入隊直前のJINからのメッセージも!j-hope(BTS)の「希望」に満ちたパフォーマンスが感動を生んだ2022年の「MAMA」名場面

11月29・30日の2日間に渡って京セラドーム大阪で開催された「2022 MAMA AWARDS」(Mnetにて12月31日(土)・1月1日(日)に字幕版が日本初放送)。これまでの「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」から「MAMA AWARDS」へと名称を変更して行われた本年度の授賞式だが、アジアを超え、世界的な授賞式を目指すというビジョンに相応しい、華やかなステージが繰り広げられた。
■BTSが「Artist of the Year(今年の歌手賞)」など主要3部門を受賞

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今年6月以降、活発なソロ活動を並行させてきたBTSは、グループとしての出演は今年も叶わなかったが、4年連続で大賞4冠を制するのかどうか、今年も大きな注目が集まった。
注目の結果は、4部門の大賞のうち「Song of the Year(今年の歌賞)」は、IVEの「LOVE DIVE」が獲得。BTSは、4大制覇こそ逃したものの、7年連続受賞となった「Artist of the Year(今年の歌手賞)」をはじめ、「Album of the Year(今年のアルバム賞)」、「Worldwide Icon of the Year(今年のアイコン賞)」と3つの大賞を受賞し、圧倒的な存在感を発揮。今年新設された「MAMA PLATINUM」受賞も大きな話題を集めた。

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それに加えて、PSYの「That That」に参加したSUGAが、「Best Collaboration(ベストコラボレーション賞)」で脚光を浴びるなど、ソロでも賞レースを賑わせたBTS。そんな中で、「The Most Popular Male Artist」と「bibigo Culture and Style」に輝いたj-hopeは、2日目のステージに登場し、全アーティストの大トリを飾る圧巻のパフォーマンスを披露した。
■j-hopeがアジア初ソロステージを展開!感動のスピーチではJINに生電話のサプライズも

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アジア初となるソロステージのお披露目ということもあり、熱い視線が注がれる中、全身黒の衣装で登場したj-hope。この夏にリリースした「Jack In The Box」にちなみ、箱の中を表現したステージで「MORE」のパフォーマンスを披露すると、オールドスクールなトラックに合わせて、体を揺らしながらリズミカルなラップを放ち、ラッパーとしての魅力を存分にアピールした。

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続く「Arson」では、放火という意味を持つタイトル通り、炎が随所で上がるド派手な演出のもと、畳み掛けるようなラップで徐々にテンションを上げる情熱的なアクトで場内を圧倒した。ラストの「Furture」では、エモーショナルなサウンドに乗せて、メロディアスなラップと歌声で感動的なステージを展開。最後はピースに満面の笑みというj-hopeらしいおどけた表情で締めくくった。

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「Artist of the Year(今年の歌手賞)」に選ばれた際、「僕はRM兄さんのようにあまり上手に話せませんが...」と口火を切ったスピーチでは、BTSが2022年に選んだ決断についての率直な思いやARMYへの感謝を、言葉を大切に選ぶように真摯にコメントしていた姿が印象的だったj-hope。

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また、3年連続で4つの大賞を席巻したBTSの功績を称えて新設された「MAMA PLATIUM」の受賞で、再び壇上に姿を現すと、一際大きなトロフィーを手に「すごく重みを感じるトロフィーです」と笑顔交じりに口にすると、JINに生電話するというサプライズも。突然の電話にJINは驚きながらも、「サランヘ」と呼びかけたARMYへの感謝と共に、「しばらく皆さんと会えなくなりますが、兵役に行ってきます」と明るく伝えた。

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■TOMORROW X TOGETHER、ENHYPEN、Stray Kidsら、第4世代を代表するグループも堂々たるステージを披露
そんな偉大なBTSの背中を追うボーイズグループたちも、堂々たるステージでその実力を発揮した。
BTSの後輩で、一般のファンが投票する「Worldwide Fans‛ Choice TOP10」にも選ばれたTOMORROW X TOGETHERは初日のステージに登場すると、「Opening Sequence」、「Lonely Boy」、「Good Boy Gone Bad」をパフォーマンス。しなやかかつキレを見せたダンスブレイクではYEONJUNが目隠しをして踊るなど、驚きの演出も飛び出した。

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2日目のステージに出演し、j-hopeのパフォーマンスを大興奮で見守っていたENHYPENは、この日(11月30日)がデビュー2周年。メモリアルなステージでは、「WALK THE LINE」と「Future Perfect (Pass the MIC)」を気合たっぷりにパフォーマンスし、迫力のあるステージを展開した。

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2日目のステージに登場し、アーティスト席を巻き込んだテンションの高いパフォーマンスを見せたTREASUREや、「Favorite Asian Artist」に輝いたJO1、オフラインでは初参加となったINIが発売前の新曲「SPECTRA」を初披露するなど、日本出身グループも場内を沸かせていた今年のMAMA。
中でも、今年リリースされた「ODDINARY」「MAXIDENT」が、2作続けて「ビルボード200(米アルバムチャート)」で首位を獲得するという快挙を達成したStray Kidsの大躍進も、今年を代表するトピックだ。様々なコラボステージも披露したMAMAでは、「The Most Popular Group」などを受賞し、単独パフォーマンスで初日のトリを務めた。
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Hyunjinが宙吊りで登場するド派手な演出でパフォーマンスをスタートさせた彼らは、「VENOM」と「MANIAC」をMAMAバージョンで披露。終始クールな表情とキレのあるダンス、瞬発力のあるラップなど、凄まじい熱量を放つ圧巻のパフォーマンスには、観客も大興奮だった。
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BTSの他メンバーの気持ちを代弁するかのように、ファンの気持ちに寄り添った率直なメッセージが感動的だったj-hopeのスピーチをはじめ、今年も数々の名場面を誕生させた「2022 MAMA AWARDS」。字幕版でそのスピーチを再確認しつつ、昨今のK-POPの活況ぶりをそのまま反映した華やかなステージの模様を心ゆくまで堪能したい。

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文=HOMINIS編集部
放送情報【スカパー!】
2022 MAMA AWARDS レッドカーペット 字幕版
#1
放送日時:2022年12月31日(土)19:00~
#2
放送日時:2023年1月1日(日)19:00~
2022 MAMA AWARDS 字幕版
#1
放送日時:2022年12月31日(土)21:00~
#2
放送日時:2023年1月1日(日)21:00~
チャンネル:Mnet
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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