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2023/09/25

#ババババンビがいよいよメジャーデビュー!「一緒にもっともっと素敵な景色を見に行こう」

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#ババババンビ
#ババババンビ

アイドルグループ・#ババババンビが、9月27日(水)にリリースする「ゲイシャフジヤマ」で念願のメジャーデビューを果たす。

#ババババンビといえば、コロナ禍の影響によるデビューライブの延期、初出演の「TIF2020」は無観客、翌年の「TIF2021」は1日目が台風で中止、翌日のステージも出番10分前に突然の雷雨で中止など、不運続きで"日本一不幸なアイドル"と揶揄されるほど困難な道を歩んできたグループ。だが、不遇の環境にも腐らず地道なライブ活動を積み重ね、「TIFアイドル総選挙2022」では1位に輝き、2024年3月14日(木)には結成時から目標に掲げていた日本武道館でのライブ開催が決定するなど、逆境を跳ね返して成長してきた、いわば叩き上げの実力派だ。

そんな彼女たちがついにメジャーへ名乗りを上げる。メジャーデビューとなる9月27日に向けて、ヒット祈願の富士山登頂を成功させ、全国各地でのリリースイベントを行うなど、早くも気合を入れて精力的に活動している。

今回、メンバーにインタビューを行い、デビュー直前の心境やデビュー曲について、日本武道館でのライブへの思いなどを語ってもらった。

写真左から 岸みゆ、水湊みお
写真左から 岸みゆ、水湊みお

――メジャーデビュー発表から4カ月が経過し、デビュー日と曲名が発表できた時の感想を教えてください

岸みゆ「東京ドームシティホールでのワンマンライブでメジャーデビューの発表をさせていただいてから4カ月、『やっと皆さんに報告することができた!』という思いでした。楽しみに待っていて下さった皆さんに早く伝えたくてずっとうずうずしていたので、とっても嬉しかったです。皆さんの『おめでとう』とか『楽しみ!』といったたくさんの言葉を聞いて、夢みたいだったメジャーデビューが現実なんだなっていう実感も湧いてきました」

――「ゲイシャフジヤマ」というタイトルを知った時の感想と、楽曲を最初に聴いた時の感想は?

近藤沙瑛子「タイトルを聞いた時、まず"和"を連想しました。和風テイストの曲は今まで何度か経験があったので今回もそんな感じをイメージしていたら、聴いてみると全然違う雰囲気の曲でびっくりしました。曲の中でこんなに何度もコロコロと表情が変わるものは今までになかったので、聴いていてすごく楽しかったし、頭に残る中毒性のある歌詞とリズムも不思議な世界観に引き込まれるような感覚で面白かった印象です」

水湊みお「率直に『なんじゃこりゃ!?』と思いました(笑)。今までの#ババババンビには無い系統の楽曲だったし、歌詞もガラッと変わっていたので、すごくびっくりしました。正直、『みんなにどこまで受け入れてもらえるのか』という不安もありますが、新しいことに挑戦するのは好きなので、ワクワクもしています。新しい#ババババンビを楽しんでください!」

――聴きどころ、ダンスの見どころは?

水湊みお「指先から足先まで芸者さんを意識した振り付けだったり、富士山をイメージしたポーズだったりと、見どころはたくさんあります。ずっと好きだったCRE8BOYさんに初めて振付を作っていただいた曲なので、思い入れもあるし早くみんなに見て欲しいです。そして、個人的には今までで一番難しいラップにも挑戦したので、ライブでどう魅せられるか今から楽しみです!」

宇咲「人気のアイドルさんに振り付けをされているCRE8BOYさんに振り付けしていただきました。指先から足先、表情まで指導していただき、"みんなで揃える"を意識して今までよりもさらに一つ上の表現に挑戦しました。イントロのダンスは見ていたら一緒に踊ってしまいたくなるような踊りで、間奏では円になって宇宙と交信しているような振り付けもあったりと、楽しい振り付けが出てきたりするので、ぜひライブで一緒に楽しんで踊ってもらいたいです!あと、(小鳥遊)るいちゃんのパートの『わびさびわさび効いたでしょ~』の後の表情にもしっかり注目していただきたいです(笑)」

