小越勇輝と近藤頌利、「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」への意気込みは満タン！「僕の役で空気が和めばいいな」

MCの平野良と2.5次元舞台を中心に活躍する人気俳優が、ここでしか聞けない本音トークを繰り広げる情報バラエティ「2.5次元ナビ！」。日テレプラスで4月24日から放送されている#73では、来月上演される「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」より、小越勇輝と近藤頌利がゲストでやってきた。

まずは、前回に引き続き番組リポーターを務めるナビ隊！ブルーの前川優希が登場。平野から「舞台に立った時にすごい！と感じた人」を聞かれた前川が小道具の作り込みについて触れたことから、舞台の裏方のすごさについてトークが盛り上がる。その後、蜷川幸雄の演出助手を長年務めた石丸さち子が手がけた話題の舞台「鋼の錬金術師」や、アーニャを演じる4人の子役の愛らしさが話題になっているミュージカル「SPY×FAMILY」の魅力を、ゲネプロや囲み取材の映像と共に紹介していく。

そしてゲストトークのコーナーでは、小越と近藤が番組初登場。意外なことに2人とも平野と共演したことはない。近藤と平野は2020年ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」で共演する予定だったが、コロナ禍で公演中止に。小越と平野は、ミュージカル『テニスの王子様』という共通項はあるものの出演時期が違うため、今回が初めましてだという。

主人公・越前リョーマ役で4年弱もの間、シリーズに出演していた"プリンス・オブ・テニミュ"の小越は、3歳でデビューし、なんと芸歴は今年で26年目。「おごたん」という呼び名を決めたばかりだったが、その年数を聞いた平野は「小越"さん"だわ」と驚きの表情を浮かべた。また、番組恒例である「デビューのきっかけ」の話題では、近藤が影響を受けやすくていろいろな職業に憧れた結果、「役者だったら全部やれるじゃん」と自ら劇団Patchへ応募したことや、自身が役者に向いていると感じた文化祭でのエピソードを披露した。続いては、ターニングポイントとなった作品について。小越は「芸能科がある高校に入ったタイミングでテニミュへの出演が決まったこと」と語り、忙しかった高校時代を振り返る。一方の近藤は、2年間のアンサンブル経験の後に初めて役をもらった「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」への思いを語った。

そして話題は、2人が出演する「『HUNTER×HUNTER』THE STAGE」へ。小越は一族を殺した幻影旅団への復讐に燃えるクラピカ、近藤は役者仲間からも性格含めぴったりの役だと言われる、医者を目指すムードメーカーの青年レオリオを演じる。原作ファンの平野が「ビジュアルが出た時、まんますぎて笑ったもん」と話すほどのキャスト陣の原作再現度の高さにも、注目が集まっている。収録時はまだ稽古前だったが、楽しみにしていることやこだわりたいことを聞かれた小越は、「ここからがスタートなので、4人が仲良くなって絆が深まっていくところ」と、ハンター試験で初めて出会うゴン・キルア・クラピカ・レオリオと、初共演である4人のキャスト陣の関係性をリンクさせて語った。近藤も、キャラクターとキャストが同じ関係性でスタートすることを喜び、「僕の役で空気が和めばいいな」と笑顔を見せた。また、平野は「まだ始まっていないのに続きが観たい。キメラ=アント編も、いつか絶対やってね！」と早くもシリーズ展開していくことに期待を寄せつつ、自分も出演したいとアピールを忘れない。

その後は、『HUNTER×HUNTER』にちなんだ質問で、ゲスト2人をさらに掘り下げていく。近藤がとある芸能人の大ファンであることが明らかになったり、「業者じゃん！？」と驚かれるほど小越がある食べ物を大量買いしていたりと、衝撃のエピソードが次々に飛び出したので、ぜひお見逃しなく。

取材・文＝中島文華