3年ぶりの来日で行ったファンミーティングに、彼はどのような想いを込めて臨んだのか？様々な楽曲で歌声を披露したり、トークコーナーで盛り上げたりと、盛りだくさんの内容となったイベントについて、インタビューで語ってくれた。

――約3年ぶりに来日し、ファンミーティングを開催されました。歌を20回以上も歌ったり、客席に降りてステージの見え方を確認するなど、入念にリハーサルをされていたそうですが、何か特別な理由があったのでしょうか？

「久しぶりにファンの皆さんの前に立つ場でしたし、ファンミーティングではMR付きで歌うとはいえ、いいステージをお見せしたいという気持ちで入念にリハーサルをしました」

――久しぶりに会った日本のファンの皆さんの熱気はいかがでしたか？

「久しぶりに日本のファンの皆さんとお会いできましたが、まだコロナ禍で歓声やかけ声を出すことができなくて、少し残念でした。それでも懐かしい方々だけでなく、新しいファンの方々と一緒に楽しい思い出を作ることができて幸せでした」

――ソ・イングクさんの出演作はいずれも日本でとても人気がありますが、最もシンパシーを感じた役柄があればその理由と併せて教えてください。

「生活感のある役に共感できるようです。『ショッピング王ルイ』(2016年)のような場合には、記憶を失って世の中に投げ出された時、ボクシルだけを信じているルイの切迫感、切なさなどにたくさん共感できたように思います。正直、生きていると、1人でぽつんとしている感じがする時があるじゃないですか。そんな時、頼りになる存在...例えば子犬とか、そういったものがあった時に感じる気持ちを考えながらキャラクターに没頭したようで、記憶にたくさん残っています」

――今回のファンミーティングは、1時間半の予定が2時間半のイベントになったそうですね。日本のファンの皆さんへの想いは全て伝えることができたと思いますか？

「久しぶりにステージに立ちときめきましたし、緊張している姿まで、全てお見せできることができたと思います。僕の心を伝えることもでき、意味深い時間を過ごすことができたと思います」

――「この曲はこんな思いで選んだ」など、選曲の理由があれば教えてください。

「ファンの皆さんが好きな曲を選曲しようと思いました。(今年5年ぶりにリリースしたシングルアルバムの収録曲である)『MY LOVE』と『BE MY MELODY』は、発売されてまもない曲なのでファンの皆さんに直接ステージをお見せしたいと思いましたし、『Distant Fate』(「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」OST)はたくさんの方々が聞きたいと思ってくださっている気がしたので選びました。また、『I like you』(「美男堂の事件手帳」OST)はホットな時期にお聞かせするのがファンの皆さんにとって特別感があるような気がして、選曲しました」

――ギターの弾き語りも見どころの一つだと思います。ギター演奏はいかがでしたか？

「練習を本当にたくさんしたのですが、ステージの上で緊張をして、本来の実力を出せなかったのが、本当に残念でした」

――ファンミーティングの中で特に印象深かったコーナーは？

「今回のファンミーティングでは、ファンの皆さんからお便りをもらうコーナーがありました。ファンの皆さんの悲しかった話、楽しかった話を聞くと、共感するところもありましたし、共感する過程で僕が癒しを与えられたような気がして、印象深かったです。またゲームをする時間がありました。僕の曲を1、2秒だけ聞いて当てなければいけないという過程が面白くもありましたが、思ったよりも難しかったです」

――イングクさんが考える、今回のファンミーティングの見どころはどこだと思いますか？

「日本のファンの皆さんと久しぶりに会ったことで、僕がときめいたり、胸がいっぱいになっているところが1つの見どころではないかと思います。そして、僕が話をして、歌っていた会場に一緒にいる気持ちで見ていただけると、より楽しめるかもしれません(笑)」

文＝HOMINIS編集部