――レコーディングの思い出やMV撮影でのエピソードを教えてください。

岸みゆ「いつもよりたくさんの大人の方々がいらっしゃって、『これがメジャーか!』となりました(笑)。個人的に頑張ったポイントはラップです!いつもラップパートは全員歌唱してバランスなども見つつ誰が歌うか決まるんですけど、お家でも永遠にラッパー気分でたくさん練習したから(担当することになって)嬉しかったです。しかも、なんとラップパートは一発録りでOKいただいたんですよ!そのまま音源にもなっているので注目して聴いてみてください」

小鳥遊るい「MVは朝早くから深夜2時頃までかけての撮影でした。とにかくセットが本格的で、真っ白だったスタジオに突然キャバレーやお寿司屋さんが現れてびっくりしました。かなり長丁場の撮影だったので、空き時間におやつやお弁当をたくさん食べていたのですが、後半で『お寿司をたくさん食べるシーン撮影するよ!』と言われて、お腹いっぱいなのに何貫も食べちゃいました(笑)。あと、『るいちゃん、次はこれに着替えてね』と板前衣装を渡された時はすごくびっくりしました。『絶対似合わない!』と思いながら着たのですが、メンバーが『キッザニアみたい!かわいい!』とたくさん褒めて(?)くれたので良かったです」

近藤沙瑛子「曲のテーマが"馬鹿楽しい日本の文化"をコンセプトにしていて、少し間違った日本の文化、不思議な楽曲の世界観をそのままMVにしています。CGを使用したMVの撮影が初めてだったので、緑背景での撮影シーンはどんな風になるのかワクワクしながら撮影しました。"豪華"とか"綺麗"の他にもシュールで面白いシーンもたくさんあって、見応え抜群な作品になりそうだったので、完成が本当に楽しみです!」

水湊みお「MV用に衣装を作っていただいたり、セットを準備していただいたのは初めてのことで、メンバーみんなで『すごい!すごい!』とテンションが上がりっぱなしでした(笑)。お寿司に乗るシーンにかなり苦戦して深夜2時までの撮影になってしまったのですが、関わっていただいているスタッフの皆さんも優しくて、終始楽しく撮影を終えることができました」

宇咲「豪華なセットとCG合成に『すごい...。これがメジャーなのか...!』とみんなで感動していました(笑)。MVの中でお寿司レースをしているのですが、撮影中はただの箱に乗っていただけなので、どんな感じに仕上がるのか想像もつかなくて完成がすごく楽しみでした。

あと、カップリングの『あのねのね』では、重要な曲の始まりと終わりのパートを任せていただきました。歌詞をいただいた時、(担当パートを知って)嬉しくて驚きました。すごく素敵な今までにない曲で、とってもかわいらしくてすごく好きな楽曲なので、皆さんに愛される曲になったらいいな。レコーディングでは、元々予定していたレコーディングの日に喉の調子が悪く声が全く出ない状態だったので仕方なく日程を変更していただき、(レコーディングの)前日は一言も声を出さずに喉を休めてレコーディングに臨みました」

――デビュー日の9月27日は"世界観光の日"ということで、日本に観光に来た外国の方々にもお薦めの曲だと思いますが、もしメンバー5人で観光に行くとしたら日本のどこに行ってみたいですか?

岸みゆ「エジプトのピラミッドに行きたいです!以前、#ババババンビの冠番組『#ヤバババンビ』で、『あなたたちはピラミッドに行ったら売れるよ!』って占い師の方に言っていただいたので。ところで、日本にもエジプトってあるんですかね...?」

小鳥遊るい「奈良県です。大学時代に奈良に住んでいたのですが、観光にはぴったりの場所だと思うので。奈良駅付近ならおいしいご飯やかわいい雑貨店など案内できるはず!母校やお気に入りのかき氷屋さんにもみんなで行きたいな。あと、奈良公園にはシカもたくさんいるので、リアルバンビにみんなで会いたいです。いつかライブでも奈良に行きたいな~」

近藤沙瑛子「そんな日があること知らなかった!すごい!国内じゃないんですけど、ドイツかフランスに行ってみたいです。ヨーロッパに行きたい願望がずっとあるので。おしゃれなものを写真に撮って、かわいいカフェでおいしいものを食べて、サッカーとか観たいです!海外旅行は、絶対メンバーとかなえたいな」

