TOMORROW X TOGETHERの成熟した大人のムード漂うラブソング「Over The Moon」が反響！SHINee・ミンホ、J.Y. Parkらベテラン勢のカムバックも...

世界17都市を巡った自身3度目のワールドツアー＜ACT：PROMISE＞が成功裏に終わり、そのアンコールとなるソウル公演の開催直後の11月4日には7thミニアルバム「The Star Chapter: SANCTUARY」をリリースしたTOMORROW X TOGETHER。

11月30日(土)・12月1日(日)には日本でのアンコール公演も控えるなど、多忙なツアーと並行させながらカムバック活動を行っている彼らは、"ミューバン"の愛称で親しまれる韓国KBSの人気音楽番組「ミュージックバンク #1228」(韓国放送日：11月8日)にも出演を果たした。

■「The Star Chapter」シリーズの幕開け！TOMORROW X TOGETHER流のラブソング「Over The Moon」のパフォーマンスも...

鮮烈なデビューを飾った「The Dream Chapter」に始まり、「The Chaos Chapter」、「The Name Chapter」に続く4番目のシリーズ「The Star Chapter」の幕開けとなる本作。そのタイトル曲「Over The Moon」は幻想的なポップサウンドに乗せて、愛に染まった世界を歌うラブソングだ。

黒縁眼鏡が知的な印象のリーダー、SOOBIN(スビン)を筆頭に、全身モノトーンの衣装でグッと大人びたムードを漂わせたメンバーたちは、月光に照らされた駐車場を再現した大掛かりなセットを背景にパフォーマンスを披露。YEONJUN(ヨンジュン)のしなやかなダンスやTAEHYUN(テヒョン)の甘い歌声など、爽やかだが色気のあるTOMORROW X TOGETHER特有の魅力を存分にアピールしていく。

柔らかく微笑むBEOMGYU(ボムギュ)のクローズアップからスタートした「Forty One Winks」のパフォーマンスでは、グルーヴィーなサウンドに乗せた滑らかなダンスで成熟ぶりを見せつけた5人。

その一方で、HYBEの後輩であるILLIT(アイリット)のMINJU(ミンジュ)と俳優ムン・サンミンによるインタビューでは、"ミューバン"の第36代MCを務めていたSOOBINが時折、口ごもり、サンミンが名付けたポイントダンスのネーミングに微妙な表情をしてしまう場面も...。その妙に初々しいリアクションがまたチャーミングで、ステージとはまた違った素顔を覗かせていた。

■SHINee・ミンホ、J.Y. Parkら、ベテランならではの圧巻のソロパフォーマンス

またこの日は、TAEMIN(5thミニアルバム「ETERNAL」)、ONEW(3rdミニアルバム「FLOW」）、KEY(3rdミニアルバム「Pleasure Shop」)と、デビュー16周年を経てメンバーが続々とソロアルバムを発表しているSHINeeから、初のフルアルバム「CALL BACK」で約2年ぶりにカムバックしたMINHO(ミンホ)が出演した。

ピアノのポップなメロディが印象的な同名タイトル曲「CALL BACK」、妖艶な色気にあふれた「Came And Left Me」の2曲を披露し、ダンスや歌声、表情までガラリと印象を変えた表現力豊かなステージを展開。MCとのダンスコラボも飛び出したインタビューでは、新曲のPRも完璧で、常にMINJUやムン・サンミンの目を見ながらインタビューに答える姿など、成熟した大人の魅力が随所に溢れていた。

デビュー30周年を迎え、年末には記念コンサート「Still JYP」も控えている"レジェンド"のJ.Y. Parkも新曲「Easy Lover」を披露。モダンソウルファンクのサウンドに乗せて腰を回し、女性ダンサーと密着した刺激的なダンス、エモーショナルな歌唱で、危険な恋をテーマにした楽曲の世界観を表現した。

常に笑顔を絶やさずフレンドリーな印象のインタビューでも、手をひらひらと震わせる"相手の心に魔法をかける"ポイントダンスを披露する場面では、瞬時にセクシーな表情に一変するなど、アーティストとしての健在ぶりを印象付けた。

■"ドボイズ"ことTHE BOYZの新曲「TRIGGER (導火線)」が今週の首位を獲得！

今週のランキングで首位を獲得したのは、韓国9thミニアルバム「導火線」で7ヶ月ぶりにカムバックを果たした"ドボイズ"ことTHE BOYZ。

強烈なエレクトロ・ハウスから雄大なヒップホップへとドラマチックに変貌するタイトル曲「TRIGGER(導火線)」では、11人という大所帯グループならではの迫力満点のステージで、世の中に大きな波紋と変化を巻き起こすという強靭な意思を表現したメンバーたち。番組エンディングの恒例のアンコールステージでも、"THE B(ドビ)"への愛を叫びながら、その喜びを爆発させるアグレッシブな姿が印象的だった。

文＝HOMINIS編集部