注目度が高まる5人組・N.Flyingの魅力の真髄！イ・ホンギらFNCの先輩・FTISLANDの前で繰り出す「胸熱」なライブ

2023/01/17

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N.Flying 2020 ZEPP TOUR 「Amnesia」(2022年振替公演)」

"アイドルボーイズバンド"を発掘する日韓合同プロジェクト「THE IDOL BAND：BOY'S BATTLE」に、事務所・FNC ENTERTAINMENTの先輩であるFTISLAND、CNBLUEらと共に"韓国プロデューサー"として出演中のN.Flying(エヌフライング)。

番組が盛り上がりを見せる中、12月17・18日には3年ぶりに開催された所属アーティストが一堂に揃う一大イベント「FNC KINGDOM -STAR STATION-」にも参加し、会場を大いに湧かせた。

「ライブのエヌフラ」と言われるほど見応えのあるステージが展開した「N.Flying 2020 ZEPP TOUR 「Amnesia」(2022年振替公演)」」
KOBA（Sketch）KARITA（Sketch）

そんなN.Flyingは、2020年からコロナ禍で延期となっていた単独Zeppツアー「N.Flying 2020 ZEPP TOUR "Amnesia"」の振替公演を10月に東京と大阪で行った。"Zepp"のステージは、彼らにとって2013年にFTISLANDのオープニングアクトで初めて出演した時からの目標で、これまで事あるごとに「Zeppツアーが夢！」と語ってきたメンバーたち。

9年越しでそれが叶ったこの日は、イ・スンヒョプ(ボーカル＆ラップ)、ユ・フェスン(ボーカル)によるツインボーカルと、チャ・フン(ギター)、キム・ジェヒョン(ドラム)、そして2020年に加入し今回がツアーデビュー戦となるソ・ドンソン(ベース)からなる、実力とビジュアルを兼ね備えた"青春バンド"としての魅力を大いに詰め込んだ内容で圧倒した。

N.Flyingのライブを一度でも見たことがある人は納得するだろうが、彼らのステージはとにかくパワフルで強烈。初の単独Zeppも、シングル「Amnesia」を引っ提げたこだわりのセットリストとその勢いに飲み込まれる。客席の手拍子も手伝って会場のボルテージはグイグイ上昇。キレのいいラップやボーカルの掛け合い、リズム隊の演奏も熱を帯びる。

終盤には直後に韓国カムバックを控えていた8thミニアルバム「Dearest」のリリースに先駆けて、タイトル曲「I Like You」を1フレーズだけ先行生演奏するというサプライズも。ファンを楽しませることを第一に考えたサービス精神に溢れたステージに、胸を揺さぶられる。

この日は、イ・ホンギら、FTISLANDの3人も駆け付け、2階席の最前列にいた彼らがメンバーたちと絡むひと幕も。イ・スンヒョプが「FTISLAND先輩が見に来てくれています。昨日のリハーサルにも来てくださったおかげで、今日いいライブができました。いつも見守ってくださってありがとうございます！」と呼びかけるとFTISLANDは立ち上がって手を振り、心強い先輩たちが見守る中、N.Flyingは日本初披露曲「Moonshot」を含む怒涛のラストスパートを駆け抜けた。

MCでは、これまでの日々を思い返す場面も。「2013年に初めてFTISLAND先輩のオープニングアクトに出させてもらってから、ずっとこの日を夢見てきました」とチャ・フンが語ると、「お待たせしてしまってすみません。でも今日、皆さんが来てくれて僕たちは本当に幸せです。今日は皆さんを幸せにできるように頑張ります」とジェヒョンも続ける。

イ・スンヒョプは「やっとN.Flyingが単独Zeppツアーです。待っていてくれて本当にありがとうございます。ここまで本当に長かった」と語り、「今のN.Flyingは最強！韓国でもたくさんライブをして強くなりました」と力強い言葉も。普段はギターやキーボードを弾く彼はこのツアーではボーカルに徹し、ツインボーカルの魅力を最大限に見せつけていた姿も印象的だった。そして、込み上げてくる想いをストレートに言葉にする姿からは、5人の誠実な人柄が伝わってくる。

さらに、日本のドラマ「君と世界が終わる日に」シリーズに出演していたジェヒョンが「おいしいお寿司を食べに行った」と日本ロケ中のエピソードを語ったり、チャ・フンが「THE IDOL BAND：BOY'S BATTLE」の出演を告げて他のメンバーに突っ込まれたりと。息ぴったりの軽快なトークも単独ライブならではの醍醐味だ。