水湊みお「温泉や"和"の雰囲気がすごく好きなので、メンバーとも行ったことがない京都に行ってみたいです。着物を着たり、神社に足を運んだり、おいしいご飯を食べたり...(笑)。あと、私がコロナ禍で上京してきたので、実は東京の観光スポットにほとんど行ったことがないので、東京のお薦め観光スポットをみんなに教えて欲しいです」

宇咲「世界観光の日!?そうなんですか?そんな日があったのですね!私は、ゆっくり京都の街を観光したことがないので、京都に行きたいです。修学旅行の気持ちで(笑)」

――「フジヤマ」というワードが入り"日本の頂を目指す"という意気込みも感じられるようなタイトルですが、「個人的にこれだったら日本一」だと思っていることは?

岸みゆ「寝ながら生きられる日本一です!この前、寝ながら"鶏皮さくさく揚げ"を食べていたみたいで、起きたら手に"鶏皮さくさく揚げ"を持っていてびっくりしました(笑)。あと、メンバーにもよく寝ながらご飯を食べているところや寝ながら歩いているところを目撃されているので」

小鳥遊るい「意外と真面目な大人ツインテール日本一です(笑)。グループではツインテール担当で毎日のようにツインテールにしているんですけど、同年代の友人は"ぱっつんツインテール"の子ってまずいなくて...。そのせいか、『ふわふわしてそう』『計算できるの?』と思われがちなんですけど、#ババババンビ唯一の理系で国立女子大学卒なので、真面目さには自信があります!真面目ゆえに"日本一"を気軽に名乗るのは難しいので、たくさん条件を付けてみました。これなら日本一になれる、かな...?(笑)」

――カップリング曲「BPM180」は「心拍数180」のドキドキする心情を歌っていますが、「最近、心拍数180になるくらいドキドキしたこと」を教えてください。

岸みゆ「取材中に(ヒット祈願で)富士山に登ることを突然伝えられた時です。BPM180超えました!」

小鳥遊るい「最近『ポケモンスリープ』で睡眠記録を始めたのですが、まだ使い方がよく分かってなくて、朝アラームが鳴らないというハプニングに見舞われた時です。『やばい!寝坊しちゃった!』と思いながら飛び起きた瞬間は多分心拍数180でした。実際にはアラームの10分後くらいに起きられていたので無事予定に間に合いましたが、『寝坊したかも!』の瞬間はいつまでも慣れません...」

――2024年3月14日の日本武道館でのライブに先駆けて、一足早く会場の下見をされていましたが、「ここに立つんだ」と思いながら訪れた武道館での心境は?

岸みゆ「私は武道館に訪れたのも初めてでした。武道館はデビュー当初からずっと言い続けた1番大きな夢で、自分の目で初めて会場を見渡した時、実感が湧いてきて『ここが#ババババンビのことが大好きな人達でいっぱいになるんだ』って考えたら、今までの道のりのいろんな景色が頭に浮かんできて嬉しくて涙が出そうになりました。あと約半年、みんなで一緒に武道館にたどり着きたい!ファンの皆さんと、最高の場所で最高の景色を一緒に見たいです」

小鳥遊るい「少し前に武道館でアイドルライブを観た直後だったので、その時の楽しい時間を思い出して『本当に武道館でライブするんだ!私たちにできるかな?』と不安な気持ちでした。いつも応援してくださる皆様に報告する時も、『まだ早いんじゃないか?5人で武道館なんて大丈夫かな?』と心配させてしまうことを懸念していました。けれど、(TIFでの発表時に)突然の雨が降ってずぶ濡れになりながらも私たちの重大発表にしっかり耳を傾けてくださる皆様の姿を見て、『頑張らなきゃ!』と火が点いたように思います」

近藤沙瑛子「今まで武道館でアイドルのライブを観たことがなく、スポーツを観に来た時以来でした。広い体育館みたいな場所なので、『ステージや客席がセットされている状態がまだ全然想像できないくらい大きいなあ。天井も高いなあ』みたいな感じでした。きっとどれだけ練習して自信をつけても、当日は今までの人生の中で1番緊張するんだろうなって思うし、武道館ってやっぱりそれくらい特別というか、すごくパワーを持っている場所だなって改めて思いました。ここに立てることは本当に当たり前ではないし、たくさんの方に支えられて立てることを忘れず、来年までに武道館というステージがもっともっと似合うアイドルに成長できるように、その過程から頑張っていきたいです!」

