テギョン(2PM)の熱い想いが伝わる「OKAERI」...懐かしいソロ曲も飛び出した約5年半ぶりの貴重なファンミ

今年9月にデビュー14周年を迎え、"2PM 14th Anniversary"と書かれたメッセージと共にケーキでお祝いする様子が公式SNSや動画で配信されるなど、メンバー同士の変わらない絆がファンを喜ばせている2PM。
多彩なソロ活動でも注目を集める彼らだが、その中でも、初の悪役に挑んだ「ヴィンチェンツォ」(2021年)を筆頭に、近年の俳優業が高く評価されているのがテギョンだ。10月に開幕したアジア最大級の映画祭・釜山国際映画祭でもレッドカーペットに登場するなど、俳優としても様々なステージでスポットライトを浴びている。
■全て日本語で進行された約5年半ぶりの"再会"
その一方で、2017年に日本でスタートさせたソロでのアーティスト活動も注目の的。2PMの14周年記念日直後の9月には、約5年半ぶりとなる単独来日ファンミーティング「2022 オク・テギョン イベントOKAERI」を兵庫・神戸国際会館 こくさいホール(9月13日)、東京・立川ガーデンステージ(9月16日)で開催し、大きな話題となった。

(C)FIFTYONE.K
久しぶりに会う日本のファンから聞きたい言葉である"おかえり"を自ら公演名に名付けたという同イベント。「ファンの皆さんに本当に会いたかった」という言葉を伝え、目頭を熱くさせるなど、ファンへの想いも詰まった今回の公演は、テギョンにとって久々の来日単独イベントにも関わらず、トークは全て通訳なしの日本語で進行。
俳優としての近年の目覚ましい活動を裏付けるように、第1部は俳優のオク・テギョン、第2部はアーティストのテギョンについて、異なる魅力を深掘りする2部構成の内容で会場を湧かせた。
■「ヴィンチェンツォ」など代表作の裏話で盛り上がるエピソードトーク
第1部の見どころは、テギョン自身がこれまで演じてきたキャラクターの中から選出し、表彰する"キャラクターアワード"。初めて父親役を演じた「本当に良い時代」(2014年)のカン・ドンヒ役は"なんでもチャレンジしたで賞"、狂気に満ちた迫真の演技で世界的な反響を呼んだ「ヴィンチェンツォ」(2021年)のチャン・ジュヌ役は"欲が出たで賞"に選出。表彰の理由や当時の裏話など、貴重なエピソードトークも飛び出した。
その他、ファンの質問に答える"何でも聞いてください"のコーナーもあり、テギョンの朗らかで飾らない人柄が垣間見える一幕もあった。
■新曲「OKAERI」や「I LOVE U, U LOVE ME」を熱唱!直筆の手紙の朗読も...

(C)FIFTYONE.K
アーティストのテギョンをフォーカスする第2部では、「Never give up」「やりたくない」でオープニングを飾り、ルーレットを回して出た曲を歌う"ルーレット ランダム"では、2020年12月開催のオンラインイベントで初披露した「歩きたい」や、新曲「OKAERI」を表現力豊かに披露した。
さらにパフォーマンス直後には汗を光らせながら、直筆の日本語の手紙を朗読。会えなかった月日を振り返りながら、「オク・テギョンを好きだということが絶対に恥ずかしくないように常に最善を尽くします。いつも皆さんのために歌って、踊って、演技するテギョンになります」という熱いメッセージを残し、アンコールとして最後に「I LOVE U, U LOVE ME」を熱唱。兵役、移籍、そしてコロナ禍...という様々な出来事を経て、5年半ぶりに"再会"したファンへの想いの詰まったステージに、胸を熱くした人も多かったことだろう。

(C)FIFTYONE.K
2PMのメンバーとしてはもちろん、俳優やソロアーティストとして多彩な活動を続けるテギョン。12月27日(火)には34歳を迎える彼が今後どのような姿でファンの前に"カムバック"してくれるのか?改めてそんな期待を抱かせてくれるスペシャルなファンミーティングだったと言えそうだ。
文=川倉由起子
放送情報【スカパー!】
2022 オク・テギョン イベント OKAERI
放送日時:2022年12月18日(日)21:30~
チャンネル:衛星劇場
※兵庫・神戸国際会館 こくさいホール公演の模様を放送
※放送スケジュールは変更になる場合があります
こちら
関連人物から番組を探す
-
2025/03/27
ジュノ(2PM)初のキスシーンも当時話題に!キム・ゴウンとの初々しいロマンスにも目を奪われる約10年前の時代劇「メモリーズ 追憶の剣」
-
2025/05/02
まさに完璧男子!パク・ボゴムの誠実さが伝わるトークも...ピアノやダンス、優しい歌声も披露した「THE SEASONS」に見る、豊かな音楽的素養
-
2025/04/25
NCT・MARK(マーク)のソロデビュー後の反響!韓国カムバックを果たしたNiziUの新曲「LOVE LINE」も話題を呼んだミューバンの注目ステージ
-
2025/04/19
LE SSERAFIM(ルセラフィム)の日本人気を実感!韓国ドラマOSTの歌い手、LYnやポール・キムら、ジャンルの垣根を越えた貴重な日韓コンサート