TOMORROW X TOGETHERら総勢22組との「対面」に熱狂!急拡大した日本のK-POP人気を実感する「KCON」の盛況ぶり

世界中の音楽チャートを沸かせているK-POP。その世界規模の活況ぶりを反映しているのが、2012年より世界10都市で開催され、今年10周年を迎えた世界最大級のK-カルチャーの祭典・KCONだ。ようやく本格的な有観客での開催が戻ってきた今年、8月には米ロサンゼルス、9月には初開催となるサウジアラビアを巡り、10月14日~16日には東京・有明アリーナにて「KCON 2022 JAPAN」が開催され、会場に詰め掛けたK-POPファンで大賑わいだった。
■LE SSERAFIMら、韓国アーティストが間近で交流できるファンイベントも大盛況!
KCONのメインプログラムであるショー(コンサート)には、初日にINI、KIHYUN(MONSTA X)、 LE SSERAFIM、NMIXX、OCTPATH、TNX、TO1、VIVIZ、2日目にATBO、DKZ、fromis_9、IVE、JO1、NewJeans、TOMORROW X TOGETHER、3日目にATEEZ、Brave Girls、DKB、JOYURI、Kep1er、NiziU、TEMPESTの計22組が出演。ファン交流イベントなどを含めると、3日間で実に約6万4000人を動員し、オンラインでは世界220ヶ国の約870万人が視聴するという桁外れの反響を叩き出した。

(C) CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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アリーナに隣接された野外公演ではコンベンションエリアが無料開放され、フードやビューティー、ライフスタイルといった様々なKカルチャーにまつわるブースが出展。Z世代を狙ったゲームやファンダムの文化が体験できると随所で行列をなす盛況ぶりを見せた。
またトークショーには、人で溢れかえるほど多くのファンたちが詰めかけ、至近距離のアーティストたちの素顔に興奮を隠しきれない様子だった。

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さらに、LE SSERAFIM(ルセラフィム)他13組が実施したファン交流イベント「MEET&GREET」や、ショー直前のアーティストが観客を前に意気込みを語ったレッドカーペットまで盛りだくさん。こうした多彩なプログラムこそがKCONならではの大きな魅力だ。
そしてメインプログラムであるショー(コンサート)では、前述の22組の個性溢れるステージングに加え、多彩なカバーや"KCON-ers(KCONのファン)"とのコラボステージなど、今回限りの貴重なパフォーマンスも飛び出し、会場内の熱気を一層高めていた。

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■グローバルチャートを席巻するTOMORROW X TOGETHER、ATEEZらの生パフォーマンス
ショーの中でも抜群の人気を見せつけていたのが、K-POP第4世代の代表格である5人組ボーイズグループ・TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)だ。
グループ初となるワールドツアー真っ只中の彼らは、まず2日目のオープニングに登場。黒レザーの衣装に身を包み、日本3rdシングルとしても大きな注目を集めた新曲「Good Boy Gone Bad」を披露し、ハードなパフォーマンスでショーを勢いづけると、今度は2日目のトリとして再びステージに姿を現した。

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"王子様"な雰囲気漂う衣装にチェンジして、「Good Boy Gone Bad」と同じ韓国4thミニアルバム「minisode 2: Thursday's Child」に収録された「Opening Sequence」を披露し、会場中の視線を瞬く間に引き寄せたTOMORROW X TOGETHER。
他にも、ファンとコミュニケーションを楽しみながら「Ito」や「君じゃない誰かの愛し方 (Ring)」といった日本オリジナル曲を歌う特別感溢れるステージを展開し、「0X1=LOVESONG (I Know I Love You)」といったヒットナンバーではキレッキレのパフォーマンスで会場を大いに盛り上げた。

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またMCでは、ファンから寄せられたリクエストにメンバーが応じる「MAKE A WISH」コーナーも行われた。そこではリーダーのスビンがヨンジュンを"お姫様抱っこ"する一幕も飛び出し、会場からは思わず悲鳴のような大歓声も。世界中を沸かせるパフォーマンスはもちろん、仲の良いメンバー5人がMCやレッドカーペットなどで垣間見せる素顔に歓声が巻き起こるなど、改めて彼らの世界レベルの人気を窺わせた。

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また、第4世代のボーイズグループといえば、米・LA、サウジアラビア・リヤド公演にも出演した8人組グループ・ATEEZ(エイティーズ)。
10月24日にデビュー4周年を迎え、今年2回目のワールドツアーも世界的な反響を呼んでいるATEEZだが、日本の会場でもグッズを身につけたファンの姿が多数見受けられるなど、人気の高まりを感じさせた。3日目のオープニングで「WAVE」を披露した彼らもトリで再登場。ダークトーンの衣装に身を包み、激しいサウンドが特徴的な「Guerrilla」を火花が飛び散るド派手な演出でパフォーマンスするなど、迫力満点のステージを繰り広げた。

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さらに、彼らの高い歌唱力が堪能できるミドルテンポの日本語曲「Better」や、ノリの良い爽やかなナンバー「Dreamers」、韓国の伝統楽器による中毒性のあるサウンドがクールな「The Real (興 ver.)」と多様な魅力に溢れたステージを立て続けに展開。
7月29日にリリースされた「THE WORLD EP.1 : MOVEMENT」が「ビルボード200(米アルバムチャート)」で3位に食い込むなど、世界的に大きく飛躍している2022年のATEEZ。その高い実力と人気を大きく印象付けるKCONのステージだった。

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韓国アーティストを迎えての本格的な有観客開催は、2019年以来、実に3年ぶりとなった今回の「KCON 2022 JAPAN」。華々しいレッドカーペットやMEET&GREET、ショーといった多彩なプログラムからは、3年前とは比較にならないほどのK-POPファンの熱量を感じさせた。11月29日(火)・30日(水)には、世界最大級のK-POP授賞式「2022 MAMA AWARDS」の日本開催(京セラドーム大阪)も控えているので、そちらの動向にも注目したい。
文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
KCON 2022 LA × M COUNTDOWN 字幕版
放送日時:2022年11月15日(火)23:30~ほか
KCON 2022 LA バックステージビハインド
放送日時:2022年11月4日(金)0:00~ほか
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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