水湊みお「あの日はまだ全然実感が湧きませんでした。どこか他人事のような気持ちで...。でも、『TIF2023』のHOT STAGEでみんなにお知らせして、たくさんのお祝いの言葉をもらってからはどんどん実感も湧いてきて、『あと7カ月間、私たちに何ができるだろう?』って日々模索しています。立つだけの武道館じゃなくて、たくさんの人に愛されながら武道館に立ちたい!今はそう思っています!難しいこともいっぱいあるけど、あと7カ月。一生懸命頑張るけん、アイドルとしての成長を近くで見守っていて欲しいです!」

宇咲「圧倒されそうでした。『あと約半年でここにふさわしいアイドルに少しでも近づけるように、今できることを今まで以上にもっともっとやらないと...』とみんなそれぞれ感じていたと思います。緊張感はすごくありますが、楽しみはとても大きいです!今は何もないこの会場にステージが作られて、セットが立てられて、お客さんが入って...と想像しただけでワクワクしてきます。武道館に立てることなんてそう簡単ではない。だから、今回の武道館ワンマンは、メンバーみんな全力で挑みます!だからこそ、ファンの皆さんには、この日を見逃してほしくないです。ぜひ、少しでも興味を持ってくださっている方は来ていただきたいです。後悔させない一日にします!」

――最後に、メジャーデビューを楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

岸みゆ「最後まで読んでくださってありがとうございます。メジャーデビューや武道館が決まって、みんなの『おめでとう』とか一つ一つの言葉が『夢じゃないんだ。ちゃんとここまでみんなと来たんだ』って思わせてくれています。これまでも全部、いつも応援してくださる方が連れてきてくれた場所でもあるから、そんなみんなと一瞬一瞬を全部忘れられない思い出にしたいです!いつもありがとう。これからもたくさん幸せにするね」

小鳥遊るい「今回メジャーデビューする私たちですが、#ババババンビのコンセプトである"馬鹿騒ぎ"や個々の一生懸命さはそのままに、もっともっと幅広く活躍できるよう頑張ります!メジャーデビューをすることで全国各地をリリイベで回れるようになったり、たくさんのメディアに出させていただいたりと、嬉しいことがこれからも盛りだくさん。まだまだ未熟な小鹿バンビですが、メジャーデビューそして武道館ワンマンライブに向け、一歩一歩成長していくので、そばで見守っていただけると嬉しいです」

近藤沙瑛子「いつも応援ありがとうございます。メジャーデビューを発表してから約半年、やっと皆さんにお知らせができて嬉しいです。コロナ禍で活動に制限があった時期や、その中でも皆さんの応援があり支えがあってかなえられたことだと思っています。これからもリリイベなどのいろんな場所で、たくさんのファンの皆さんに会えるのを楽しみにしています!」

水湊みお「いつも応援本当にありがとうございます!9月末にはもうメジャーデビューしてるなんて夢みたいです...。メジャーデビューをすることで私たちが遠くなっちゃうかも、離れていっちゃうかもって思う人も中にはいるかもしれません。だからこそリリイベを通して、私たちの信念は変わらないよ、遠くに感じたら私が近くに行くよって伝えていきたいです。これからも一緒にたくさんの夢を見て、かなえていこう!みんな大好きだよ~!」

宇咲「#ババババンビの応援ありがとうございます!ついにメジャーデビューです。突然のメンバーの卒業もあったり、今までにもたくさんの困難をこのメンバーそして皆さんと乗り越えてきたから、これから先も5人と皆さんとなら乗り越えられるって思ってます。メジャーデビューすごく楽しみです!みんなもそう思っていてくれたら嬉しいな。これからも何事も全力で精一杯、5人で頑張ります。応援よろしくお願いします!一緒にもっともっと素敵な景色を見に行こう」

文=原田健 撮影=中川容邦

放送情報

メジャーデビューシングル「ゲイシャフジヤマ」
2023年9月27日(水)リリース

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