あの「ミスター」から十数年...KARAが「5人の完全体」でカムバック！「WHEN I MOVE」で魅せたセクシーなパフォーマンス

11月29日に韓国でリリースされたデビュー15周年アルバム「MOVE AGAIN」で、実に7年ぶりに本格的なカムバックを果たしたKARA。今回のカムバックでは、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジといった脱退メンバーを含む"完全体"の5人編成が実現。日本でのK-POPブームの火付け役とも言える彼女たちだけに、この5人による活動再開は、日本でも大きな話題となっている。

■新曲「WHEN I MOVE」で復活をアピールしたKARA

12月21日(水)には、「MOVE AGAIN - KARA 15TH ANNIVERSARY ALBUM [Japan Edition]」として日本でもリリースが決定しているほか、2023年2月23日(木)からは日本3都市でのファンミーティングの開催も発表。これから日本でのメディア露出も増えるであろう彼女たちは、12月2日に韓国KBSでオンエアされた"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1144」に出演。話題のアルバムのタイトル曲「WHEN I MOVE」で、華々しいカムバックステージを繰り広げた。

韓国地上波の音楽番組出演も約7年ぶりとなったKARAだが、洗練された美貌とオーラは健在。MVでも着用しているピンクの衣装で登場した5人は、強烈なリズムが印象的なタイトル曲「WHEN I MOVE」を、囁くような美しい歌声を響かせたかと思いきや、"WHEN I MOVE"と歌唱するサビではパワフルなボーカルが爆発。凛としたカッコよさと妖艶さとが入り混じった大人の魅力を発揮した。

激しいダンスパートの完成度も見事で、大ヒット曲「ミスター」を彷彿とさせるような腰つきなど全身をしなやかに使った動きから、どこか憂いを感じさせる色っぽい表情まで、大人の色香に満ち溢れたステージを披露し、"新生・KARA"を印象付けた。

■インタビューではリーダー・ギュリの言葉にメンバーが爆笑！

そんなKARAは、ウォニョン(IVE)の代わりにスペシャルMCを務めたITZYのユナとイ・チェミンによるインタビューコーナーにも登場。ユナからグループを長く続ける秘訣を聞かれたリーダーのギュリは、「友情と愛に基づくチームワークです」と回答。そして「長く続けたいなら、結婚は遅らせないといけない」と発言し、メンバーたちの爆笑を誘っていた。

■「Cheshire」で見せたダンスなど、ITZYのガールクラッシュな世界観が炸裂！

スペシャルMCを務めたユナは、同日、ITZYメンバーとしてもステージに立ち、11月30日にリリースした6thミニアルバム「CHESHIRE」のタイトル曲「Cheshire」を披露した。

ストリートライクなファッションに身を包んだ5人は、楽曲のモチーフとなっている"チェシャ猫"をイメージした振り付けなど、ITZYらしいガールクラッシュな魅力に満ちたパフォーマンスを展開。神秘的なピアノサウンドが耳に残る中毒性の高い楽曲の世界観を表現した。

一方、インタビューパートでは、"マンネ(末っ子)"であるユナのMCとしての仕事ぶりについて、チェリョンが「素晴らしい、誇りに思う」と褒める場面があり、ユナが嬉しそうに照れるキュートな一幕も。また、MCのチェミンが「WANNA BE」の肩ダンスを披露する場面では、メンバーが一斉に抜群のリアクションを見せるなど、ステージ上とは異なる等身大な一面が光った。

■名曲を大胆アレンジ！Red Velvetが新曲「Birthday」で見せた多彩な表情

また、この日は"レドベル"の愛称で親しまれている5人組ガールズグループ・Red Velvetも出演。インタビューパートではミニアルバム「The ReVe Festival 2022-Birthday」からこの日披露したタイトル曲「Birthday」について、「毎日が誕生日のようにハッピーに」という歌詞に込められた意味や振り付けのポイントを詳しく解説した。

そして注目のステージでは、バースデーケーキをイメージしたセットに、黒を基調としたクールな衣装で姿を表した5人。「G線上のアリア」(バッハ)をサンプリングした前作同様、新曲「Birthday」でもクラシック音楽との融合に挑んだ彼女たちは、今回ジョージ・ガーシュウィンの名曲「Rhapsody in Blue」をサンプリングしたシンフォニックなサウンドに挑戦。独創的なリズムに乗せ、弾けるようなダンスとレドベルらしい自由奔放なエネルギーに満ちたパフォーマンスを繰り広げた。

この日は、2022年7月にデビューしたばかりの、メンバー全員が2005年生まれという7人組ガールズグループ・CSR(初恋)が、「○(ハート)TiCON」で、自身初となる首位を獲得したことも大きな話題に。まさに新旧のガールズグループの活躍ぶりが目立った放送回となった。

文＝HOMINIS編集部