宮脇咲良のタフな表情が新鮮！LE SSERAFIM(ルセラフィム)メンバーの鍛え上げられた腹筋が物語る「ANTIFRAGILE」に込めた強い決意

IZ*ONE(アイズワン)出身の宮脇咲良ことSAKURAやKIM CHAEWON(キム・チェウォン)が所属し、日本デビュー前にも関わらず、既に日本でも抜群の知名度を誇っているLE SSERAFIM(ルセラフィム)。HYBE初のガールズグループであることや、日本人メンバーのSAKURAやKAZUHA(カズハ)の存在感も手伝って、7月の初来日以降、テレビやライブなどで何度も日本のファンの前に姿を見せている。

そんな彼女たちは、10月17日に2ndアルバム「ANTIFRAGILE」をリリース。5月に韓国デビューしたLE SSERAFIMが、5人体制になって初のカムバックということもあって、非常に前評判の高かった新譜だが、実際にリリースされると「ビルボード200(米アルバムチャート)」では、新人としては異例の初登場14位という快挙を達成。韓国や日本に留まらないグローバルな人気を証明している。

■宮脇咲良の真に迫る表情が圧巻！歌詞に込められた強い決意とは？

"試練に直面すればするほど強くなる"というグループとしての強い決意が込められた今回のアルバム。タイトル曲「ANTIFRAGILE」ではサウンドやダンス、歌詞と随所にタフな要素が盛り込まれており、10月28日に韓国KBSでオンエアされた"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1141」でも、パワフルなパフォーマンスを見せつけた。

MV同様、鍛え上げられた腹筋が眩しいヘソ出し衣装で登場すると、重量感のあるラテンのリズムが印象的なサウンドに合わせて、力こぶを作るような振り付けなど、キレと力強さを兼ね備えたアグレッシブなダンスを披露。バレエ経験者のKAZUHAが放つ足上げには思わず観客から歓声が上がっていた。

また、自身のストーリーを彷彿とさせる歌詞も注目を集める同曲において、"馬鹿にしないで、私が歩んできたキャリア"と言い放つSAKURのクールな眼差しにもカメラはフォーカス。時折キュートな笑顔を覗かせながらも、ガールクラッシュな魅力に溢れたステージングを披露した。

■インタビュー中、ウォニョン(IVE)はイ・チェミンの甘い言葉に赤面...

そんなLE SSERAFIMは、首位候補として並んだ(G)I-DLEと共に、ハロウィンにちなんだコスチュームに身を包んだウォニョン(IVE)とイ・チェミンがMCを務めるインタビューコーナーにも登場した。

IZ*ONE出身の3人が顔を揃えると、ウォニョンがCHAEWONにステージの見どころを聞いたり、「(G)I-DLEから何かひとつ奪いたいものは？」と質問されたSAKURAが「カリスマ」と即答したりといったやりとりも見られた。

さらにMC陣も、トークの流れで「互いに相手から奪いたいもの」の回答を促されると、チェミンは「ウォニョンさんのハートを奪いたい」と発言。このキザなセリフには、2組がキャーと大喜びするのに対し、思わず顔を赤らめて照れるウォニョンの可愛らしい姿も印象的だった。

■ソロとして活動するIZ*ONEの元メンバーも存在感を存分に発揮！

この日の放送回には、ウォニョンやSAKURA、CHAEWONらと共にIZ*ONEメンバーとして活躍し、現在はソロとして活動しているチョ・ユリが出演。10月の来日でも話題を集めた彼女が、2ndシングル「Op.22 Y-Waltz : in Minor」からタイトル曲「Loveable」を引っ提げてのカムバックステージを展開した。

学校をイメージしたカラフルなセットの中、鮮やかな赤のドレス姿のユリが、軽快なギターサウンドが鳴り響くポップな楽曲をパワーと高音での伸びのある歌声で彩り、グループ時代から高く評価されていた自慢の歌唱力を存分に発揮した。

また同じくIZ*ONEからソロに転向し、10月にデビューを果たしたばかりのイ・チェヨンも先週に引き続き「HUSH RUSH」のステージを披露。ベースラインが耳に残るダンサブルなナンバーに乗せ、しなやかな体の動きで曲の世界観を巧みに表現。もともとIZ*ONE時代から、そのパフォーマンスには定評のあったチェヨンだが、ソロになったことで、ダンスのみならず、歌や表現力も一層際立ち、アーティストとしてハイレベルな魅力を放っていた。

この他にも、実力者揃いで知られるボーイズグループ・MONSTA Xからデビュー7年目にしてソロデビューしたキヒョンをはじめ、6月に日本デビューした7人組ガールズグループ・CLASS:y(クラッシー)、7月に韓国デビューした7人組ボーイズグループ・ATBO(エーティービーオー)らがカムバックし、バラエティに富んだステージで各々の魅力をアピールした。

文＝HOMINIS編集部