バイ・ルーとの切ない純愛が中国で反響!男気溢れるアレン・レンが貫く、美しくて尊い「美人骨」の世界観

「麗王別姫~花散る永遠の愛~」(2017年)、「花様衛士~ロイヤル・ミッション~」(2019年)といった古装劇で注目を集め、トップ俳優へと一気に上り詰めたアレン・レン。ヒロインを一途に想い、守り続ける男らしい魅力こそ彼の真骨頂だが、そんなレンの魅力が古装劇と現代劇の両面で堪能できる"輪廻転生"ラブストーリーが、「美人骨」(~前編:周生如故~/後編:一生一世~)だ。
中国発の原作小説「一生一世美人骨」で前世と現世に跨って描かれる1組の男女のロマンスを、前編・後編に分けてドラマ化した本作。レンが演じる主人公の運命の相手が、人気女優バイ・ルーとあって、本国で2021年に放送された際には大きな反響を呼んだ。

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「美人骨~前編:周生如故~」で描かれるのは、北魏の時代、将軍の"小南辰王"こと周生辰(アレン・レン)と、名門の娘・漼時宜(バイ・ルー)の切ない恋物語。
戦場で功績を上げ、民にも好かれる周生辰は、その高い能力ゆえに皇室から謀反を警戒されるほどの人物。一方の漼時宜は、生まれる前から皇太子妃となることが決まっている名門家の令嬢で、縁あって周生辰の11番目の弟子となるヒロインだ。やがて2人は惹かれ合っていくが、周生辰は皇室への忠誠を示すため、幼い皇帝の前で「生涯結婚しない、子供も持たない」と誓っていたため、気持ちを押し殺していた。

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婚約者がいながら、周生辰に思いを寄せていく漼時宜。そして「一生結婚しない」と誓った身でありながら、彼女に好意を抱く周生辰。2人はそれぞれ切ない思いを募らせていく――。
まず目を引くのは、序盤から一貫して描かれる将軍・周生辰の男気だ。ビジュアルの良さは当然ながら、皇帝に忠誠を誓うシーンや大勢の兵を従える戦場シーンなど、キリリと引き締まった表情からは賢さや思慮深さといった人柄の魅力も十分に感じ取ることができる。

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また、中国古装劇の見どころの一つ、ワイヤーアクションを使ったバトルシーンもふんだんに盛り込まれ、惚れ惚れするほど見事な身のこなしと太刀さばきを披露している。
バイ・ルー演じるヒロイン・漼時宜の清楚さ、可憐さも際立つ。前髪を下ろし、柔らかなパステルカラーの衣装に身を包んだ控えめで清純な雰囲気は、しとやかな令嬢そのもの。一方で、親の言いつけ通りに朝と夕に毎日欠かさず周生辰のもとに挨拶に出向き、周囲に苦笑されてしまう一面もあり、その可憐さと頑固さのギャップが好ましい。周生辰の前で本を読みながら居眠りしてしまったり、ちょっぴり抜けたところもまた可愛らしい魅力に繋がっている。

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さらに、漼時宜は序盤の第4話まで、過去のトラウマのせいで口が利けない。言葉の代わりにその大きな瞳で周生をしっかり見つめる姿は、なんとも言えずチャーミングだ。
想いを伝えることのないままに、互いに少しずつ心を開き始め、絆が深まっていく周生辰と漼時宜。そんな繊細な心の移ろいぶりが、20話以上に渡ってじっくり描かれる。その中で、居眠りしてしまった漼時宜をお姫様抱っこで寝室へと運んでやる周生辰や、戦に出かける周生辰を愛情深い眼差しで送り出す漼時宜など、温かな愛情が滲む描写にキュンとする。結ばれるはずのない2人が絆を育んだ末に迎える終盤の展開には、切ない涙が溢れる...。

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全てを懸けて愛を貫こうとする2人のラブラインが大いに話題を呼んだ前編。続く「美人骨~後編:一生一世~」では、純愛を貫き通した周生辰&漼時宜が、堅物の教授と人気声優として現世で"出会い直す"物語が展開する。

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キスシーン1つなくても、切ないほどに相手を想い合う2人の絆が丹念に描かれる前世での余韻が、現世での熱いロマンスを盛り立てること必至。前世から現生に繋がる、壮大で甘く切ないラブストーリーにじっくり浸ってみて欲しい。
文=酒寄美智子
放送情報【スカパー!】
美人骨~前編:周生如故~ 第1話先行無料放送
放送日時:2022年12月18日(日)20:30~
※レギュラー放送は2023年1月10日(火)より毎週(火)21:00~(2話連続放送)
※「美人骨~後編:一生一世~」は2023年春より日本初放送
チャンネル:衛星劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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