ジョン・ヨンファらメンバー達の貴重なインタビューも！CNBLUEの集大成とも言える神がかった「セットリスト」が話題を呼んだ日本武道館公演

2022年7月には約4年半ぶりとなる来日ファンミーティングを成功させ、続く10月にリリースした日本シングル「LET IT SHINE」も大きな話題を集めた韓国発のロックバンド、CNBLUE。

ファンはもちろんのこと、3人のメンバー達にとっても、待ちわびた日本での活動が活発に展開される中、遂に約5年ぶりとなる来日コンサートツアー「CNBLUE AUTUMN CONCERT 2022 ～LET IT SHINE～」が実現。11月8日・9日に行われた日本武道館公演の模様が、1月22日(日)にフジテレビTWOにて放送される。

"新たなCNBLUEを見せる"という決意表明のもと、初心に帰ってコツコツと準備したとメンバーが明かす公演は、1曲目の新曲「TRIGGER」からロックモード全開。始まりと同時に"最新のCNBLUE"を大胆に提示し、韓国デビュー曲「ひとりぼっち(I'm a Loner)」からこれまでのヒットシングル、なかなか見ることのなかったレアな楽曲など盛りだくさんの内容で魅了した。

メンバーの入隊やコロナ禍が重なった5年間――その月日はファンにとって長いものだったが、その時間をオープニングの数曲でこれまでの5年をたちまち埋めてしまうのがCNBLUEの凄さ。ライブ鉄板曲「Have a good night」や「Lady」は貫禄のパフォーマンスで客席を熱狂の渦に巻き込み、CNBLUEらしいロックで洗練されたグルーヴ感はやはり絶品。バラード曲ナシで構成されたセットリストも今回の特筆すべき点で、それだけでも攻めた挑戦に驚かされるが、彼らは"ロック"という括りの中でも、本当に様々な音楽の景色を見せてくれる。

CNBLUEのフロントマンであり、ボーカル＆ギターを務めるジョン・ヨンファ、ドラムのカン・ミンヒョク、ベースのイ・ジョンシン。メンバー全員が30代を迎え、常に挑戦し続けるアグレッシブさとキャリアに裏打ちされた成熟ぶり、そしてバラエティに富んだ楽曲の蓄積を携えた今のCNBLUEはまさに無敵だ。韓国ロックバンドを牽引してきた自信と気概を糧にした圧巻のステージに、ただひたすら魅了されるに違いない。

今回、1月22日(日)にフジテレビTWOにて放送される番組は、日本武道館公演の内容に加え、久しぶりの日本ライブの感想や、この5年間のメンバーそれぞれの変化について3人が仲睦まじく語る番組独占インタビュー映像も収録された特別バージョンとなっている。

12月24日には、ジョン・ヨンファによるソロコンサートのアンコール公演「JUNG YONG HWA JAPAN CONCERT @X-MAS ～WELCOME TO THE Y'S CITY～」も行われるなど、年内ギリギリまで精力的に駆け抜けたCNBLUE。これまでの集大成とも言える「CNBLUE AUTUMN CONCERT 2022 ～LET IT SHINE～」のパフォーマンスを映像で振り返り、2023年の彼らにさらなる期待を高めてみてはいかがだろうか。

文＝川倉由起子