首位獲得の「アチズ」ことATEEZがうさ耳ダンス！「ビルボード200」トップ10入りも反響を呼ぶ唯一無二の世界観

2023/01/18

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本国よりも欧米などの海外人気が高いと言われている"アチズ"こと8人組ボーイズグループのATEEZ(エイティーズ)。12月30日にリリースした最新作「SPIN OFF：FROM THE WITNESS」が、「ビルボード200(米アルバムチャート)」で2作連続となるトップ10入りを果たしたことからも、その世界的な注目度の高さを窺い知ることができる。

彼らの人気の理由は、ストーリー性のある独自の世界観をMVやパフォーマンスなどによって全面的に押し出していくスタイル。そんなコンセプチュアルな姿を、1月6日に韓国KBSで放送された"ミューバン"こと「ミュージックバンク #1146」のカムバックステージでも披露した。

ATEEZがカムバックステージを披露した「ミュージックバンク(字幕付き) ＃1146」
(C)KBS

この日の放送回で2曲を披露したATEEZ。まず新譜のタイトル曲「HALAZIA」では、MVでも着用しているモノトーンな衣装に身を包み登場し、ディストピアな世界を思わせる退廃的な雰囲気漂うセットでパフォーマンスを繰り広げた。

ダークで寂しげなサウンドから始まった楽曲は、盛り上がっていくにつれパフォーマンスもヒートアップ。持ち味であるエネルギッシュなダンス、吐き捨てるような力強いラップ、天才的な歌唱力を誇るマンネ(最年少)・JONG HO(ジョンホ)による圧巻の高音ボーカルなど、唯一無二のハードなステージングを披露し、世界を魅了する実力を存分にアピールした。

また「ビルボード200」で自己最高の3位に入った昨夏のアルバム「THE WORLD EP.1：MOVEMENT」の収録曲の中から、ワールドツアーでしか披露されていない「Cyberpunk」のレアなステージも。独特のフェロモンを発散する全身黒のファッションに身を包み、エレクトロなサウンドと低音が唸るサウンドに乗り、「HALAZIA」とはまた性質の異なる、キレのあるダンスパフォーマンスを展開。椅子を使った振り付けなど独特の表現も光っていた。

さらにウォニョン(IVE)の代役MCを務めたNMIXXのヘウォンとイ・チェミンによるインタビューコーナーにも出演した彼らは、"卯年"にちなんで「もし首位を取ったら"うさ耳"をつけてパフォーマンスする」と宣言。そして見事に1位となると、その公約通りエンディングではうさ耳姿でぴょんぴょんと跳ねながら「HALAZIA」を踊り、旺盛なサービス精神でファンを喜ばせた。

またこの日の放送には、NCTのユニットで、中国を拠点に活動を展開するWayV(威神V)もカムバック。カラフルなパンツが眩しいゴージャスなルックで登場し、韓国4枚目となったミニアルバム「Phantom」から同名タイトル曲を披露すると、しなやかなダンスや繊細な歌声などでファンを魅了した。

さらに3枚目のミニアルバム「INCENSE」を1月にリリースしたASTROのムンビン＆ユンサナによるユニット、MOONBIN＆SANHAも登場し、「Chup Chup」と「Madness」の2曲を披露した。ポップかつチャーミングな「Chup Chup」と、クールで色気に満ちた「Madness」、両極ともいえる楽曲で見せた幅のある表現力はさすがだった。